皆さま、こんにちは!サニーリスクマネジメントです。
クラウドファンディング開始から2日、早速たくさんの方にご支援やSNSでのシェアやご連絡をいただいており、嬉しい限りです!皆さまの温かい応援、ありがとうございます。
さて、今日の活動報告では、本プロジェクトのプロジェクトオーナーについてのご紹介です。
サニーリスクマネジメントとは一体誰なのか、どんな人間なのか...?
来歴や私が危機管理を志したきっかけなどを交えながら、自己紹介ができればと存じます!
ざっくりと表すとこの4つが特徴的だと考えています!
早生まれの'02世代で、都内の大学で危機管理学を学ぶ21歳の大学3年生(2024年2月時点)です。
現在の危機管理コンサルティング事業「サニーリスクマネジメント」は2023年7月に東京都で開業し、約半年間、学業と並行して事業を展開しています!
学業と事業だけでなく、都内の市民ボランティアとして、災害時のボランティア受入をサポートしたり、地域の防災イベントのお手伝いをさせていただいたりする活動も行っています。
危機管理という新しくもニッチな分野と出会ったのは、今から数年前。私が中学生のときでした。
私にとって、危機管理の世界への入口は、サイバーセキュリティでした。
2010年代になると、スマートフォンの普及やソーシャルメディアの隆盛により、端末やインターネットがぐっと身近になりました。一家に一台パソコンがある、一人一台端末を持っている……そんな状態が当たり前になりつつあった時代です。
ITが広く普及しインフラ化した2010年代は、サイバー攻撃が激化した年代でもあります。
私がサイバーセキュリティに関心を持ったのは、とある情報番組での特集を見たことでした。その特集では、こんなことが取り上げられていました。
『サイバー攻撃は増加している、日本は世界各国から不正アクセスを受けている』
世界地図の中央にある日本に向けて、可視化された世界各国からの不正アクセスの矢印が一斉に流れてくる映像が目から離れませんでした。
私はこの事実を知り、中学生ながらに、不正アクセスによる情報漏洩や流出の被害を減らしたいと考えたのでした。
また、時をほぼ同じくして、都内の大学に危機管理を専攻できる学科が設立されることを知りました。その中にはサイバーセキュリティを専門的に学ぶカリキュラムも組まれており、私はその大学で危機管理とサイバーセキュリティを学ぶことを目標に中学・高校で勉学に励みました。
無事に志望大学に合格した私は2021年に上京し、いよいよ大学で危機管理を学ぶ日々が始まりました。この頃には、サイバーセキュリティだけでなく、長崎で熊本地震の大きな揺れを感じたことから災害にも関心を持っており、さらに2020年からの新型コロナウイルス感染症のパンデミックのさなかであったこともあり新興感染症にも興味を示していました。
大学1年生の基礎的な講義で危機管理の基本を学ぶ中で、私はいつしかこんな目標を持つようになっていました。
いつかCISOとして企業のサイバーセキュリティを支える存在になりたい!
CISO(シーソ)とは、Chief Information Security Officerの頭文字を取ったもので、日本語では「最高情報セキュリティ責任者」と呼ばれる、企業におけるサイバーセキュリティのリーダー的役職です。企業でのサイバーセキュリティの構築や運用、人員確保の権限を持つほか、関係各所との連絡調整を行うパイプのような役割も持ちます。
当時大学1年生だった私は、大学卒業後はIT企業に勤めながらサイバーセキュリティの見識を高め、遠い将来はCISOとして企業のサイバーセキュリティに関わることのできるような人材を目指そうと考えていました。
大学2年次になり専門的な科目を多く学ぶようになると、サイバーセキュリティについてさらに深く勉強するようになった一方で、以前から関心のあった災害や防災についても詳しく学び始めました。
国内外で発生した様々な災害を知っていく中で、私は衝撃の事実を知ることに……。それが、
東日本大震災関連倒産(震災関連倒産)
でした。東日本大震災では東北の太平洋側3県を中心に大きな地震と津波で甚大な被害が発生しました。震災では、被災地の企業が直接被災したことで倒産したただけでなく、被災地内外でサプライチェーンの混乱や寸断などの影響を受けたことで倒産した企業が多数存在します。企業防災の分野では後者を「震災関連倒産」と呼びます。
私が震災関連倒産について最も衝撃的に感じたのが、その影響の波及する範囲の広さと期間の長さでした。東日本大震災の発災から10年が経過していた2022年時点で、震災関連倒産は北海道から沖縄の各都道府県で発生しており、発災後10年でも震災関連倒産と認められた倒産が存在しているという現状に震災の影響の大きさを痛感したとともに、思わぬリスクの発現で倒産する企業を1社でも減らし、1人でも多くの人が安心して働くことのできる環境をつくりたいと考えるようになりました。
そこで私が着目したのが、BCP(Business Continuity Plan: 事業継続計画)です。BCPは、東日本大震災の発災以降から特に国内の大企業を中心に急速に取り組みが進んだ企業防災の手法のひとつです。BCPについて探求していく中で、倒産を防ぐ=事業を早期復旧/継続するためにはその戦略である計画が必要であるという信念を持つようになりました。
私は、大学2年次の夏から、企業防災の取り組みが比較的滞っている傾向にある、中小企業におけるBCP策定支援を中心とした危機管理コンサルティングを提供することを目標に、実現への道を模索しました。
当初は、コンサルティングファームや損害保険業界で企業防災に関わる仕事をすることを第一目標にしていたのですが、事業を構想する間にも日本や世界で様々な危機が発生しているのを目の当たりにして、その中で事業化に際して3つの指針ができました。それが、
1. 中小企業の企業防災の取り組みを促進するために地方で事業展開する
2. 防災だけでなく、サイバーセキュリティやコンプライアンスなど幅広い危機に対応できる危機管理を提供する
3. 低価格かつ柔軟なサービスで始めやすいものにする
というものでした。これら全てが実現できる企業はないか……。手始めに、私の地元である長崎で調べてみました……が、見つけることができませんでした。福岡や東京ならあるかな?とも考えたのですが、企業を探す中で、
"せっかく危機管理という新しくて公共性もある分野に挑戦するのなら、地元の長崎で起業して、地元に直接貢献したい!"
という気持ちを持つようになりました。そこでふと思い浮かんだのが、
中小企業に向けて危機管理を提供する会社が長崎にないなら、自分で作ろう!
というアイデアでした。この着想を得たことで本格的に起業を志し、本業の危機管理の勉強と並行して経営の勉強をしたり事業について深く考えたりするようになりました。そして、約1年間の準備期間を経て、2023年7月に、東京都で「サニーリスクマネジメント」を開業しました。
これが、私が危機管理の道を志し、「サニーリスクマネジメント」を立ち上げた理由です。
「サニーリスクマネジメント」は、危機管理を学び研究する主体としての私・事業として危機管理を展開する主体としての私・地域に根差して社会教育として危機管理を広めることで地域に貢献する主体としての私を集約した、いわば分身のような存在です。
サニーリスクマネジメントは、これまでに学び、経験して得た危機管理の知見を活かすことにより、迅速な復旧・復興、そして危機に強いまちづくりという側面から地域に貢献したいと考えています。
より多くの事業者のかたが安全に事業の展開や事業継続ができる環境づくりをサポートし、危機管理文化の定着により地域全体に安心を生み出すために尽力してまいります。
もし、少しでも共感いただけましたら、サニーリスクマネジメントのクラウドファンディングページへのご支援及びSNSシェア等のご協力をいただけますと幸いです!
プロジェクト開始直後から多くのかたにご支援いただき、開始から24時間以内に10%超の達成率となっています。また、SNSや口コミでのシェアにも多くのかたにご協力いただいており、ありがたく存じております!ご支援いただいた皆さま、お気に入り登録/閲覧いただいている皆さま、誠にありがとうございます。
サニーリスクマネジメントでは、今後もこの活動報告ページを通じて私自身や事業及び本プロジェクトについての情報を皆さまと共有してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします!