2024/04/08 12:00

2024年4月4日 4月に入って桜の花もほころび、能登も春らしい陽気が続いています。

一方で3/19に報告した災害復旧の現場は、仮復旧で車が通れるだけの道は開けてありますが、約半月経ってもまだ厳しい状態です。

このような現場では、人手不足から普段は主に造林や育林に携わる方々が、伐倒や搬出の慣れない仕事に従事していらっしゃいます。この日も「伐倒の現場は2回目」という若者がいて、慣れない上に普段よりずっと危険な作業に「緊張の連続で疲れる」「怖い」と言っていました。

いつ崩れるかわからない不安定な足場で、高枝切りチェーンソーを伸ばしたり、ワイヤーロープをかけながら、絡まった糸をほどくように慎重に作業を進めている様子に、ゴールの見えないもどかしさを感じ、彼らの安全を願わずにはいられませんでした。(スナ)