▼ 自己紹介
更家なおこ プロフィール
絵本道®︎ 主宰 絵本専門士、認知症ケア指導管理士
大阪芸術大学卒。
日産「童話と絵本のグランプリ」 優秀賞
アンデルセンのメルヘン大賞入賞他。
絵本作家を養成する専門学校で10年間プロ作家を養成。
NTTグループ研修部門にて講師・人材育成コンサルティング歴25年以上。
3.11~被災地で絵本の場づくりを
13年間継続する中「大人の居場所づくり」のメソッド「絵本道®︎ 」を確立。
全国で講演会・教室・イベント開催。
大人対象の「創作絵本教室」「絵本読み解き教室」「場づくり認定コース」
企業理念絵本制作事業
24年~認知予防プログラム「言葉サロン」展開
絵本制作プロデュース400冊以上。
絵本道®︎ 活動メンバー
絵本専門士、プロの絵本作家、画家、ピアニスト(音楽療法士)、
整体師、高校教諭、カラーコーディネーター、
保護司等で編成されている為、絵本イベントでは常に絵本原画展を併設。
イベントのテーマとなる絵本は創作絵本が中心。
舞台展開の場合も、人形・舞台・背景すべてオリジナル作品に
ピアニストが作曲した曲目で演奏。
被災地をスタートとして大人対象に活動継続してきた稀有な経験は、
マスコミでも多く取り上げられてきました。
▼ このプロジェクトで実現したいこと2つ
① 「絵本を使った場づくり」で被災地の「こころケア」をしたい!
3.11から一月後、全国から集めた絵本を東北に持参しました。
避難所で絵本を読むと大人がたくさん集まってきました。
「あたたかくてホッとする」と絵本で涙を流される様子を目の当たりにしたことで、
絵本は子どもだけのものではないと気付きました。
以来、東北各地の避難所や仮設住宅を訪ねては絵本を使った場づくりを続けてきました。
絵本の場で多くの方が本来の自分を取り戻し、
暗闇から少しずつ希望の灯りをこころに灯し始める瞬間を何度も見ました。
震災で壊滅した状況から復興に向けて物資や建物が整い始める頃、
人は疲れ果てた自分自身をいたわりたくても、
自分ではどうしてあげる事もできないのだということも現地で知りました。
自分だけが辛いのではない、
同じ土地のみんなが苦しんでいるから泣き言は言えない、と
こころの奥に見えない鍵をかけてしまう様子がうかがえました。
だからこそ、外部の者が被災地に行く意味があります。
13年間「絵本の場づくり」でこころケアをお届けし続けた私たちだからこそ、
今、これまでの経験をお役に立てる時だと実感しています。
② 「こころケア」のためにオリジナル絵本を制作し、届けたい!
我々絵本道のメンバーには、プロの作家が多く所属しています。
この13年の活動で被災地を含めた絵本イベントは100回を超えました。
つらいとき、苦しいとき、現地で求められているのはどんなひとときなのか、
どんな絵本がみなさんに受け入れてもらえるのか、数多くの絵本ワークショップ
から実感してきました。
今回は、その実績と経験から「こころケア」ワークショップのための
絵本を3冊制作して、現地に持参したいと考えています。
1冊は3.11~の活動のシンボルとして展開してきた絵本「道しるべ」を
リニューアルして活用したいと思います。
「道しるべ」は言葉すら出せなくなった暗闇にいる方々の気持ちを引き出す
効果があり「安心して気持ちが話せる場づくり」を東北のみならず全国
各地で届けてきました。
残念ながら絶版となっており、今回ワークショップ用に改定します。
他2冊は、何気ない日常の大切さをあたたかな視点で描いた作品です。
お子さんから高齢の方までどなたでも受け入れやすい入口となり
参加の方全てがお互いの気持ちを共有・共感できる絵本としてオリジナルで作りました。
今回はこれら3冊の絵本を最大限に活かすために、ワークショップマニュアルも
作成する事から、活動後は現地に寄贈し役立ててもらいたいと考えています。
絵本の場は、参加のみなさんを
誰1人とり残すことなくあたたかな世界にお連れする事ができます。
評価や判断から離れて、お互いに安全な距離を保ちつつ、
閉じ込めて来た気持ちを受け止め合える時間をお届けします。
「絵本を使って安心して気持ちが話せる安全な場」は絵本道®︎ の理念です。
だからこそ作れる唯一無二の『場づくり』とこころケアのためのオリジナル絵本で、
ぜひ「被災地のこころケア」をしたいと考えています。
▼ これまでの活動
私たちは東日本大震災震一か月後から現地に入り、全国から集めた絵本を
お届けしながら絵本を使ったこころの支援を展開してきました。
現地で痛感したことは、
「あまりにも多くの方が被災したため、安心して自分の気持ちを話せる場がない」ことです。
被災直後は物資支給や家屋の復興が中心ですが、
その後は"こころやコミュニティの復興が急務"です。
しかし、あまりにも多くの方が一度に経験したことのない
つらく苦しい状況に置かれたため、
気持ちを押し殺すように思いを抱えている方々が大半であることに気付きました。
人は目の前の事に振回されるうちに、悲しみや戸惑いをどうすることもできず、
こころの奥底に押し込んでしまうことを知りました。
多くの苦しみを抱え続けながら生きていくことはとても難しく、
暗闇に閉じこもることで家族や周囲の方々にも大きく影響が広がります。
ところが、絵本の場づくりをきっかけにして、安心して気持ちを話し出し、
その後どんどん内面から生きる力を蘇らせる姿を何度も目にしました。
絵本=子どもへの支援
と思っていた私たちは、まず「大人に向けてこころケアをすることが急務」だと痛感したのです。
大人が生きる勇気を持てない中では子どもが安心できるはずがないからです。
何度も東北に通ううち、
私どものささやかな活動だけではとても十分とはいえない事も気付きました。
そこで、いつでもどこでも、誰でも活用できるこころケアのツールとして、
絵本「道しるべ」を出版しました。
以降「絵本セラピーワーク」として全国で開催し、
「すべての大人に絵本の場づくりに大きな効果がある」
ことを提唱し続けています。
現在はそのノウハウを『絵本道®︎ 』に整理しました。
『絵本を使って安心して自分の気持ちを話せる場づくり』のノウハウを活用した
「大人向け絵本教室」や
「場づくりできる人材育成」も含めて、
芦屋・京都・大阪・東京・東北で展開中です。
また、全国からご依頼をいただき、
絵本の原画展イベントや絵本コンサート、
トークイベント、
自治体や教育施設で絵本を活用した防災意識の醸成や
こころケアのための講演会や研修をおとどけしています。
13年間東北で避難所や仮設住宅で絵本の場をお届けし続け、
2023年まで累計で数千名のご参加いただき
絵本イベントも100回を超えました。
「自分の身近な知人が困っていたら、自分に何ができるだろう」
活動の根底にはいつもこの問いがあります。
現地の学びを風化させることなく、
地域を巻き込みながら「自分の命と心は自分で守る」意識を醸成し、
復興支援の灯を絶やさない活動としてぜひご支援いただけましたら幸いです。
▼ 活動歴
2011年4月
東日本大震災~1月後、全国から集めた絵本3000冊を東北各地の避難所に届ける
2011年~2016年
被災地にて絵本を活用したこころケアワークショップ開催
(計80回 大人・親子 参加者のべ2,400名)
2012年~2023年
宮城・福島・山形・東京・大阪・兵庫・京都で絵本原画展・絵本イベント開催
(計60回 大人対象 参加者のべ 5,000名)
2015年~2023年
全国で絵本活動の講演:東北・東京・神戸大・高校、小学校・幼稚園職員
(計15回 参加者のべ700名)
2015年~2023年
活動ノウハウをもとにした絵本教室を東京・東北・関西で展開
(計150回 参加者のべ2,200名)
▼ リターンについて
5,000円ご支援のリターン|絵本作家の描いたポストカード6枚セット
10,000円ご支援のリターン|絵本作家描くイラストのエコバック1枚
50,000円ご支援のリターン|絵本道オリジナル絵本3冊・活用ブック
100,000円ご支援のリターン|
絵本作家描くイラストの原画(額入り)1枚と
絵本道オリジナル絵本3冊・活用ブック
※原画のサイズ※
にきまゆ:180×120 mm
許 書寧:100×148mm
藤岡美紗子:290×210 mm
※作家紹介※
にきまゆ|Instagram|https://www.instagram.com/nikimayu
許 書寧|Instagram|https://www.instagram.com/hsushuning/
|中国語ブログ|https://shuninghsu.wordpress.com/
藤岡美紗子|Instagram|https://www.instagram.com/misako_fujioka/
▼ スケジュール
4月~ 現地の現状確認と場所探し
6月 絵本3冊の編集と印刷
8月~被災地の状況を見ながら適切な場所を決め、
現地で「絵本を使った場づくりワークショップ」を提供
避難所・仮設住宅・仮設集会所・自治体施設・教育施設等開催
▼ 資金の使い道
交通費・宿泊費:約25万円
絵本制作・活用ブック制作:・印刷費:約45万円
チラシ製作費:約2万円
リターン関係費:約11万円
諸経費:約2万円
手数料(17%+税):145,945円
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing 方式で実施します。目標金額に満たない場合は、計画が実行されませんので
リターンのお届けはなく、お金はすべて返金されます。
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