初めまして
大阪府の大阪狭山市という小さな町で、小さな学習塾を経営しております、矢田 彬(やた あきら)と申します。
『「学ぶって楽しい!」を届けたい!』という思いの元、7年間務めた小学校教諭を退職し、2023年9月に大阪狭山市で「子ども達の3rd place学習塾『Playful G』」を開業しました。
いわゆる進学塾とは違う、子どもの居場所をコンセプトにした学習塾です。
今回、この学習塾の新たな横展開として、駄菓子屋さんをオープンしようと考えています。
学習塾で駄菓子屋さんという、本来交わることのない別業種を一緒にすることには、大きく2つの狙いがあります。
①子どもが集う、心温かい場所作り
私が、学習塾のコンセプトを「子ども達の3rd place」とした理由は、「子どもは地域で育てるもの」だと考えているからです。
しかし、今の時代、子ども達が気軽に立ち寄れる場所が少なくなりました。
公園ですら、バットやボール、大きな声を出すことすら禁止されている時代です。
また、今回の提案の駄菓子屋さんのような、気軽に大人と話せる場所も次々に無くなっています。
私は学習塾を経営しておりますので、学習塾の生徒に対してはいくらでも関わることができます
しかし、町中の子たちと関わることには限界があります。
そこで、より多くの子ども達や地域の方々に利用してもらえる場所を作ろうと思い、「駄菓子屋さん」のプロジェクトを立ち上げました。
元小学校の先生がやっている学習塾で、子どもが気軽に立ち寄れる駄菓子屋さんが併設していることで
1,子ども達が気軽に地域の大人と関わることができる
2,子ども達にとっても馴染みのある場所になれば、保護者も立ち寄りやすい
3,子育てや教育についての相談や話がしやすくなる
4,町につながりが生まれる
などといったメリットがあるのではないかと考えました。
②生活経験からの計算能力の向上
小学校の教員時代、経験を重ねるにつれて感じていた危機感があります。
それが
生活経験の少なさによる基本的学力の低下
です。
具体的には、
たし算と引き算の区別がつかない
およその見当がつかない
時計が読めない
などです。
買い物をするという生活経験が乏しい子どもは
「30円のチョコレートと20円のガムを買います。代金はいくらになりますか。」
という問題を読んで、たし算かひき算かを判断できないのです。
もちろんこれは、読解力が関わってくることは確かですが、そもそも生活経験があれば、感覚的にたし算であることは理解できるはずです。
そして、先ほどの問題が分からない子どもは、中学年になったときに出てくる
「30円のチョコレートを2個と20円のガムを3個買います。代金はいくらになりますか。」
が分からないし、高学年になったときの
「200円のジュースが2割引きで売っています。代金はいくらですか。」
が分からないのです。
これらはすべて、生活経験が豊富であれば、それだけで解決できるはずの問題です。
現代は、キャッシュレスで便利に決済できる反面、こういった生活に直結する計算が出来なくなりつつあるという問題もあります。
この問題を解決するには、実際に買い物をする経験を積むことが一番です。
そこで、子ども達だけで気軽に立ち寄れる駄菓子屋、そして店主が元小学校の先生であり現塾長であることで、代金の計算などの支援ができると考えています。
あの頃の駄菓子屋の役割
我々が子どもだった頃、どの町にも小さな駄菓子屋さんがありました。
皆さんにも、
放課後100円玉を握りしめて必死になって100円で買えるお菓子を選んだり
「おぉ!また来たんか!」と笑顔で迎えてくれる駄菓子屋のおっちゃんがいたり
「1個サービスや!」と飴玉をくれたり…
そんな経験があると思います。
そんな駄菓子屋さんは、この令和の時代にはすっかり見なくなりました。それにはたくさんの背景があると思います。
元々利益の少ない業態、スーパーやコンビニで何でも売っている時代、少子化やコロナによる販売減、仕入れ価格の高騰…
もちろんすべて理解も納得もできます。
しかし、町から駄菓子屋さんが消えた今、たくさんの失ったものがあると思います。
大人との関わり
地域の人との関わり
お金を使うことの有難み
子どもだけでの買い物の経験
…
改めて大人になって考えると、駄菓子屋さんは子ども達にとって、
・集合場所であり、
・目的地であり、
・学びの場であり、
・生活経験の場であり、
・自然と会話が生まれる場
だったと思います。
駄菓子屋さんは、ただの「おかしを売っている店」ではなかったのです。
「駄菓子屋さん」という気軽に子ども達だけで立ち寄れる場所をもう一度復活させ、子ども達の居場所づくりを進め、地域を盛り上げたいと願い、今回のプロジェクトを立ち上げました。
現在の準備状況
学習塾を経営しておりますので、来年度の塾生募集のチラシと一緒に今回のプロジェクトの告知します。
また、駄菓子屋の正式オープンは4月を予定しており、3月はプレオープン期間として塾生にのみ利用してもらいながら、問題点や課題をブラッシュアップしていく予定です。
4月には、塾でも新しいコースとして、放課後学童教室のようなものを開校する準備を進めています。
学童コースの子たちには、毎日金券を渡し、その金券で買える範囲のお菓子を選んでもらうことを考えています。
より多くのご家庭や子ども達に利用してもらえるよう、準備が進み次第、チラシ等で告知し、認知を広げていこうと考えています。
リターンはすべて、メッセージを送らせていただきます。
▶感謝のメッセージ
※支援して頂いたコースによって、内容は変わります。
今後のスケジュール
1月 クラウドファンディング開始
2月 仕入れ等準備・チラシ等による告知・クラウドファンディング終了
3月 プレオープン(塾生)・問題点の改善
4月 本格オープン
※リターンは4月の本格オープンの後に順次送らせていただきます。
ご支援しただいた資金は、全額、仕入れや広告費などに使わせていただきます
仕入れ・準備費:約11.6万円
広告費(チラシ等):約5万円
手数料(17%+税):約3.4万円
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
冒頭でもお話しした通り、私は、『「学ぶって楽しい!」を感じてほしい!』と願い、7年間務めた小学校教諭を退職し、学習塾『Playful G』を作りました。
この学習塾は、勉強が苦手な子も得意な子も、嫌いな子も好きな子も、「ここなら頑張れる!」と感じられる場所を目指し、「子ども達の3rd place」をコンセプトにしました。
このプロジェクトが、子ども達の3rd placeへの一歩となることを心より願っています。
小さな町の、小さな学習塾の塾長が、子どもの居場所づくりのために本気で動く姿を、どうか応援してください。
よろしくお願いいたします。
子ども達の3rd place学習塾『Playful G』塾長 矢田彬
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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