当社では、鉱山の坑道跡での坑道熟成ワインの取り組みに加えて、生ハムの熟成にも力を入れています。
2018年からワインの熟成を始めてからも、「熟成」をキーワードにその他の試行錯誤くり返してまいりました、中でも良い効果を感じたのが生ハムでした。
鉱山の坑道跡での生ハムの熟成は、温度が7.7℃から14.6℃の範囲でゆっくりと変動する環境を活かして行われます。坑道で熟成された生ハムは、他の生ハムと比較して熟成が進んでおり、格段に旨みや風味が豊かです。坑道環境が、生ハムの組織をゆっくりと熟成させ、肉の中に豊かな旨みを閉じ込めると考えられています。このような特別な環境で熟成された生ハムは、他にはない風味と質感を持っており、当店の自慢の逸品となっています。
坑道環境での生ハムの熟成は、坑道熟成ワインと同様に、独自の風味や質感を生み出すための特別な取り組みです。
足尾銅山の坑道育ちのワインと一緒に「生ハム」を楽しみください。
ぜひご賞味いただき、その独特の魅力をお楽しみください。
生ハムは常温で保存できます。
生ハムは冷蔵庫の無かった時代からの保存食として親しまれてきた。水分活性が低く、発酵食品であるため、保存にも優れています。さらに、生ハムの原木は真夏でも常温のままで保存され、カットされています。海外のバル(飲食店)等では、何ヶ月も生ハム原木を常温で吊して追熟させることが一般的です。
熟成している生ハム:ハモン・デ・トレベレス骨付生ハム原木 ハモンセラーノ フビレス村産