足尾地域は、超高齢化、少子化、過疎化、人口減少という重大な課題に直面しています。特に、私たちが最も早く直面した問題は人材不足です。2013年に「国民宿舎かじか荘」の運営を引き継ぎ、以来10年間「四季の彩りに風薫る足尾の宿かじか」として運営してきました。この期間、人材不足は経営に大きな圧力を与え、プロジェクトの進行に悪影響を及ぼし、地域の持続可能な発展に障害となっています。
人材は地域を支える根幹であり、その不足は足尾地域の復興と発展に大きな障害です。持続可能で活力のある地域社会を築くためには、人材不足を解決し、新たな力を地域に呼び込むことが急務です。
この挑戦に立ち向かうため、私たちは力をつける必要があります。観光産業を通じて足尾の歴史を再学習し、山林復旧の歴史を含めた環境学習をテーマにした旅を提案することで、地域の未来への希望を創出すると確信しています。皆さまの理解と支援により、私たちの取り組みはより大きな力を得て前進します。地域の再生と発展のために、引き続きのご支援とご協力を心からお願い申し上げます。
プロジェクトリーダー 小野崎一