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「須須(すず)神社の再建」と、それを核とした奥能登の「地域づくり」に支援を

能登半島地震で、被災した須須(すず)神社の再建と、それを核として、この地域を100年先も永続させるため、住民の心のよりどころであるキリコ祭りや、「新たな」発想で第一次産業を興すことにより、奥能登地区の「地域づくり」(地域コミュニティの新たな整備)を行うものです。

現在の支援総額

7,325,211

146%

目標金額は5,000,000円

支援者数

535

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/01に募集を開始し、 535人の支援により 7,325,211円の資金を集め、 2024/05/09に募集を終了しました

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「須須(すず)神社の再建」と、それを核とした奥能登の「地域づくり」に支援を

現在の支援総額

7,325,211

146%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数535

このプロジェクトは、2024/03/01に募集を開始し、 535人の支援により 7,325,211円の資金を集め、 2024/05/09に募集を終了しました

能登半島地震で、被災した須須(すず)神社の再建と、それを核として、この地域を100年先も永続させるため、住民の心のよりどころであるキリコ祭りや、「新たな」発想で第一次産業を興すことにより、奥能登地区の「地域づくり」(地域コミュニティの新たな整備)を行うものです。

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引き続きのご支援のお願い   ネクストゴールを設定しました。

 皆様のおかげで、500万円という目標金額に届くことができました。本当にありがとうございます。日々安寧を祈る私たちにとって、皆様からの暖かいお気持ちが何よりの励みとなっております。地域の皆様のほとんどが津波と揺れにより、地元を離れることとなり、不安の中からスタートしましたが、多くのご支援をいただき、心から感謝申し上げます。

 プロジェクトは残り数日、5月9日までとなっておりますので、少しでも安全な祈りの場が整備出来ればとの思いから、新たにネクストゴール700万円の目標を設定することといたしました。

 まだ、水道も通じておらず安心して暮らせる日は、まだまだ時間が必要ですが、この地震を契機として将来を見据えて改善しなければいけないこと、これまで通り守るべき能登の良さを再確認して進めてまいりますので、どうか引き続き、暖かいご支援をお願いいたします。

プロジェクトの実行者について

 須須(すず)神社のある珠洲(すず)市は、壊滅的な被害を受けました。珠洲市は全国の市の中で3番目に高齢化が進んでいるところです。その珠洲市において一番先っぽにある須須神社と集落の若手有志が立ち上がります。私たちは諦めません。どうか、大震災と超過疎化、高齢化の中にあっても、小さくても明るい未来を作っていくため、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

震災前の拝殿(高座宮)


須須(すず)神社とは?

 須須神社は、第十代崇神天皇(約2100年前)に、能登半島最北端の山伏山(鈴ヶ嶽)に創建され、天平勝宝年間(約1200年前)に現在地に遷座したとされています。国史「三代実録」や「延喜式」にも記述されており、源義経や弁慶の伝説もいい伝えられております。江戸時代には加賀藩前田家の御祈願所とされておりました。高座宮と金分宮をあわせて須須神社と申します。


震災前の境内

 江戸時代の社伝には、伊勢神宮を中心として、鹿島明神は東方に、大社(出雲大社)の神は西方に、熊野権現は南方に、そして三崎権現「須須神社」は北方にと、日本国の「四角一方の鬼門の守護神」とされており、災難除けの霊験あらたかなお社です。

御祭神は
天津彦彦火瓊瓊杵尊(アマツヒコヒコホニニギノミコト)
木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
美穂須須見命(ミホススミノミコト)

 天津彦彦火瓊瓊杵尊さまは伊勢神宮の天照大御神さまの孫にあたり、天孫降臨をされ我が国を統治開発された神さまであります。五穀豊穣の神様
 木花咲耶姫命さまは草木を芽吹かせ万物を繁茂させる御霊験あらたかな神様。繁栄の象徴とされています。神話の中でも絶世の美女とされる美しい女神さまです。

 ご夫婦の神様をお祭りしていることから、縁結びの御利益、その縁は男女の縁を結ぶだけではなく、「生成化育・修理固成」(生み育て、造り固め成す)という神業を実践され、子孫繁栄の道を開かれた神さまです。
 須須神社の名前の由来となりました美穂須須見命さまは、出雲の國の大国主さまの娘にあたる神さまで海の守り神と云われています。この地に美穂須須見命さまが鎮座されていることは、いにしえの神話の時代からこの能登半島の最先端部が日本海の海上交通の要所であった証といえます。
 代々奉仕してきた猿女家は、「日本書紀」によると祖先は、神事芸能の祖神である天鈿女命(アメノウズメノミコト)とされており、宮廷神事に技を演ずる俳優(わざおぎ)であったと言われております。

大神さまが降臨された際に連れてきた獅子が岩になった伝説
がある獅子岩前(左向きの獅子の顔に見えますか)で復興祈願祭

 また、日本海に突出した能登半島の最先端部は、暖流と寒流が交差し影響を受けた「すずみさき」と呼ばれた聖域であり、日本を代表する3大パワースポットとも言われております。そこに鎮座する須須神社の社叢は国の天然記念物であり能登半島国定公園の特別地域にも指定され、「神域」を守ってまいりました。地域の宝である国重要文化財(木造男神像)や県指定文化財(須須神社文書)を所蔵するとともに、秋には日本遺産のキリコ祭りを実施してきました。

寺家のキリコ祭り 渡行の様子

このプロジェクトで実現したいこと

 私たちには、能登半島地震で被災した須須神社の将来を見据えた再建と、この地域が永続していけるためのコミュニティづくりを行います。今後の計画は、大地震及び津波被害を受けた氏子地区の復興と切り離して考えることが出来ません。安全な祈りの場にするため神社の修繕を段階的に進めながら、伝統ある日本一の高さを誇るキリコによる祭りを継続し、併せて「新たな」発想の第一次産業を興すことにより、創建3000年を目指して永続できる「地域づくり」を実施したいと考えています。まずは「地域づくり」のスタートとして、地域住民や思いに共感する方々が集える施設のリフォーム等を行います。

キリコ祭りのお神輿

「神社」と、「産業(第一次産業など)」、「宗教法人(寺社など)」、「自然遺産(パワースポット)」、「住みやすさ(高齢者・障害者施設)」、「歴史(文化遺産)」、「デジタル化(AI活用)」、「SDGs」などの新しい連携・共生を目指し、「地域づくり」を実施していきます。私たちは、地域住民ファーストで、地域の復興を目指します。提供いただいた支援金は、全額、神社の修理費用と「地域づくり」をスタートする集う場所のリフォーム等の費用に充てさせていただきます。

(次の被災箇所のうち、皆さまが安全に参拝できるように計画的に修繕を実施します。)

倒壊した第2鳥居

倒壊した第1灯篭

<第一期計画>(修繕費用 概算2千万円 下記1~4)

1.高座宮の本殿・拝殿・神輿格納場所の基礎・壁・傾き改善等補修
2.河下社、手水舎の再建

3.灯篭、狛犬、鳥居の補修

4.「地域づくり」のスタート場所の再整備(同志の集う場所)

(地域住民やボランティアの方々等が安心して集える場所の再整備、既存建物のリフォーム等を予定)

 クラウドファンディングでは、まず500万円を目標金額にいたします。(神社修理費用400万円、「地域づくり」集う場所のリフォーム等費用100万円を予定)

※国等の復興支援策もまだ明確になっておりませんが、公費で賄えるものは、十分に活用し、行政の手の届かないところに経費を充当してまいります。


境内から海側の状況第3鳥居の亀裂

               倒壊した手水舎

<第二期計画>(修繕方法及び概算金額調整中)

5.金分宮の再建(本殿、拝殿、鳥居、狛犬、灯篭など)
(※3月20日 緊急応急措置を実施)
6.高座宮の鳥居、授与所等を含む再建など

(1)須須神社の被災個所

 ア.高座宮(たかくらぐう)・本殿・拝殿の歪み補修、扉修理、部材修理。神輿格納場所の傾き補正、基礎部分改修、壁補修など全面補修。宝物庫の耐震補強。・手水舎の再建、白山社の補修、河下社の再建、神輿蔵・授与所の再建、社務所の屋根瓦補修・歪み補正・窓・扉の全面補修・第3鳥居の補修・耐震補強、第1・第2鳥居の基本計画策定、灯篭の再整備24基(11対他)、狛犬6体(3対)の修理、入口広場(兼駐車場)のクラック補修(地盤改良要)

神輿格納場所

   

イ.金分宮(きんぶんぐう)

 ・本殿(建て直し)、拝殿の全面修理・耐震強化、参拝路の再整備・バリアフリー化、鳥居再建、狛犬・灯篭再建。駐車場整備(将来的に休憩場所等整備を含めた再整備計画を策定予定)

(元通りに復興するには、概算約1億円以上必要となることが想定されますが、当面は第一期計画のできるところから行うともに、余震の状況(大きさ、回数など)をみながら、地域住民の生活安定化とともに計画的に復興を目指します。)

金分宮入口金分宮鳥居から海側  

金分宮の本殿

金分宮の本殿

(2)地域づくりの方向性

  地震前の昨年12月現在で、珠洲市の人口は現在1万3千人弱であり、高齢者率(65歳以上)は、全国の市だけをみると、3番目に高い率(51.7%)となっています。国立社会保障人口問題研究所の資料によると、2050年には人口が約5千人(現在の40%以下)となると推計されており、それが、今回の地震で急速に進むこととが想定されます。今回の地震では約6000戸の住宅のうち、全壊2500戸(40%)とも言われており、もとどおりの住宅再建は困難な状況であり、これまでと同じ方法では、地域も神社も維持・存続が出来ません。将来にわたり継続可能な集落形成が必要なことから、100年先も永続できる「地域づくり」を須須神社の再建及びキリコ祭りの実施とともに、安心して集える場所の設置を行い、「新たな」発想による第一次産業を興すことなどにより産業を創出し、地域のコミュニティづくりを行います。

(新たな提案として、例えば、空き家を利用したキリコ祭りの実施や産業創出への活用。同じ地域にある日本3大パワースポットと呼ばれる「青の洞窟」、「ランプの宿」様と連携した復興計画、須須神社奥宮のある狼煙地区と共同した復興なども提案していきます。)


(3)当該地域の観光施設さま、寺社さまとの共生

 能登半島全体の復興を目指し、奥能登地区の観光施設さま、お寺さま、神社さまなどからご賛同いただき、一緒に復興を目指したいと考えております。


プロジェクト立ち上げの背景

 ●平成19年3月25日 能登半島地震 震度6強(旧門前町等の被害が甚大)

 ●令和4年6月19日 珠洲市を震源とする地震 震度6弱 第一鳥居のズレ、灯篭等の被害あり

 ●令和5年5月5日 奥能登地震 震度6強 第一鳥居倒壊、灯篭等がほとんど被害あり

 ●令和6年1月1日 能登半島地震 震度7及び津波 金分宮本殿(全壊)、手水舎倒壊、河下社倒壊、高倉宮神輿格納場所、社務所、第二鳥居倒壊、灯篭等 全てに被害あり

 約1200年前から現在地にある須須神社は、地域の人々によって守られてまいりました。これまで令和4年から度重なる地震によって大きな被害を受けてきましたが、支援者の皆様や地元崇敬者様のご支援により建て直して参りました。しかし、令和6年元旦の能登半島地震による大きな揺れと津波により、地元である寺家地区における多くの家屋が倒壊し、地域コミュニティは壊滅的な打撃を受けました。今回、改めて、クラウドファンディングにより全国の皆様のご支援をいただき、神社の再建と祭りの実施を通じて、地域の絆を取り戻すきっかけとして、奥能登の「地域づくり」をスタートする場所(新たな人材を受け入れる施設)を整備し、第一次産業等の事業化により、新しい「地域づくり」を行います。1/2 神社境内から海岸1/2 金分宮前参道付近

1/8 寺家(下出)地区1/20 寺家(下出)地区 寺家(川上本町)地区

 寺家(川上本町)地区

 寄り道パーキング 寺家付近 県道大谷狼煙飯田線(塩津上野)

 寺家(塩津上野)地区 寺家(大浜)地区リターンについて

 お礼と復興状況やプロジェクトの進行情報などを定期的に報告いたします。また、須須神社オリジナルの2種類の御朱印やお札、特別な身代わりの守り(パワーストーン)、心願成就の御祈願などご用意しております。

 さらに、希望される方の名板を奉納いたしますので、ライフラインが整った際には、ご参拝いただきご確認いただきたいと思います。


実施スケジュール

このプロジェクトの実施スケジュールは以下の通りです。

・2024年1月  :有志による「プロジェクト開始」
・2024年3月  :クラウドファンディングの開始(資金調達の活動本格化)  

         :祈年祭・春祭り
・2024年中   :須須神社の修理実施、

         :「地域づくり」集う場所のリフォーム等開始
     7月頃 :リターンの開始

        (お礼と状況報告から順次、準備が整い次第行う予定です。)
     9月  :秋祭り(キリコ祭り予定)
・2025年4月〜 :第二期計画開始

※ 「須須神社の再建」と奥能登地区の「地域づくり」には、多くの時間と労力が必要となりますが、余震の状況、ライフラインの復旧状況、配送事業の回復、工事施工業者との調整等により、計画が前後することが想定されますのでご理解をお願いいたします。


最後に

 第38代 宮司挨拶

 令和6年能登半島地震により、大切なご家族を失われた皆様に対しまして、謹んでお悔やみを申し上げますとともに御霊の平安をお祈り申し上げます。また、被災された皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。そして、日々被災地に思いやりと支え合いの心で被災者支援、災害復旧作業等献身的にご尽力いただいている全ての皆様に感謝と御礼申し上げます。
 まず、元旦に当神社の初詣にご参拝いただき集荷場などに避難された全員が、ご無事にご家族のもとに帰宅されますことをお祈りすることから始まり、今は被災された皆様に心穏やかな日常が一日も早く訪れることを祈り続けております。この地震により、生まれ育った寺家地区は、ほぼ壊滅状態であり、将来の見通しが立たないまま不安な日々を送っている方々が多くおられます。神社の被害も大きなものですが、新たな「地域づくり」なくして、神社の再興はありえないものと考えております。宗教法人には行政の支援はなかなか難しいなか、何か出来ることをしなくてはと思い、能登半島の最北端から「神社再建」と「地域づくり」の復興ののろしをあげさせていただきます。   

権禰宜挨拶

 震災後も毎日、拝殿において朝夕に神楽太鼓を叩き、地域の皆様の健康と安全をお祈りしております。これまでも度重なる地震にご支援いただいた皆様にも、十分な感謝の想いや近況報告も出来なかったことをお許しください。重ねてのお願いで心苦しいところですが、このクラウドファンディングは、単なる神社の再建にとどまらず奥能登地区の「地域づくり」を目指し、須須神社の再建を通じて被災者のふるさとに戻りたい思いを実現するためのものです。地元の有志たちが取り組むこのプロジェクトにご支援いただくことで、地域全体の元気につながります。ぜひ、このプロジェクトに賛同いただき、ご支援いただけると幸いです。皆様の温かいご協力を心よりお待ちしております。




支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • ご提供いただいた支援金は、全額、神社の応急措置修理費用と「地域づくり」計画策定準備費用に充てさせていただきます。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

もっと見る
  •  令和6年3月1日からクラウドファンディングを開始し、5月9日に募集期間が無事に終了いたしました。その間、皆様から多くの支援と暖かいお言葉を頂戴いたしました。本当にありがとうございました。また、このクラウドファンディングの作成にお力添えをいただきました皆様にも感謝いたします。5/3境内境内の整備は、これからですし、被災した寺家地区は、5月6日に給水管に通水が始まりましたが、今後は、倒壊した家屋は解体作業とともに、残った家屋は補修も進める必要があります。奥能登の将来を考えるコミュニティの組織強化を本格的に実施するとともに、コミュニティを継続するために、「なりわい」を起業してまいります。5/3高座宮拝殿今後とも<活動報告>を行います。今後ともお力添えをよろしくお願いいたします。https://www.instagram.com/suzu_jinjya/ もっと見る

  • ネクストゴールを達成させていただきました。ありがとうございました。ご支援いただきました思いを少しづつ形にしていきたいと思います。今後の活動もこのサイトで報告してまいりますので、今後ともご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。(追伸:珠洲市様、名古屋市様を始めとする皆様のたゆまぬ復旧作業によりまして、5月6日午後に水が少しだけ出るようになりました。漏水箇所も発見です。思っていた以上に早く感謝いたします。) もっと見る

  • <キリコ祭り開催に向けての募金活動について> 石浦神社(金沢市本多町)境内地において、4月27日から5月6日まで、特別御朱印や長田接骨院の臨時開設 、お守り・土鈴・寺家産わかめの供与、小型キリコ模型や写真展示を行い募金活動を行いました。多くの方々から支援及び応援いただき、今後の復興に向けて、元気をいただきました。まず始めることの大切さを痛感いたしました。ご支援いただきました皆様、急な申し出にご協力いただきました、石浦神社様、阿武隈クラブIITATE様、手速比咩神社様をはじめとする関係各位に感謝いたします。ありがとうございました。臨時 長田接骨院(マッサージ代は全て募金箱へ) もっと見る

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