八坂神社の鳥居が完成しました!このたびは、「令和6年能登半島地震で倒壊した4つの鳥居の再建」を目的としたクラウドファンディングにご支援・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。皆様からの温かいご支援のおかげで、第一弾として 八坂神社の鳥居 が(有)中島ビニール加工様のご協力により、5月中に無事完成いたしました。そして、6月1日には「鳥居再建奉告祭」が執り行われ、新たな鳥居が地域の皆さまにお披露目されました。北陸中日新聞記事北国新聞記事あばれ祭と八坂神社について7月第1金曜・土曜日に開催される「あばれ祭」は、八坂神社の夏季例祭です。宇出津には産土神社として、氏子が所属し神職が常駐する「白山神社」と「酒垂神社」の2つの神社があります。一方、八坂神社は神職が常駐しておらず、疫病鎮圧のため寛文年間(1664年)に創祀され、住民の息災と生業の繁栄を願う宇出津全町の崇敬神社として、両宮の入合(いりあい)のもと奉仕されてきました。あばれ祭の1日目は、午前7時より八坂神社にて御神事が行われ、それぞれの宮司により御霊が社殿から神輿へと遷されます。その後、2基の神輿は鳥居をくぐり、それぞれの氏子町内へと向かい、2日間かけて宇出津全町を巡ります。2日目には、キリコに伴われた2基の神輿が「入り宮」のため八坂神社に戻る途中、川や海、松明の火の中へ投げ込まれたり、地面に叩きつけられるなど、激しく暴れます。そして、再び鳥居をくぐり境内に入ることで、祭りは終了となります。今後の鳥居再建について残る3つの鳥居については、各神社と日程を調整のうえ、順次施工される予定です。現在のところ、今年のあばれ祭終了後に順次着工する見込みです。また、クラウドファンディングでお寄せいただいたご厚志は、両宮(白山神社・酒垂神社)へも責任を持ってお渡しいたしました。あと3基の鳥居が完成したあかつきにも報告させていただきます。皆さまのご支援が、地域の伝統と信仰を次世代につなぐ大きな力となっています。心より感謝申し上げます。今後の進捗も引き続きご報告させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
能登半島地震 の付いた活動報告
ご支援いただきました皆様へ昨年実施いたしましたクラウドファンディング「能登半島地震で鳥居が全壊。神社の鳥居を復活させて、祭りの誇りと絆を取り戻したい。」につきまして、382名の皆様より総額5,639,250円のご支援を賜りました。心より御礼申し上げます。このたび、ようやくその成果をご報告できる段階となりました。クラウドファンディング終了後より、皆様からの温かいご支援を胸に、新しい鳥居の主材料の選定や製作にかかる費用の検討を進めてまいりました。4基の鳥居は、それぞれの神域への参道に立ち、神域と俗世を区切る重要な役割を担っておりました。しかしながら、ご承知のとおり、令和6年能登半島地震により、脆くもすべてが倒壊してしまいました。昨年の祭礼時には、仮設として竹製の鳥居を設置し、神域との結界といたしました。それでも、その鳥居をくぐる人々は一礼をして神社へ参拝されており、鳥居の存在がいかに大切なものであるかを改めて認識いたしました。その後、それぞれの神社で協議を重ね、この3月には八坂神社奉賛会・白山神社総代会・酒垂神社総代会が集い、再建について具体的に検討いたしました。候補となる材料は多岐にわたり、御影石などの石造、ヒノキなどの木造、鋼鉄製に加え、新素材として硬質塩化ビニール製の鳥居の紹介もありました。そうした中、酒垂神社の加藤宮司より次のようなお話がありました。「鳥居の起源には、天照大神が天岩戸にお隠れになった際、神々が鳥を木にとまらせて鳴かせ、戸を開かせたという神話があります。このとき鳥がとまっていた木が鳥居の原型だという説もあり、したがって、素材にこだわる必要はないのです。」「また、正月元旦の午後4時10分に発生した地震で鳥居は粉々に倒壊しましたが、参拝者がいたにもかかわらず、誰一人としてケガがなかったことは何よりでした。」これらのお話を受けて、私たちは改めて鳥居の本質と、その存在意義について深く考える機会を得ました。今後も発生しうる災害への備え、氏子の皆様へのご負担、そして現代の生活環境を総合的に考慮した結果、最終的に「硬質塩化ビニール製の鳥居」を採用することを決定いたしました。外観は石製や木製の鳥居と遜色なく、強度や耐候性にも優れ、長期的な耐久性を兼ね備えている点も、大きな決め手となりました。まずは、あばれ祭の出発点であり、最終目的地でもある八坂神社の鳥居の再建に着手いたします。そして、各神社において、今年も開催予定のあばれ祭(7月4日[金]・5日[土])に間に合うよう、施工日程を調整しながら、順次再建工事を進めてまいります。鳥居が完成した際には、改めて皆様へご報告申し上げる予定です。今回の鳥居再建は、皆様の温かいご支援なくしては成し得なかったことです。改めて、心より御礼申し上げます。鳥居は、単なる構造物ではなく、神域への入口として、地域の誇りや信仰心、そして人と人との絆を象徴する大切な存在です。新たな鳥居が、これからの地域の未来を見守り、次代へと受け継がれていく象徴となることを、心より願っております。ここに今回ご支援いただきました支援金の使い道の詳細をご報告いたします。酒垂神社の2つの鳥居については、酒垂神社様自体が独自でのクラウドファンデングを実施されていた事などもあり白山神社様と同額でよろしいとの申し出により同額となりました。今後とも、変わらぬご支援とご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。本当にありがとうございました。あばれ祭運営改善協議会 事務局長 諸角浩司
【能登半島地震復興支援!!復興応援特別演舞】早乙女太一さんが率いる劇団朱雀が「あばれ祭」のために結成されたチームとともに、完成間もない大屋根広場ステージにて復興応援特別演舞で会場を盛り上げます。〈日時〉令和6年7月5日(金)20時15分~20時40分(予定)〈場所〉大屋根広場(旧能登町役場跡地)※観覧無料(席等はありません。立ち見となります。)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000145077.html私達の行っているクラウドファンディングを応援して頂けることになにりました。今回の被災を絶対に風化させないために、福祉とエンタメ、祭りと地域の融合による「まちおこし」という復興支援のスタート!あばれ祭を継承するにあたり、大事な鳥居再建を目指すクラウドファンディングも応援!
令和6年あばれ祭のポスターが出来上がりました。これまでのポスターは観光誘致の目的もあり、少しでも多くの人にあばれ祭に来ていただきたいとの事から、現地までの地図などの情報も載せておりました。しかし、本年のポスターは能登半島地震の影響もあり駐車場等の用意もできないため、地元も人たちへの復興祈願を込めたポスターとなっております。能登町外へのポスターの配布や掲示を積極的に行っておりません。




