◯個室食事会場を作りたい!あづま荘は元々お部屋出しが基本の食事形態で長く運営してきました。時代の流れか、プライベート空間である客室に入られる事を嫌がるお客様や、匂いが残ってしまうことで部屋を変えて欲しいと言われることも少しずつ増えて来たと感じています。特にコロナ禍での食事提供は難しく、個室需要が一気に高まったのではないでしょうか。小さい子供がいると個室が良いというのは私も強く思っており、お部屋以外で食事の付加価値を高めるにはやはり個室会食場を設けるのが最適解だと、昨年工事に踏み切りました。大広間の半分を使い、6室の食事会場を造成することができました。旅館ホテル業界、飲食業界で問題となっている慢性的な人手不足は、あづま荘にとっても頭を悩ませている所ですが、お客様の滞在環境、宿泊付加価値を高められるよう、今後も邁進して行きたいと思います!〇あづ叶、最終回でした!ご覧いただきありがとうございました!そして、今回をもってあづま荘で叶えたかった10のことシリーズは完結です。9個しか叶えてないじゃん!と思う方もいらっしゃるかと思いますが…10個目はもちろん、今回の西館改装&シアタールームの設置です!先日、目標金額の300万円を突破して、無事プロジェクトは成功できそうです!皆さま、本当にありがとうございます!残りわずかですが、最後まで走り抜けますのでこれからもよろしくお願いいたします!
あづ叶 の付いた活動報告
◯館内の空調設備を水冷(チラー式)から空冷(エアコン)に内部設備の話題で分かりづらいかもしれませんが、私が入社当時から叶えたかったことダントツ1位はこのエアコンの切り替えです。皆さんももしかしたら見たことがあるタイプの空調ではないでしょうか?元々あづま荘の空調設備は水を冷やし、循環させることで冷たい風を各部屋に出す水冷式空調でした。これが、老朽化や日本を脅かしている猛暑の影響で、夏場の客室が冷えない冷えない・・・。何度お叱りを受けたか分かりません。また、空調の清掃も1台1台分解して行うため時間と労力がかかり、スタッフの負担も青天井でした。暖房から冷房への切り替え工事も必要で、5月ごろ暑くなっても、まだ切り替えしていないため冷房が使えない、そんな不便な状態でした。こちらも、宿泊費用をいただいて客室設備がお客様の日常生活より低水準であることは申し訳ないと思う日々。しかし、根本的な解決を行うには全室のエアコンを変える必要があり、何千万円も費用が発生する…。長い年月をかけて計画し、経営負担にならないよう都度補助金も活用しながら、昨年全ての箇所で空調の切り替えが完了しました!空冷式に比べ圧倒的な電気代のコスト削減、生産性の向上、お客様の満足度向上に直接つながった私の叶えたかったことです。
昨年のクラウドファンディングでもご支援いただきました、湯上がりラウンジと貸切風呂の造成は長年の夢でした。その夢は子供が生まれるとなおさら強くなり、補助金など様々な縁があって工事に踏み切れたことは非常に良かったと思っています。●前回のプロジェクトページは画像をタップ!●昨年のクラファンページにも書きましたが、ワンルームの客室では幼い子どもと妻が21時ころ寝てしまうと父は何も出来ずに、“ 暗いロビー ” か “ 客室のトイレでスマートフォンをイジる ”くらいしかやること無いんです…(実体験)。館内か近隣に居酒屋でもあれば出かけられますが、あづま荘には無い。家族旅行で 自分があったら良いな と思ったものが “ 遅くまで開いているラウンジ ” であり、“ 漫画コーナー ”でした。貸し切り風呂は、館内の大きいお風呂では熱めなので、赤ちゃんでも入りやすい温度の浴槽は必ず設けると決めて設計しました。どちらも“ 自分だったらこれがあったら嬉しい ”、“ こうだったら楽しい ”、それを突き詰めて具現化した宝物です。2023年3月にオープンし1年が経過しますが、多くのお客様に好評いただき、スタッフも私の想いを汲んで大切に管理してくれています。これからも、多くの方を笑顔にする場所であり続けたいと思います。