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県内で唯一日本の棚田百選に選定された「井仁の棚田」に古民家宿をオープンさせたい

【広島県安芸太田町】県内で最も人口が少なく、高齢化率が50%以上を占める地域に「井仁(いに)の棚田」があります。人口減少や高齢化により年々耕作放棄地が増え続けているのが現状です。そこで移住者や井仁のファンを増やすべく、地域を巻き込んだ体験型の古民家宿を作りたいと考えています。

現在の支援総額

1,653,500

55%

目標金額は3,000,000円

支援者数

111

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/10に募集を開始し、 111人の支援により 1,653,500円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

地域おこし協力隊のためのクラファンで、あなたもプロジェクトに挑戦してみませんか?

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県内で唯一日本の棚田百選に選定された「井仁の棚田」に古民家宿をオープンさせたい

現在の支援総額

1,653,500

55%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数111

このプロジェクトは、2024/07/10に募集を開始し、 111人の支援により 1,653,500円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

【広島県安芸太田町】県内で最も人口が少なく、高齢化率が50%以上を占める地域に「井仁(いに)の棚田」があります。人口減少や高齢化により年々耕作放棄地が増え続けているのが現状です。そこで移住者や井仁のファンを増やすべく、地域を巻き込んだ体験型の古民家宿を作りたいと考えています。

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【人・自然・文化を後世に残すため、「暮らしでつなぐ」宿を作りたい!】
四季折々の風景が楽しめる井仁の棚田

はじめまして!このプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます!

この度、広島県安芸太田町の井仁という地域で、空き家を活用した『体験型古民家宿』を創るべくクラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

今回のクラウドファンディングを通して、訪れた人はもちろん、地域にとってもより良い場所にしていきたいと考えています!応援よろしくお願いします!


1.安芸太田町と井仁の棚田

▶安芸太田町

広島県の北西部に位置する安芸太田町は、集落や耕地が広島市の中心部を流れる太田川の本支流に散在しています。森林面積が町土の約9割を占める地域で、四季折々の景色を眺めることが出来る自然豊かな町です。三段峡や温井ダムなどの名所や、祇園坊柿をはじめとした特産品も数多くあります。

そんな地域でも人口減少は進み、現在は県内で最も人口が少なく、高齢化率ワースト1位という現状にあります。

(※「広島県の人口移動(広島県人口移動統計調査)令和6年1月」及び「広島県 市町別高齢化率(令和5年)」より)

▶井仁の棚田

広島市の中心部から車で約1時間。井仁地区は標高450m~550mのすり鉢状の傾斜地にあります。「井」は丸い、「仁」は村や集落という意味があり、その名の通り集落が山に囲まれたのどかな地域です。

井仁の棚田は平成11年に県内で唯一「日本の棚田百選」に認定され、平成27年にはアメリカのニュース専門放送局「CNN」のWebニュース特集「Japan’s 36 most beautiful places(日本の最も美しい場所“36選”)」に選出されました。また、令和4年には「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に認定されています。

最も古い石垣は、室町時代(約500年前)のものと推測されています。

豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、安芸国の山間部に本拠を持つ吉川氏も出兵を命じられ、山県郡内や太田地方からも築城要員として多くの人夫が動員されました。そこで習得した石積技術を持ち帰った人達により、棚田の石垣の多くが築かれたといわれています。

現在、田んぼの枚数は324枚ありますが、地域の高齢化により維持が難しく、実際の耕作地は年々減少しているのが現状です。


2.自己紹介

地域おこし協力隊として安芸太田町で活動している津川です!

はじめに、簡単に自己紹介をさせていただきます。

広島生まれ、広島育ち。運動と自然が好きな28歳です。

元々は広島市内の病院で作業療法士として勤めていましたが、地域により密着した仕事がしたいと思い、地域おこし協力隊になることを決意。井仁の棚田の風景に魅了され、2022年5月に広島市から安芸太田町に移住しました。主な活動としては、棚田の維持・保全を目的としたPR活動や休耕田・空き家の活用等を行っています。

着任してからは、地域の方に教わりながらお米作りにも挑戦!

平地と比較して棚田では大きな機械が入らないため、その分手間がかかります。

改めて棚田を守り続けることの大変さを知りました。


秋には『棚田セラピーという、「井仁の棚田で心身ともに健康になる」をテーマとしたプチイベントも実施。自然の中で心と身体をリフレッシュしながら、モニターとして参加してくださった方々に井仁の魅力を知っていただきました。

棚田セラピー

そして地域おこし協力隊の任期も残り約1年となり、現在は井仁集落にある空き家を購入し、古民家宿をオープンさせるべくセルフリノベーションをしています。


3.このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトでは、古民家宿をオープンするために必要な母屋の改修工事を実施したいと考えています。

特に最優先すべき箇所は1階の

現在は湿気やシロアリ被害により建物の劣化が進み、ボロボロの状態です。

1階の梁

工事を依頼した建築士さんからは

「地震が来たらいつ崩れてもおかしくない」と言われました・・・

そこで、建物の補強を中心とした内装工事を実施し、安全で安心できる古民家宿をオープンさせたいと考えています。

オープンまで残り約1年、皆様にご支援いただけると幸いです。


4.プロジェクト立ち上げの背景

現在、井仁集落には15世帯、30人余りが暮らしており、その地域住民の方々によって美しい景観や伝統が守られています。特にお米作りの最盛期である田植えと稲刈りの時期には、地域全体が協力して棚田体験会を実施し、町内外から多くの方が訪れ賑わいを見せます。また、元地域おこし協力隊の先輩が「棚田カフェ イニ ミニ マニモ」をオープンさせ、最近ではカフェを目当てに井仁を訪れる観光客の方も多くいます。

田植え体験会

しかし、井仁を訪れる人が多くいるにも関わらず集落の人口は減少し、耕作放棄地は年々増加しています。このままでは井仁の存続が危ぶまれてしまいます・・・

その理由の一つは、「訪れる観光客がただ景色を観て帰っていくだけ」になっていることです。井仁に興味を持ってもらうためには、その景色を守ってきた地域住民と交流し、井仁での暮らしや文化などよりディープな魅力を知ってもらうことが大切です。

そこで、地域の方を巻き込んだ井仁ならではの宿を作り、地域内外の方が自然に交流し井仁での暮らしや文化を体験できる体験型の古民家宿を作ることを決意しました。

地域の方とのお花見の様子

そもそも、井仁の棚田の風景に魅了されて移住してきた私が、棚田を後世に残したいと思った理由は2つあります。

一つは地域の方々の地元愛が強いこと、もう一つは私を受け入れてくれた地域の方々に恩返しがしたいと思ったからです。

移住当初は、私が若年層ということもあり地域の方から信用を得ることに必死でしたが、今ではありがたいことに活動を応援してくださる方が多くいます。応援してくださる地域の方のためにも、必ず古民家宿を完成させたいと思っておりますので、皆様にご支援いただけると幸いです。


5.これまでの活動と現在の準備状況

井仁集落に古民家宿をオープンすべく1年間かけて物件を探し、地域の方の協力もあり去年ようやく空き家を購入することができました。

建物は、2階建て築70年の母屋のほか、倉庫、蔵、3つの農地で構成されており、今回のプロジェクトでは先述したとおり母屋を改修します。

これまでの活動では少しでも改修費用を抑えるべく、DIYの知識や経験も無いど素人の私が一人で解体を始めました。


解体してみると、思っていたよりもシロアリ被害が・・・


さらに解体を進めると、今度は横穴から水が・・・


解体すればするほど驚くことばかりで、古民家の現状を把握することができました。


作業が多い日は、同じ町内で活動している協力隊の仲間も解体作業を手伝いに来てくれました。

現在は自分で解体できる場所も限られてきたので、その後は建築士さんにお願いをしなければなりません。

1階は台所やお風呂、トイレ、居間などの居住スペースで、宿泊者と一緒にご飯を作り、食事や団欒をして暮らし体験を行いたいと考えています。

2階は宿泊者の寝室と体験スペースで、井仁の棚田を一望できます。

「知り合いの田舎の家に泊まりに来る」感覚でリラックスして心地よく宿泊していただきたいと考えています。


古民家宿の将来像


※1日1組限定 1泊40,000円/組(1組4名様まで)


6.古民家宿の過ごし方

※季節によって体験できる内容は異なります。


7.応援メッセージ

井仁の棚田で活動されているお二人から応援メッセージを頂きました!


▶大江 眞 さん

  正音寺 住職




このたび、若い津川さんが、井仁の棚田を展望する古民家を改造して、どなたでも気軽に井仁の棚田と自然の中でゆっくり時間を過ごすことができるように、取り組んでいます。それは簡単なことではないでしょうが、是非とも実現して欲しいと思います。
どうか、多くの皆さまのご協力、ご支援をお願いいたします。


 
▶友松 裕希 さん

  棚田カフェ イニ ミニ マニモ店長
  元安芸太田町地域おこし協力隊



私がこの地でカフェを始めてから、しばらく経ちましたが空き家の活用には至っておりませんでした。そんな時に、この地を選んでくれた彼が、空き家を使った魅力のある場所を作ってくれたことを楽しみ&期待しております♪
皆さんもぜひ応援よろしくお願いします!


温かいメッセージ、ありがとうございます!


8.リターンについて

皆様に井仁の棚田の魅力を知ってもらえるようなリターンを用意しました。


9.スケジュール

2024年7月~8月:クラウドファンディング実施&改修プラン設計

2024年9月~12月:着工&セルフリノベーション

2025年1月~2月:古民家宿オープン準備

2025年3月:古民家宿オープン


10.資金の使い道

本プロジェクトで集まった資金は、建物補強費用の一部に充てさせていただきます。

【資金用途(合計約300万円)】
・建物補強工事
・クラウドファンディング手数料 等


11.最後に

細く急勾配な坂道を上り、狭いトンネルを抜けた先に井仁の棚田があります。その棚田の美しい風景に魅了されて移住を決意しました。

しかし現状は、人口減少や高齢化により年々耕作放棄地が増加し、棚田の耕作枚数は1/3以上にまで減少しています。

棚田の一番古い石垣は室町時代に作られたものと推測されており、約500年もの間、地域の方々によって守られてきました。

そんな井仁の棚田を後世に残すべく、その第一歩として今回のプロジェクトを立ち上げました。

地域の方々も古民家宿の完成を応援してくれています。

応援してくださる方々やこれまで棚田を守ってきた井仁の方々のためにも、古民家宿を完成させたいと思っています。

自分の力だけではこのプロジェクトは達成できません。

まだまだ未熟ではありますが、たくさんの想いを背負い目標達成に向け頑張っていきます。

プロジェクトに少しでも興味を持ってくださった方や共感してくださった方、ご支援のほどよろしくお願い致します。




<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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