【自己紹介】
我々、日本バイオマス資源循環株式会社は未利用バイオマス資源の有効活用による環境改善・エネルギー循環を目指す会社です。当社が生産する100%植物由来の『フルボ酸』は、化学肥料により痩せてしまった田畑を肥よくにすると同時に、作物はキレート化により本来の土中養分の吸収力を取り戻します。これらにより化学肥料・除草剤・農薬の使用量を低減することができます。
この度、『フルボ酸』を活用した、良食味・多収米『にじのきらめき』を生産するプロジェクトを立ち上げました。良食味・多収品種の『にじのきらめき』は「コシヒカリ」より収穫量が多く、高温でも育ち、比較的稲の病気に強く、「コシヒカリ」と同等のおいしさを持つ品種です。本プロジェクトはこの『にじのきらめき』生産に対して『フルボ酸』を活用することにより、更なる多収を実現すると共に、『フルボ酸』効果による栄養価・食味の向上を目指します。
これにより、日本の稲作において、生産量拡大を図り、農家の収入upにより農業離れ・農業衰退の防止を実現し、日本の米生産を保全すると共に、農業全体の自給率の向上を図るプロジェクトです。
また、このプロジェクトは産学官連携の上、次世代に継承すべき安心・安全な農作物の生産方法を確立するためのプロジェクトです。
【このプロジェクトで実現したいこと】
このプロジェクトでは
- ①フルボ酸を活用した米の育成促進
- ②気候変動に適応した米生産の確立
- ③化学肥料・除草剤・農薬の使用量低減
- ④日本国土内での幅広い地域での生産
以上により日本の「米生産」の保全を図り、永続的な自給率100%を目指し、食糧危機に備え、対応できる強靭な
日本の農業を目指すものです。
プロジェクト発足の第一弾は『稲作』です‼
【試験栽培項目】
- ①慣行農法(化学肥料・除草剤・農薬使用)
- ②慣行農法+フルボ酸散布
- ③化学肥料・除草剤・農薬使用量1/2(慣行対比)+フルボ酸
- ④化学肥料無し(0%)+フルボ酸
秋の収穫後に各試験区画の収穫量・栄養価・食味・土壌残存成分を比較します。
《収穫量》
化学肥料の使用量を1/2以下に低減した③・④区画の収穫量がフルボ酸効果により①区画同等以上になることを予測して
おります。
《栄養価・食味》
②・③・④区画についてフルボ酸効果による栄養価と食味の向上を予測しております。
《土壌成分》
残存養分(化学肥料成分)過多による連作障害の農園が増えています。
②・③・④区画は、フルボ酸効果により稲の養分吸収量が増えるため、収穫後に残存する土壌養分が減少すると予測して
おります。土壌に余剰な養分を残さないことにより、連作障害リスクが減少します。
―フルボ酸―
腐植酸に含まれる極微物質(腐植酸中0.02%)で、フルボ酸は土壌中の微生物を爆発的に増殖させる働きがあり、化学肥料によって減退した土壌地力を向上させます。また、体内にフルボ酸を吸収した作物はミネラルバランスが整うことにより生育状態が良好になり①根張りが強くなる②光合成が活発になる③結実が旺盛になるなどの効果が表れます。
―にじのきらめきー
2018年に国の研究機関である農研機構が開発した新品種です。温暖化による高温の影響でお米の品質低下が問題になり、その状況に対応するため、高温耐性に優れた品種として開発されました。コシヒカリ並みの良食味であり、稲の丈が短いため倒れにくいこと、稲の病気(縞葉枯病)への抵抗性が強いことなどから栽培しやすく、多収な期待の品種です。
このように、虹のように多彩な特性を持ち、ご飯の炊きあがりが艶やかであることから『にじのきらめき』と命名されました。
にじのきらめきの『食味』
【プロジェクトの立ち上げ背景】
今、食の未来を育もう。持続可能な食糧生産で次の世代に安心のバトンを渡しましょう!
上記グラフ1の通り日本の米の生産量は年々減少しています。
米だけではなく農産物自給率は年々減少する傾向にあります。
我が国の食料自給率(カロリーベース)は、38%(令和4年農林水産省発表)となっております。しかし、農産物の側面から見ると、生産に使用されている化学肥料・除草剤・殺虫剤の国内生産量は1%に満たないことに加えて、農機具の動力に使用される燃料は100%輸入に頼っている状況です。
これらを加味すると実質的な食糧国内自給率は10%に満たない状況となっております。また、就農人口の減少による耕作放棄地の増加が深刻な状況となっております。更に農業従事者の高齢化が進むと共に農産物の生産量は激減することになります。
加えて地球沸騰化ともいわれる気候変動の中、昨年夏の気温上昇傾向による食用米の不作に現れているように、食用米に於いてコシヒカリなど冷涼地で栽培される早生品種は、これまでの収穫量・品質を維持することができなくなる可能性があります。
現在、政府により生産量を調整している食用米についても一説には、遅くとも2040年までには需給バランスが逆転し、国民需要に対して70%程度の生産量しか確保できなくなる可能性があると指摘されています。また、大量の化学肥料使用による土壌養分(微生物)の減退も深刻で、1900年代以降、作物は収穫量・栄養価共に微量ながら減少し続けており、現代においては化学肥料成分の海洋流出による磯焼けや赤潮なども無視できない状況にもなっております。
日本の農業(米生産)は危機的状況にあります!!!
本プロジェクトは、これらを救うために取り組むものであります。
【現在の準備状況】
・農研機構から『にじのきらめき』の栽培に対する技術指導を確保
・静岡県他の協力により試験栽培用地を確保
・静岡県他の協力により栽培作業人員を確保
・パートナー企業の協力により本年秋に『大収穫祭』の開催を企画中
・学術機関の協力により各種データ測定及びデータ評価依頼完了
【リターンについて】
コシヒカリ並みの良食味『にじのきらめき』500g~10kgをご用意します。
実際に、みなさまのサポートにより今期栽培・収穫する新米をお届けします。フルボ酸効果によって化学肥料や農薬を
できる限り低減し。食味・栄養価共に向上したおいしいお米をお届けできますよう、丁寧に栽培させていただきます!!!
【スケジュール】
【資金の使い道】
・『にじのきらめき』試験栽培
・大収穫祭(計画中)
・収穫量・食味・栄養価他各種試験
・有識者・学術機関評価
・他
【最後に(メッセージ)】
現在、国際的な食料価格の上昇、気候変動による影響、紛争や内戦、そして人道的危機など、さまざまな要因が食料供給に影響を与え、飢餓や栄養不良が後を絶たない状況です。これは特定の国や地域だけでなく、世界中で食料の安全保障という国家的課題として大きくクローズアップされています。
『私たちが目指すのは、飢餓や飢え、栄養不良による健康被害等の悲劇が
日本では起こらないようにすることです。』
今、私たちは食料の危機を回避し、未来の世代に安定した食料供給を確保するために行動を起こす必要があります。私たちの食糧自給率はわずかであり、農業の課題は深刻です。化学肥料や燃料の依存、耕作放棄地の増加、そして高齢化による生産量の激減。これらの問題を解決するためには、天然由来のフルボ酸を有効に活用したこのプロジェクトを進める必要があると考えております。
『にじのきらめき』の栽培試験や革新的な農業方法の探求は、私たちの未来を守るための第一歩です。このプロジェクトは単なる試みではありません。これは日本の食糧安全保障の確保に向けた小さな一歩です。
我々はこの一歩が日本人の未来にとって大きな一歩となることを確信しています。
『今こそ、私たちは危機感を共有し、行動に移す時です。』
未来の安心な食卓を築くために、革新的な技術や持続可能な農業の推進により、私たちは食料の安定自給を確保し、次世代に繋なぐことができます。しかし、これは私たちだけの挑戦ではありません。皆さんの支援と協力が必要です。一人ひとりの力が結集すれば、未来に向けてより持続可能で、安定した食糧自給を実現できるでしょう。共に、未来の食糧自給率を向上させ、健やかな暮らしを築きましょう。
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