この度は、株式会社ル・シエルにご関心を頂き、誠にありがとうございます。
弊社は、発達が気になるお子様を対象(手立てが必要なお子様)とした学習支援教室を運営しています。そのため、発達障害の子どもやその疑いのある子どもなど、様々な特性を持った子どもたちを支援することを使命としています。
この度、学習支援事業とは別に、小学校3年生程度から中学生程度までをカバーする、上記パンフレットのICTwebアプリトレーニング「シエルスター」教材を開発しました。学校生活や習い事、ご家庭での生活において、何らかの手立てが必要な子どもから、スポーツ能力を伸ばしたい子ども、学習面を伸ばしたい子どもなど、誰でも楽しみながらトレーニングができる教材です。
この度、クラウドファンディングを決意した理由は、以下の二点です。
↓
①既存のシステムに多額の投資を行ったため、改修費用まで投資ができない現状にあるため。
現システムでは、商品としては不十分な箇所があるため、それを改修し商品として販売を実現し、日本中 の子どもたちのもとへ届けたい。
・開発した教材の対象年齢は小学校3年生程度から中学生程度までをカバーする内容
・教材のお試しと効果検証に弊社の塾生や弊社の近隣の小学校や中学校でご協力頂き、たくさんのご評価を 頂いたことを参考に、よりよい教材にするためにシステムを改修したい。
・具体的改修内容として、システムの操作性、ユニバーサルデザインの強化、課題の変更などを実施予定
②教材のバリエーションを増やすための開発資金を集めたい。
・就学前(年長)程度から小学校1、2年生程度までをカバーする内容である幼児向け版の開発、高齢者の認知症フレイル予防にも効果的であるとの見解もあるため高齢者版の開発
ご支援頂いた方には、リターンとして以下の内容を準備しております。
どちらかお選び頂けます。
↓
●上記パンフレットのシエルスターICTwebアプリ教材を1年間トレーニングをすることが可能です。
*その際、個人のアカウントを作成し、取り組んだ方の日々のレベルに合わせて課題が設定されます。
*設定は弊社で実施しますので、アカウントのログインID、パスワードをメールにてお知らせします。
*システムを使用するにあたり、インターネット環境(Wi-Fi)とパソコンやタブレット機器が必要です。
●ビジョントレーニングと認知機能トレーニングのプリント教材を30枚分のデータを提供します。
[プロジェクトで実現したいこと]
弊社の教育理念は、「子どもたちの無限の可能性を引き出し、生きる力の育成」です。この教育理念のもと、約5年ほど前から学習支援教室だけではなく、困り感や生きづらさを抱えておられる全国の多くの子どもたちのために次の時代に向けて何か提案できることはないかと考えるようになりました。
その背景として、日々目まぐるしく変化する社会環境が挙げられます。
[例えば]
①子どもから大人までコロナ禍による行動の制限により外でおもいっきり体を動かす機会が減りました。
→視覚機能の低下(学習やスポーツ能力の低下、他社との関わり、状況判断、心身の不安定などを招く)
②手立てが必要な子どもの割合が年々増えています。早期療育のニーズや必要性が高まっています。
→不登校、引きこもり、いじめ、問題行動の増加
③子どもを取り巻く環境がデジタル化しています。子どもたちにとっては好きで得意な子も多いです。
→パソコン、タブレット、スマートフォンなどのデジタル機器の使用機会の増加(学校やご家庭など)
④子どもから高齢者の方まで生涯学習の観点から、楽しく充実した日々を送れるように生きる力の土台づくりと育成を促していく必要があります。
①~④の課題から弊社では誰でも社会環境にしっかりと適応できるように、現代の子どもが低下傾向にある視覚機能を強化するトレーニングが必要ではないかと考え、ビジョントレーニングと認知機能トレーニングなどの複合教材を子どもたちが意欲的に楽しみながら取り組めるように、パソコンやタブレットなどで手軽にできるICTwebアプリ教材という形で提供したいと考えました。
*視覚機能とは以下にまとめています。
これらのトレーニングは、子どもだけではなく、高齢者の認知症フレイル予防にも効果的であるという見解もありますので、幼児(年長)から小学校1、2年生程度までをカバーする幼児向けから、将来的には高齢者向けまで生涯学習の観点からよりたくさんの方々にご使用頂けるように商品バリエーションを増やしていくことが実現に向けての目標の一つです。
[シエルスター教材紹介と効果検証結果について]
教材の意義や内容としましては以下の資料の通りです。(シエルスターパンフレットより掲載)
シエルスター教材では、視覚機能の3つのプロセスの中で、「入力」と「情報処理」の向上が期待できるトレーニング課題に取り組むことができるようになっています。
お陰様で特許庁より、本システムが世の中には現存しない複合教材であるということで商標登録を頂きました。
以下の写真は、シエルスター教材を実際に使用している際の様子と課題の一部です。
●ビジョントレーニングの数字探し課題です。↓
●認知機能トレーニングの注意力、規則性、集中力の置き換え課題です。↓
●視空間認知課題の点描写です。↓
●ソーシャルスキル&TPO(一般常識:状況判断や折り合いをつける)課題↓
以上、課題の一部を見て頂きましたが、子どもたちは毎回楽しみながらトレーニングをしています。
このようなトレーニングを継続して行い、視覚機能の強化を促しています。
(視覚機能が強化されると期待できること)
↓学習面のスキルアップ↓
↓生活面のスキルアップ↓
↓社会面のスキルアップ↓
↓運動機能アップ↓
↓心身の安定↓
●お試しと効果検証結果について
ICT教材のお試しと効果検証を弊社の学習支援教室の塾生と、弊社があります県内の教育委員会と公立小中学校にご協力頂き、一定期間学校生活の中で、継続的に教材を使用してトレーニングをしてもらいました。効果検証のための事前事後テストを国語と算数の教科で実施し、この教材が子どもたちにとって本当に効果的なものなのか検証しました。
(学習支援教室の塾生を対象とした検証内容)
●文字の変化を比較(漢字版)…塾生を対象に約5か月間、シエルスター教材に取り組んでもらった結果
①文字の筆圧が濃くなっている
②書いてある文字が中央に寄っている(お手本と同じように真ん中に書写できるようになっている)
③漢字のバランスが向上している
●↑本読みの流暢性(読みのスピード)を比較…塾生を対象に約3か月間、シエルスター教材に取り組んでもら った結果
①青の棒グラフが検証前、オレンジの棒グラフが検証後…読みの流暢性(スピード)が速くなっている
②読みの流暢性以外にも、行間飛ばしや読みづらさなどが減少
(小学校3、4年生の普通学級に在籍の児童と、全学年の特別支援学級に在籍の児童を対象にした検証内容)
●算数の計算や国語の文章書き写しテストなどを実施し、ICT教材の効果検証を実施。以下のテストは、某小学校にて約3か月間シエルスターに取り組んでもらった結果です。
(算数の場合…1分間で10までの足し算と引き算の計算を解き正答数を比較)
*黄色…計算の正答率が上がった
*青色…計算の正答率が下がった
*変化率…100を基準とし、100以上は向上、100以下は低下
*一番左の「判定不可」事前事後検証テストのどちらかに学校を欠席したので比較ができなかった人
(国語の場合…1分間でお手本の文章を何行まで書き写すことができたか行数を比較)
*黄色…検証前テストよりも多く書き写せた
*青色…検証前テストより多く書き写せなかった
*一番左の「判定不可」事前事後検証テストのどちらかに学校を欠席したので比較ができなかった人
●以下↓の資料は、検証後に行った学校の先生や当教室利用の保護者からのご評価の一部
(中学校1~3年生の特別支援学級に在籍の生徒の検証内容)
●ビジョントレーニングと計算テストを実施:1分間で10までの足し算と引き算の計算を解き正答数を比較)
*黄色…アップ(向上が見られた)
*青色…ダウン(低下した)
*計算テストの正答数の変化率…100を基準とし、100以上は向上、100以下は低下
↓先生方からのご評価↓
[高齢者の認知症フレイル予防にも効果的]
●高齢者の認知症フレイル予防にも効果的であることを弊社としましても確認したいと考え、地域の公民館などを利用して、高齢者の方々を対象とした、視覚機能強化トレーニング教室(ビジョントレーニング、認知機能トレーニング)を実施しました。弊社作成のプリント教材に取り組んで頂き、トレーニング活動を進めています。高齢者の方々も楽しみながらトレーニングをしておられます。
近年では、視覚機能強化型トレーニング(ビジョントレーニング、認知機能トレーニング)は発達障害の方の療育、全ての子どもの学習面や運動能力、生活面、社会面のスキルアップ、心身の安定、高齢者の認知症フレイル予防、スポーツ選手の運動能力アップなどのトレーニングとして、全国的にこれからの社会をよりよく生きるために必要なトレーニングとして広まってきています。また、子ども向け番組(NHK Eテレ)などでも番組の終わりや途中で間違い探しなどのビジョントレーニングが放送されています。
このようなことから、弊社では世代を超えてたくさんの方々の生きる力の育成を目指し、社会貢献をしていきたいと考えています。
弊社が開発したICTwebアプリトレーニング教材は、上記の効果検証結果からも分かる通り、「やらないよりはやった方がいい」「継続して取り組めば、個人差はありますが、必ず何らか(学習面や生活面、運動機能面など)のプラスの効果が表出される」ことと自負しています。
皆様からの応援が大変励みになり、次へのステップへの原動力となります。何卒、弊社のプロジェクトにご興味を持って頂き、ご支援を頂ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。
実施スケジュール
現在のところ、開発のスケジュールは以下の通りです。
①既存システム改修検討、新商品企画検討:現在進行中
②新規システムのコンテンツ・デザインなど企画開発開始:2024年10月以降
③クラウドファンディング活動:2024年2月~
このスケジュールは目安であり、変更が生じる可能性もありますが、開発の進捗状況に応じて、最新の情報を随時ご報告いたします。
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