自己紹介
こんにちは、私はNPO法人シェアハッピーエールで地域駄菓子屋を運営しているつっきーです。栃木県宇都宮市にある『駄菓子屋しぇあはぴ』の店長であり、駄菓子屋コーディネーターを務めています。
『駄菓子屋しぇあはぴ』では、「楽しく学び合う」ことをコンセプトに、大人と子どもが日々お互いに学び合うことを大切にしています。
私たちの店では、ただの駄菓子を販売する場所以上の役割を担っています。
時には子どもたちの悩みに耳を傾け、親身になってサポートすることもあります。
こうした活動を通じて、子どもたちの自己肯定感を高め、彼らが社会の一員として成長するサポートをしています。
私、つっきーは現在、地域駄菓子屋チーフコーディネーターとして活動しています。
しかし、私の子ども時代は決して平穏ではありませんでした。
小学生の頃、深く「学習性無力感」に陥り、寂しさや絶望感に満ちた毎日を送っていました。
いじめられ、辛い言葉を浴びせられ、夜には神様に向かって「どうして私は生きているの?」と心の中で叫んでいました。
この経験から、私は常に「ありのまま」で受け入れてくれる大人に出会いたいと願っていました。
子どもたちにとって、無条件の受容がどれほど重要かを深く理解しています。
「あなたは、あなたらしくいていいんだよ」という言葉の力を知っています。
この理解を胸に、私は子どもたちが自己肯定感を育み、自分らしく生きることをサポートしています。
プロジェクトのきっかけ
私つっきーは、4月からは那須烏山市で新たな地域駄菓子屋の立ち上げに専念するため、宇都宮の駄菓子屋「しぇあはぴ」の運営から卒業することになりました。
そのため、現在来てくれている子どもたちが駄菓子屋運営を引き継ぐ高校生になるまでの4年間、私の代わりとなる女性スタッフが必要です。
この駄菓子屋を存続させ、子どもたちに安心して過ごせる場所を提供し続けるため、スタッフの人件費を確保するクラウドファンディングを立ち上げました。
具体的には、週2日(月曜日と水曜日)、各3時間勤務のスタッフの1年分の人件費として、合計30万円を目標としています。
解決したい社会課題
宇都宮市が令和2年3月に公表した調査結果(宇都宮市,2020,第2次「宮っこ 子育ち・子育て応援プラン」25,資料7-8)によると、宇都宮市の子どものうち、11.9%が経済的貧困にあり、約3人に1人が関係性の貧困にあることが明らかになっています。
経済的貧困だけでなく、関係性の貧困に陥っている子どもたちも存在し、これらの子どもたちは自信の欠如や将来に対する希望を持ちにくい傾向にあります。
地域駄菓子屋においても、経済的貧困、及び関係性の貧困に陥っていると考えられる子どもたちが来店していることが確認されています。
例えば、経済的貧困状態にあると考えられる大家族の中学生が、常に「お腹がすいた」と訴え、常に同じ服装で来店しています。
幼い兄弟の面倒を見ているとの発言から、ヤングケアラーの状態にある可能性が指摘されています。
また、関係性の貧困にある子どもの中には、家庭内でのケンカや親の機嫌をうかがう必要があると述べ、夜遅くまで外出している例も見受けられます。
このような子どもたちを宇都宮市の関係機関や親交の深い専門性の高いNPO団体等にいち早くつなぐアンテナショップとしての役割を果たしています。
その他にも、不登校状態で、「学校には行きたいくないけれど、友達は欲しい」と話す中学生。
情勢の悪化からペルーから引っ越しを余儀なくされ、家族と共に慣れない環境下で暮らす小学生。
近くの子ども食堂を利用し、経済的貧困にあるシングルマザー家庭の中学生。
さまざまな経済的、関係性の貧困に陥っている子どもたちを地域駄菓子屋内で把握しています。
これらの子どもたちは、肉体的および精神的に困難な状況に置かれている可能性があり、「心理的安全性」も得ることも困難です。
地域駄菓子屋として、これらの子どもたちに「心理的安全性」の確保された居場所を継続的に提供し続けることが重要です。
学校でも家庭でもない「心理的安全性」の確保された居場所が、学習性無力感の回復や自己肯定感の向上につながります。
このような体験は、特に「楽しく過ごす体験」が乏しい子どもたちにとって、特に重要です。
そうした体験から自己理解を深め、興味、得意なことを見つけ、学びたいことを探求するこころを養えます。
そうした子ども達に対し、持続可能な支援体制を確立するためには、寄付金集めへの取り組みも不可欠であり、地域駄菓子屋の持続的な運営にはこれらの支援が欠かせません。
子どもたちの体験談
変化のストーリー
最初はケンカばかりしていた子どもたちが、お店のサポートを通じて、お互いを認め合い、協力し合うように成長しています。
この変化は単に行動の変化以上のもので、お互いの価値を理解し、尊重することを学んでいます。
子どもたちの役割
子どもたちは、品出し、空き箱の処理、掃除機掛けなど、お店の運営に積極的に関わってくれるようになりました。
これは単に手伝い以上のことです。
彼らは自主性を発揮し、お店の状況を見て、何をすべきかを考え、行動に移しています。
子どもたちのこのような行動は、自己責任とチームワークの大切さを彼ら自身が駄菓子屋の運営を通して学んでいることを示しています。
将来のビジョン
地域コミュニティの役割
『駄菓子屋しぇあはぴ』のビジョンは、地域コミュニティ全体が子どもたちのサードプレイスを支援することにあります。公民館などの公共施設を活用し、地域の大人たちが積極的に子どもたちの成長をサポートします。
この取り組みにより、駄菓子屋は単なる商業施設ではなく、地域コミュニティの重要な一部として機能します。
長期的な目標
私たちの長期的な目標は、3~5年後に現在の子どもたちが主導となり、全国の多くの地域で同様のサードプレイスが根付くことです。
10年後には、これらの子どもたちが成長し、地域駄菓子屋コーディネーターとして新しい駄菓子屋の創設を支援し、全国に広がるネットワークを形成します。
このビジョンは、子どもたちが自分たちのコミュニティに貢献し、その経験を次の世代に伝えていくサイクルを作り出します。
スケジュール
2月11日(日)クラウドファンディング告知開始
2月18日(日)クラウドファンディング開始
3月20日(水)クラウドファンディング終了
4月1日(月)女性スタッフ配属
6月1日(土)以降 返礼品配送開始
資金の使い道
人件費:30万円 週2日(月曜日と水曜日)、各3時間勤務のスタッフの1年分(100日)の人件費として、合計30万円
資金の使用計画と透明性
資金の使用報告
私たちは、クラウドファンディングで集められた資金の透明性を重視しています。
寄付された資金は、スタッフの人件費に直接充てられます。
この費用は、『駄菓子屋しぇあはぴ』の日々の運営と子どもたちのサポートに不可欠です。
寄付者の皆様には、資金の使用状況を定期的に報告し、どのように資金が活用されているかを透明に共有します。
達成のメリット
- 子どもたちの自己肯定感の向上: 子どもたちは「ありのままの自分」を受け入れてもらえる大人とのつながりを通じて、自己肯定感を高めます。
- 心理的安全性が確保された居場所での挑戦は、彼らの自己成長に繋がります。
- 地域コミュニティの強化: 駄菓子屋しぇあはぴは、敷居が低く、大人も子どもも入りやすい環境を提供します。
- これにより、地域コミュニティの場として機能し、地域の人達のつながりを深めます。
最後に
ご支援のお願い:子どもたちの未来に、あなたの手を
私たちの地域駄菓子屋プロジェクトは、子どもたちにとっての「サードプレイス」を提供し、彼らが安心して成長できる環境を守るために立ち上がりました。しかし、この大切な場所を持続可能な形で運営し続けるためには、人件費の確保が切実な課題です。
ここでの一つひとつの出会いが、子どもたちの心に大きな影響を与えます。「私は大丈夫だ」「私には価値がある」という自信を育むための、小さな一歩をあなたと共に踏み出したいのです。
あなたの温かい支援が、子どもたちの笑顔を守り、未来に希望の光を灯します。 あなたからの寄付は、ただの資金ではありません。子どもたち一人ひとりが自己肯定感を持ち、明日への力をつけるための、無限の可能性への扉を開く鍵となります。
このプロジェクトを通じて、私たちは子どもたちに「あなたは、あなたらしくいて良い」というメッセージを届け続けます。しかし、そのためにはあなたの支援が必要不可欠です。
あなたの寄付が、地域の子どもたちに新たな未来を切り開く力となります。 一緒に、子どもたちが自分らしく輝ける世界を創り上げましょう。あなたのご支援を心からお待ちしています。
本プロジェクト達成後のネクストゴール、ラストゴールについて
ネクストゴール:天使の羽根プロジェクト
目標資金:30万円
プロジェクト概要:このプロジェクトでは、子どもたちと共に創造性と協力を育む特別な体験を提供します。具体的には、天使の羽根をモチーフにしたフォトスポットを一緒に作り上げます。この活動を通じて、子どもたちは自らの手で美しい作品を生み出し、その過程で協力し合う喜びを学びます。
体験の価値:子どもたちはフォトスポット作りを通して、アート制作の基礎技術だけでなく、チームワークの重要性も実感できます。プロジェクト完了時には、自分たちの作品がどのように人々を喜ばせるかを目の当たりにし、大きな達成感と自信を得ることができるでしょう。この成功体験は、彼らの将来においても大きな財産となります。
ラストゴール:屋上夏まつりプロジェクト
目標資金:30万円
プロジェクト概要:普段は活用されることのない屋上を開放し、子どもたちも大人も一緒になって企画・運営に携わる夏まつりを実施します。このイベントは、地域社会に新たな息吹をもたらし、世代を超えた交流の場を提供します。
体験の価値:参加者全員がイベントの企画から運営まで関わることで、一つのプロジェクトを皆の力で完成させる経験を共有します。このプロセスは、子どもたちにとって貴重な学びの場となり、企画力、コミュニケーションスキル、リーダーシップの基礎を育む機会となるでしょう。夏まつりの成功は、参加者全員にとって忘れられない思い出となり、地域社会の絆をさらに深めることに貢献します。
支援者様より応援メッセージ
学生団体レインボー様
皆様へ
私たちは、しぇあはぴと共に多くの活動に取り組んで参りました。その中で、しぇあはぴが常に子どもたちを最前に置き、彼らの成長と未来への展望を核にした活動に尽力していることを実感しています。
しぇあはぴは、ただの駄菓子屋にとどまらず、子どもたちが安心して楽しめる「サードプレイス」としての役割を果たしています。ここは、彼らの成長に不可欠な場所であり、子どもたちが大人になった後も、地域と協力して運営を続けていくという壮大なビジョンを持っています。この取り組みは、子どもたちだけでなく、私たち学生や地域社会全体にとっても計り知れない価値を持っています。
この地域駄菓子屋が、これからも子どもたちにとって大切な場所であり続けるためには、女性スタッフの人件費を含む運営資金の確保が必要不可欠です。私たち一人ひとりの小さな支援が、子どもたちの輝かしい笑顔と成長へと繋がるのです。
ご支援のお願いをするにあたり、地域社会全体でこの貴重な場所を守り、子どもたちが夢と希望を育む環境を持続させることの大切さを、私たちは深く感じています。皆さまの暖かな支援が、子どもたちの輝く未来への第一歩となります。駄菓子屋しぇあはぴの継続のため、私たちと共に力を合わせていただけないでしょうか。
皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
宮っこ支援センターSAKURa 代表 高橋 治様
子どもたちの笑顔のために、子どもたちの居場所づくりを応援しましょう!
今回クラウドファンディングに挑戦するNPO法人シェアハッピーエール様は、子どもたちの居場所づくりとして地域の駄菓子屋しぇあはぴを運営しています。
子どもたちが安心して集い、遊び、学び、成長できる場を提供しています。自団体で駄菓子屋を運営するだけでなく、地域で子どもの居場所同士のつながりを促進、充実させる取り組みや、増やしていく取り組みも行っています。
たとえば地域の様々な子ども支援団体と連携する「移動駄菓子屋」という取り組みを通じて、弊会の開催する子ども食堂でも駄菓子屋を開いてくださいました。
この協働の取り組みも含めた活動が、栃木県が主催する社会貢献活動を表彰する2023年度の輝く”とちぎ”づくり表彰において最優秀賞を受賞するなど、その取組の評価も高く、信頼の厚い団体様です。
弊会の活動開始前には、シェアハッピーエール様の取り組みのインタビューをさせていただき、弊会の子ども食堂内にある駄菓子屋コーナーについてアドバイスも頂きました。
今回のクラウドファンディングでは、子どもたちの居場所を守るために、人件費確保を目指しています。目標金額は30万円です。この金額は、駄菓子屋の運営に必要な人件費の一部に充当されます。
子ども食堂を運営する私たちも、このプロジェクトを心から応援しています。子ども食堂は、地域の子どもたちが安心して食事をとることができる居場所です。
駄菓子屋という居場所も、子ども食堂と同様に、子どもたちの成長を見守り、支える重要な役割を担っています。
こうした居場所が安定して活動を続けていくことが非常に重要だと思います。
子どもたちの笑顔のために、ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る1周年記念パンケーキパーティー動画URLの再送とお詫び
2024/06/05 11:47こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
【子ども達の直筆メッセージ動画URL付き】ご支援いただいた皆様へのお礼と活動報告
2024/06/05 11:05こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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2024/04/28 16:39こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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