去年カンボジアの子供たちの間で、アングリーバードTシャツ空前の大ブームでした。今年はその動向は大きく変化してスタバのロゴが大人気です。実はまだカンボジアにはスターバックスは進出していないので、みんなそれが何のロゴか知らないのに着ているという不思議な状態です(笑)そしてここ最近は、日本でも大ブーム(！)LINEのコニー&ブラウンも現れてきました！たぶん、どれもこれも海賊版なのでしょう(笑)

ここカンボジアでは日本と違って「著作権」だ「ライセンス」だ、という意識はないと言っても過言ではありません。

私もカンボジアスタッフにデザイン育成をしているのですが、最初の頃は「お！」いいクオリティだ！と思ったら、Google検索してそのままコピーして並べていることばかりでした。何故、スタッフそれを使っては行けないかを説明するのが本当に難しかったです。もうすでにあるものをちょっとPhotoshopで弄って、色を変えたりすることがデザインだと思っていたようです。(ただ、それはそれで間違いではないかもしれませんが。。。)

今回、「そーしゃる天使」に出てくる子供たちの絵には、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが付与されています。

クリエイティブ・コモンズのマークをつけることにより、一定の条件さえ守れば、利用者は自由に作品を利用できるのです。例えばなのですが、コピーライト有りのコンテンツだとTwitterやソーシャルメディアでアップロードなどを無断で行ってしまうと、著作権侵害になってしまう場合があります。
でも、そーしゃる天使では、可愛い子供たちのキャラクターたちを、公式に共有したり使用して貰うことができます。
http://rdm.ne.jp/column/rights/25790(より分かりやすい！)

それに課金を求めるソーシャルゲームで、課金対象のものがライセンスが一定フリーというのも新しいかもしれません。

このプロジェクトでは、課金した一部を子供たちに還元・共有するシステムを作ってみたいのです！現状では、カードのイラストレータをやってくれている子供たちに制作費を分配することしかできていませんが、キャラクターを多くの人に広げてファンになってもらって、カードゲームで遊んでもらうことで、その利益を子供に還元することができればと考えています。

色々批判もあるソーシャルゲームですが、上手く行けばソーシャルゲームの新しい形になるんじゃないかなと思っています。

そのためにはフツーにオモシロいものにしなきゃなんないので、頑張ります！