当アートプロジェクトの実施終了まで、残り僅かとなりました。多くの貴重なご支援と力強い応援コメントをいただき、心から感謝申し上げます。イタリア・マテーラでの個展を手掛ける Dr. Carmela Loiacono へ深く感謝の意を表します。個展の開催時期は 11月をご提案いただきました。ご多忙な日々の中、献身的かつ懸命にご協力いただいて、本当にありがとうございました。これからも引き続き、皆様のご支援の成果をソーシャルメディアと公式サイトにて随時ご報告差し上げます。当プロジェクト発足以来、おかげさまで以下の有難い機会に恵まれました: - Contemporary Art Collectors 提供、国際芸術賞「Global Art Virtuoso Award 2024」授与- Contemporary Art Collectors 発行、グローバルアートマガジン「The Luxury Collection of Contemporary Artistry」創刊号への作品掲載- Fondazione Effetto Arte 提供、国際芸術賞「PHOENIX for the Arts」授与- Fondazione Effetto Arte 主催、ロサンゼルスにて開催された「Los Angeles Art Market」へ作品出展- 365 Art+ Business Magazine 発行、グローバルアートマガジン「21世紀を創る人 - LAVINIA DE ROTHSCHILD 特別版」への作品掲載- ITSLIQUID Group 主催、イタリア・レッチェにある MUST Museum および、サンフランシスコにある Museum Center にて開催される「SENSES INTERNATIONAL ART FAIR 2024」への出展依頼このアートプロジェクトに取り組み始めてからは、内省と学びの連続でした。もともと作品を商品として扱うことは不得手な性分です。故に感謝の気持ちを込めること、懸命に伝えることに努め、言葉を認識不能になるまで、理想の未来とグローバル社会への展望を主旨に綴りました。その後も周囲の方々のサポートを得ながら、何度も壁を超えて来られたように思います。これまで築かれたご縁の有り難さを改めて実感し、人間として最も大切な資産を築くことができました。アーティストとは本来の人間の姿そのものに他ならず、あくまで中道を目指し、常に普遍を模索する責務があります。今回のアートプロジェクトに懸けた想いは、“個々の力は小さくとも、力を束ねれば国際社会に対し積極的な力を持つ” という一文に集約されます。アートは有事の際にこそ保護されるべき人類の貴重な遺産であり、このプロジェクトを通して “火を起こす者たち” と巡り会えたことを誇りに思います。現在はリターン品の準備に心を込めて取り組んでおります。少しでも喜んでいただきたくサービス価格にて作品を提供しておりますので、是非この機会にご支援を検討いただければ幸いです。PCでは快適にプロジェクトページをご覧いただけます。改めて、皆様のご支援に心より感謝申し上げます。
フォトコラージュ の付いた活動報告
国際芸術賞「Global Art Virtuoso Award 2024」受賞を機に、作品が「Contemporary Art Collectors Magazine - The Luxury Collection of Contemporary Artistry」創刊号にて見開き掲載されました。多くの幸運に恵まれた機会と皆様からの貴重なご支援に、深く感謝申し上げます。The Luxury Collection of Contemporary ArtistryPublish by: Contemporary Art Collectors
よりお手軽に返礼の品をお求めいただけるよう、リターン品にポストカードを新しく追加いたしました。クラウドファンディングの実施期間も残り2週間を切りました。初めての挑戦のため様々なことに手が回りませんでしたが、沢山の方々に支えていただき、深く感謝しています。ポストカードについて これまで 3枚入りのポストカードをお求めいただいた方々には、心ばかりの品として、お一人ずつ厳選した作品のプリントをお付けさせていただきます。もしご希望の作品がございましたら、メッセージなどでお気軽にリクエストいただければ幸いです。以下のリンクよりお選びいただけますので、作品名か作品の URLをお知らせください。作品一覧: https://dolice.design/graphicsアートワークドキュメント: https://dolice.net/pub/artwork_details_masaki_hirokawa.zipポストカードの裏面には感謝の気持ちを込めて、サインやメッセージを添えさせていただきます。皆様の力強い支えに、改めて感謝申し上げます。
Fondazione Effetto Arte より、国際芸術賞「Phoenix for the Arts」を授与いただけることが決定いたしました。この名誉ある機会に心から感謝申し上げます。こちらの賞は、芸術的な功績を称えるアーティストへ贈られます。授賞式は 2024年6月12日にヴェネツィアの Scuola Grande di San Teodoro にて行われ、現代美術のコレクター、ジャーナリスト、政治家、そして芸術愛好家の皆様に見守られながら、表彰状を授与いただきます。この時期、ヴェネツィアでは世界的に有名なビエンナーレが開催され、世界中から多くの来訪者があります。これまで授賞式には出席できませんでしたが、今回はヴェネツィアを訪れ、授賞式の様子をビエンナーレのレポートとともに、皆様へお届けできればと願います。International Prize Phoenix for the Arts の理念についてこの度いただいた賞の理念に深い共感を覚えました。以下にその一部を和訳して引用させていただきます。“フェニックスは常に強さの象徴であり、その涙は癒しの力を持ち、大きな物理的抵抗力を持っていたと言われています。そして火を制御することで、ほぼ不滅となります。多くの人々は、アートにおいて既に全てが語られていると主張しています。私たちはそれが真実だとは思いません。アートはその灰から再び立ち上がります。それは、まだ多くを語り、示すことができる現代のアーティストたちのおかげです。”こちらの理念に大変感銘を受け、勇気をもって当アートプロジェクトの英訳ドキュメントを Dr. Salvatore Russo へ送付しましたところ、以下の有難いお言葉をいただきました。“マテーラのプロジェクトを拝読しましたが、非常に興味深いものでした。イタリアでは、マテーラは最も美しい都市の一つと考えられており、最近では文化の首都と名付けられました。あなたのアートがイタリアに届き、全てのイタリア人がそれを見ることができるようになることを嬉しく思います。”このような恵まれた機会に、改めて感謝いたします。
kehre. のデジタルシングル「Chromesthesia」が Spotifyにて配信されました。こちらは kehre. メンバーが手掛ける新しいアルバムからの先行リリースとなります。今回は昨年にリリースされた「Panopticon」に続き、こちらのジャケット制作を担当させていただきました。kehre.Photography by 春川眞 / Sana Harukawa当方も一人のファンとして、リリース日に早速 Spotifyにて聴かせていただきました。地の底より湧き出る無数の佛の手を想起する、かなしく美しい歌声の中にも、長年の経験により培われたであろう熟練の安定感があり、更にそれを支える重厚なメロディーラインと合わさって、心地よい調和を生み出しています。ジャケット制作中は、ギタリストの倫奈氏よりご提供いただいた音源を聴きながら作業を進めていました。その際に浮かんだのは、棚に並ぶ骨董品や美術品、机には小動物の骨、茶色の本棚に赤や青の背表紙、埃に塗れた三面鏡の化粧台、白い鳩、陽の差すカーテンに緑色をした絨毯、部屋の角、窓際に置かれた誰も座らない丸椅子、或いは単に廃棄された校舎など、それら持続的なイメージに伴う、優しく懐かしい匂いでした。いつまでも曲が耳に残るのは kehre. が昔から持つ貴重な特性で、繰り返し何度聴いても何年ぶりに聴いても決して褪せず風化しない、確固たるクオリティと品格を保っています。ご支援の御礼今回のクラウドファンディングを通して、kehre. 繋がりの方々と新たにご縁が生まれ、kehre. ドラムの lucky-y 氏とも初めて交流を持つことができました。そしてギタリストの倫奈氏には、プロジェクト公開前より沢山の励ましをいただき、ファンの皆様への贈り物も考案いただきました。ご提供が叶う日を楽しみにしています。With Gratitude (in no particular order): • 伊織様• tax様• kehre. lucky-y氏• kehre. 倫奈氏※もしお名前の記載が抜けておりましたら、大変お手数ですが、メッセージやソーシャルメディアのリプライにてお知らせください。 / If your name has been inadvertently omitted, please kindly notify us via message or a reply on social media.ジャケット制作に際してkehre. - Panopticon前作「Panopticon」のジャケットに選んでいただいた作品 「Avatar / 化身」は、完全に他力による導き(教え)として『提供』されたものでした。そして今作「Chromesthesia」のジャケットには予め 「Narcissism / 自己愛の變形」 が選ばれていました。これら相反する力の源を持つ両者を選ぶところに、倫奈氏の持つ特性が現れているように感じられます。昨年にリリースされた 「Panopticon」について興味を惹かれ調べたところ、“pan-は「すべてを」 (all)、-opticonは「みる」 (observe) の意で、全展望監視システムなどとも訳される” とあり、私が当時制作していた作品 「Causal Sets / 葬列」 とリンクするものがありました。今春に新しくリリースされる 「Chromesthesia」についても興味を持ち調べたところ、“色聴 ー 非視覚的な刺激が色彩感覚の経験をさせる共感覚の1形態” とありました。共感覚はもちろんのこと、日常的な感覚の共有でさえ、そもそも難しいものであるというのが私の認識です。誰もが何か一つの物事、あるいは創作に没頭する時間は、例えるならシュレディンガーの猫の『箱』や、機織りの鶴の『間』そのものの『状態』へと変化するようなもので、その中に居るうちは、あらゆる煩悩もなければ、人固有の分離感もありません。しかし蓋を開けるのは常に『我』であること、その間を視られる『時』自体が存在し得ないこと、それらは絶対的な代償として、人生に空しく横たわります。それでも離れた場所に共同で創作できる存在が居ることを、単純に嬉しく思います。今作のデジタルシングル 「Chromesthesia」には、倫奈氏と kehre. が持つ芸術性の本質と集大成を感じさせられます。このコラボレーションを通じて得られた有意義な経験に、心より感謝申し上げます。Artwork Contribution for ‘Chromesthesia’ Release: Narcissism / 自己愛の變形, 2020. Digital Media and Photo Collage, 52 x 119 cm