【ネクストゴール】支援額100万円を目指します! (3/22 追記)
嬉しいことに、クラウドファンディング開始からたった2日間で目標金額を達成することができました!
ご支援&シェアいただいた皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!!
こんなに早く達成できるとは思っていませんでしたが、たくさんの方にご賛同いただけて、とても嬉しく思います。
まだまだクラウドファンディングの期間はありますので大傳丸の乗組員さん全員に合羽をプレゼントしたいと思い、ネクストゴールを100万円に設定させていただきます。
もっと多くの方に「サスティナブル漁業」を知っていただけるよう、さらなるご支援をどうぞよろしくお願いします!
【リターン追加しました!】(4/1追記)
明るい色が欲しい!メディア映えする白が欲しい!というリクエストにお応えして新色の「白×ナイトサファリ」を追加!
スポーティーでスマートな印象です◎
【リターン追加!しました】(5/17追記)
▽未利用漁「コノシロの柔らか煮」
漁獲量が年々減少し、日本の海から魚が少なくなりつつある中で、マイナーな魚種であること、数やサイズが揃わないことなどが理由で漁獲したにも関わらず食べられずに廃棄されてしまう「未利用魚」が全国的な問題になっています。
シンコ→コハダ→コノシロと通称を変える出世魚のコノシロもその1種です。一般的に出世魚というと大きくなるほど価値が高まりますが、コノシロは小さいほど高価です。今回は東京湾で獲れたコノシロをシンプルな調味料のみで味つけし、ふっくらやわらかな煮魚に仕上げました。
ごはんのおかずはもちろん、お酒のおつまみに、お弁当のおかずにもぴったり。封をあけてお皿に出すだけで一品ができあがり、温めるとさらにおいしくいただけます。製造日から1年間保存が可能なので、少し多めに購入し、栄養価の高いおいしい保存食としてローリングストックするのもおすすめです。
ーーーーー以下、本文ですーーーーー
自己紹介
こんにちは、名古屋の雨合羽メーカー船橋株式会社3代目社長、舟橋昭彦と申します。
私たちは100年以上にわたり働く人に寄り添う防水ウェアを作り続けてきた”カッパ屋”です。
「滴(テキ)の中で輝くために」
冷たい雨の”滴”だけではなく、暑さや寒さなど”外敵”も多いハードな環境で働く人が当社のウェアを着ることでヒーローのようにイキイキと働いてほしい、そんな気持ちを込めてモノづくりをしています。
創業者である私の祖父は頑固なまでにモノづくりにこだわる人でした。
祖父が生みだした漁師向け水産合羽は、破れたところに当てをして修理しながら長く使うとにかく丈夫で分厚く重たい合羽。
そんな修理の当てだらけになった鎧のような合羽を着こなしてこそ一人前の漁師だと、遠方から船に乗って買いにくるほど漁師に愛された合羽だったそうです。
しかし私の父である2代目は自社生産量だけでは売上に限界があると、和歌山の内職や海外に大量生産を依頼するようになり、自社内に合羽をつくる技術を持つ人が少なくなっていきました。
しかし、歴史を紐解く中で重要な商品の1つであった水産合羽を現代に合わせて復活させたい!
そして水産合羽も、それを着るかっこいい漁師も、漁師が取る美味しい海産物も未来に残したい!そう思いこのプロジェクトを企画しました。
このプロジェクトで実現したいこと
最近いろいろなシーンで聞くようになった「サスティナブル」という言葉。
しかし漁業に対して使われるのはあまり聞き馴染みがないのではないでしょうか。
サスティナブルな漁業とは・・・
将来の世代も海の資源を利用できるよう現在の海洋生物資源を保全しながら漁業を行うこと。
漁業活動が海洋環境に与える影響を最小限に抑えることを重視した取組みで、世界では既に重要視されているものの日本では対応が遅れている分野でもあります。世界の多くの漁場では、過剰漁獲によって魚種の個体数が激減していて、一部の魚種は絶滅の危機に瀕している状態です。
参考:水産庁「世界の水産資源の動向」https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h28_h/trend/1/t1_1_1_2.html
こういった状況はこれまでの水産業の在り方では難しいことを示唆しており、担い手不足で既に困難な状況にある水産業にとって逆風のように思えるかもしれません。でも、実はそうではなく、これは水産業にとって大きなチャンスであることを、これからご紹介する事例が示しています。
大傳丸さんの取り組み
知り合いからの紹介で私たちは千葉県船橋市で100年以上漁業を続ける大傳丸の大野さんに出会いました。
私たちの屋号は「船橋」、そして1世紀以上にわたり家業を続けていること、になんだか運命を感じてすぐに伺うと、100年先も江戸前漁業を続けるため「100年漁業継続プロジェクト」を進めておられるとのこと。
大傳丸ではスズキが産卵期を迎える11月後半からはスズキは原則として狙わすにコノシロを狙いますが、どうしても混獲してしまうことも。その時は、船上で丁寧に拾ってその個体を海に還す「産卵期保護」を実践しています。
その他にも『瞬〆』(活〆神経抜き)といった手法で、魚の鮮度を保ちながら旨味を引き出す手法によって市場での評価も上々。サステナブルシーフードを調達方針に掲げる都内のホテルやレストランにも直接納品もしています。
また、自主的に休漁期間を設けることによって、資源に対する圧力を低減させています。
『瞬〆』(活〆神経抜き)の手法で鮮度を保つ
また、大型水槽で輸送する活魚輸送ではなくなったことで、これまでの活魚輸送のコストネックであった「大きな水槽に少ない魚で輸送する」コストのかさむ手法を選択しなくても済む形になりました。さらに仲卸業者が従来行っていた「自身で活魚を締める作業」が省かれたことにより、漁師にとっても市場にとってもWin-Winの状態を築き上げることに成功した貴重な事例です。
私たちはこの取組みをもっと全国の消費者にも知ってもらいたい! 合羽屋として漁業を支えたい! と考え、
大傳丸さんにクラウドファンディングの企画を提案し、今回このような場を設けることが叶いました。
漁の現場に潜む事故リスクと『安心・安全な合羽』の必要性
水産合羽を復活させたいと思ってから今日まで100人を超える漁師さんにヒアリングさせていただき水産合羽には大きく2つのニーズがあることがわかりました。
1つ目はかっこいいこと
-人とかぶらない色の合羽を着ることで個人を識別している
-目立つ色を着ることで海に落ちた時に見つけてもらいやすくしている
2つ目は安心・安全であること
船と船の間を移動する時に足を滑らせて海に落ちた。船が揺れ頭を打ち大けがをした。
網を回収する時に袖が引っ掛かり腕を折った・・・など
漁業従事者のヒヤリハットの経験を語る人は少なくありません。
合羽は洋服の中でも一番外側に着用するため機械に巻き込まれたり、引っかかったりするリスクが高くなります。
漁師は仕分けや網を引くときなどに足を開いて踏ん張り腰を落とす動作が多いものです。
その時に腰回りにゆとりができ動きやすくするためにワンサイズアップして購入する傾向にあるためパンツの裾が長く引きずったり、裾を踏んでボロボロになったりしている方も多くいます。
事故リスクを軽減する『安心・安全な合羽』
上記のヒアリングの声を元に私たちが企画中の合羽がこちらです。
※サロペットの胸当て部分と膝に当てとして厚いテント生地を使用予定。
リターン
今回みなさまにご支援いただいた資金で「安心・安全でかっこいい合羽」を大傳丸さんに合羽をお届けし、
リターンとして大傳丸さんが獲った美味しいスズキをお届けいたします。
▼旬をチルド冷蔵でお届け!瞬〆スズキ
刺身、洗い、カルパッチョ、各種焼き物、潮汁、ポアレ、アヒージョ、パイ包み等に!
水揚げ次第6月以降順次発送いたします。
全国プライドフィッシュ、千葉ブランドにも認定されている『瞬〆すずき』を、鮮魚ラウンド(※)での提供となります。※鮮魚ラウンドとは、魚に対して特に何の加工等もしておらず、ウロコや内臓も付いている状態のこと
※北海道、鳥取、島根、岡山、広島、山口、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄への配送はできませんのでご了承ください。
▼お刺身で食べられる!冷凍瞬〆スズキフィレ半身
水揚げ次第6月以降順次発送いたします。
▼東京築地の「漬け人」がつくる!気軽に食べられる冷凍漬けスズキ
水揚げ次第6月以降順次発送いたします。
▼スズキのおいしさ欲張りセット!
水揚げ次第6月以降順次発送いたします。
2024/5/17追加
▽未利用漁「コノシロの柔らか煮」
漁獲量が年々減少し、日本の海から魚が少なくなりつつある中で、マイナーな魚種であること、数やサイズが揃わないことなどが理由で漁獲したにも関わらず食べられずに廃棄されてしまう「未利用魚」が全国的な問題になっています。
シンコ→コハダ→コノシロと通称を変える出世魚のコノシロもその1種です。一般的に出世魚というと大きくなるほど価値が高まりますが、コノシロは小さいほど高価です。今回は東京湾で獲れたコノシロをシンプルな調味料のみで味つけし、ふっくらやわらかな煮魚に仕上げました。
ごはんのおかずはもちろん、お酒のおつまみに、お弁当のおかずにもぴったり。封をあけてお皿に出すだけで一品ができあがり、温めるとさらにおいしくいただけます。製造日から1年間保存が可能なので、少し多めに購入し、栄養価の高いおいしい保存食としてローリングストックするのもおすすめです。
▼迷彩柄をポイント使いした大傳丸とのコラボモデル!
動きやすい柔らかい素材でおつくりしました!
本体の厚みは0.4㎜、当ては丈夫な0.43㎜です。
※下記「白×ナイトサファリ」と同デザインの予定です。
2024/4/1
【新色】白×ナイトサファリ追加しました!
本体の厚みは0.4㎜、当ては丈夫な0.43㎜です。
※上記「青×ナイトサファリ」と「黒×サファリ」も以下と同デザインの予定です。
▼サイズ、色、その他、ご要望にできる限りでお答えします!オリジナル水産合羽オーダー
※できる限りでご要望にお応えしたいと思っておりますが、素材や技術の都合上、すべてのご要望にお応えできない可能性があります。
直接ご連絡を取らせていただき仕様を決める形となります。
▼2023年5月新築!私たちの工場見学&合羽の端材ワークショップ
※6月~7月の第1週土曜日と平日に開催予定です。 ワークショップの内容はお楽しみに!
水産業の安心安全をかっこいい合羽で支えたい
漁師さんに寄り添う商品を作りたいと北海道、千葉、佐渡島、愛知の海苔漁、三重の鯛の養殖、高知のカツオ一本釣り・・・とたくさんのヒアリングを重ねてきました。一口に漁師と言っても何をどこでどの方法で取るかによって求められる合羽の仕様は変わるのに、世の中には画一的な合羽しかない・・・今後カスタマイズできる箇所を増やしていくことでサラリーマンがスーツをオーダーするように、漁師も自分の体形や作業内容に合わせた合羽をオーダーする未来を作りたいと考えています。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
私の個人名は舟橋ですが、社名は船橋です。
それは創業者の祖父が会社を作るなら舟(boat)ではなく、たくさんの人が乗れる船(ship)でありたい。
そんな願いを込めたそうです。
このプロジェクトは100年後も美味しい魚が食べられる未来をつくるための第一歩です。
私たちの新たな船出を皆様とご一緒したいと思っています。是非ともよろしくお願いします。
スケジュール
2024年5月 クラウドファンディング終了
2024年6月~ スズキの水揚げ次第順次リターン発送
2024年7月~ 合羽製作、大傳丸さんへお届け
2024年10月~ 水産合羽リターン発送
資金の使い道
大傳丸さんへの合羽製作費
リターン準備費(送料も含む)
広告費用
手数料
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【お礼】目標金額50万円を達成しました!
2024/03/19 20:04昨日よりクラウドファンディングをスタートし、開始2日で目標金額を達成することが出来ました!おいしいお魚が食べられる未来づくりのための新たな船出をご一緒してくださる皆さまに心よりお礼申し上げます。ご支援いただいた方々からのあたたかい応援メッセージやSNSのシェアがエネルギーとなっています。漁師さんに合羽をプレゼントするだけでなく、「サスティナブル漁業」をたくさんの方に知っていただくことも今回のプロジェクトの大きな目的です。まだまだ実施期間が残されていますので、美味しいお魚が食べ続けられる未来づくりのためにネクストゴール150万円という大きな大きなネクストゴールを掲げて頑張りたいと思います。クラウドファンディングは5/20まで続きますので、引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。 もっと見る
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