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◆ダイニングバー兼書店「Table Tomato」
ダイニングバー兼書店「Table Tomato」(テーブルトマト)の開店は7年前。1階がダイニングバーで2階が書店「Books半島」。
伊豆急下田駅から徒歩7分。マイマイ通りを進み、三つ目の路地を左折。直進して二つ目の路地手前の左手にあります。外壁は、下田の原風景の象徴でもあるレトロな「なまこ壁」。すぐ分かります。所在地は下田市一丁目。
店主の山田真由美さんのライフスタイルに合わせて、お店が開いているのは月の3分の1ほどです。実は山田さん、大磯と下田の2拠点生活なんです。下田出身、都内の出版社で10数年、編集者として活躍後、現在は独立してライター業を営んでいます。
伊豆経済新聞(2023年4月27日付け)の記事で詳しく紹介されているので、ぜひご覧ください。
◆「開国の街」下田
私の出身地は下田市(静岡県)です。伊豆半島の南東部に位置し、「開国の街」として知られています。1854年3月、日米和親条約が横浜で締結され、下田港と函館港の開港が決定。日本の鎖国は終わりを告げ、「開国」したのです。
その後、米国のペリー提督率いる艦隊が浦賀港(神奈川県横須賀市)から下田港へ。なぜか。もちろん開港したからなのですが、実は横浜での締結内容に日本側は不服があったのです。改めて附則13カ条を加えた「日米下田条約」が下田で結ばれました。
そんな歴史的背景があり、下田市では毎年5月に「黒船祭」が盛大に開催されます。米国海軍の軍人をはじめとするアメリカ人が大挙して下田を訪れます。
トップ画像は、昨日(4月29日)実家の帰省から戻る際に伊豆急下田駅で撮影。今年で85回目。
◆拙著が2階の書店に並ぶ
私が山田さんと初めて会ったのは、今年の2月24日(土)。何度も目の前を通っていたので、お店の存在は知っていました。どんなお店なのか、友人や後輩から情報は得ていました。ただ、タイミングが合わなくて、私が前を通る時はいつも閉まっていたのです。
それがこの日の20時半過ぎのことです。別のお店から実家に向かう道すがら、お店から明かりが漏れているのが見えました。入ろうかどうか迷ったすえ、入店。正面のカウンター席が2席空いていたので、そこへそっと滑り込みました。グラスの白ワインを注文。お店が落ち着くのを待ち、自己紹介。会話する中で、山田さんのことも少し知ることができました。
次に訪れた時のことは当活動報告(3月30日)でつづっています。そして、3回目が今月20日(土)。ただ、この日は一番忙しい時間帯に訪ねてしまったため、話ができず、日曜日の20時過ぎに再訪。この日はゆっくり落ち着いて、お互いに情報交換し、拙著を2冊手渡すことができました。2階の書店に並べ、販売してくれることに。
山田さんは2階での読書会も企画しているとのことです。今後少しずつ連携できるのではと期待が膨らむひと時でした。