サンプルのハサミで、
0-6mmのフェードの仕上げをしていた時のことです。
普段、刈り上げはクリッパーで8割をつくり、細くて薄い仕上げハサミで作って、色彩調整をセニングでしています。
今回はたまたまサンプルハサミを手に持ってしまいました。
まぁこれでも可能だろう、と思い使用すると、やはり普段の仕上がりハサミに比べると、毛が逃げている気がします。
刈り上げの仕上げには使えないかなぁ、と思いながらも刈り上げをぼかしていると、
あれ??
なんかあれだな?いい感じだな?
不思議です。感触とは裏腹に、仕上がりがいつもよりやわらかく、自然なぼかしで優しい刈り上げに仕上がっています。
いつもつかうセニングも必要なさそうだな、、、
うーーん不思議だ。
この現象はそれ以外のお客様でもできました。
おそらく、刈った毛の断面の集合体である面が、普段のパツッパツッと切れる鋏に比べて、スッスッと切れたことによって、優しい断面になったのだろうという結論に至りました。
結果がよければ良いので、これは瓢箪から駒でした。
リターンで是非お試しください!