はじめまして!!
琉球ガラス職人になってから13年目で現在2児の父の玻名城 晋と妻の玻名城 朱里です。
私たちは今年4月から独立をして名護市の久志地域に個人工房を立ち上げたいと思っています!
名護市の久志地域は、沖縄県の北部の東海岸にあり、昔ながらの景色が広がり、自然と隣り合わせの暮らしと、あたたかい地域の人々との繋がりあるところです。
この地域に住んで8年目になり、ここで、海・山・森などの美しい自然や地域の繋がりのあたたかさをイメージしながら作品を作って、この地域の魅力をたくさんの人に伝えたいと思っています!
また、私たちの作品は、沖縄生まれの吹きガラス工芸の“琉球ガラス”で、泡盛の瓶などの廃瓶を材料としており、“再生ガラス”と呼ばれています。
再生ガラスご存知でしょうか??
沖縄でのガラス製造は明治時代中期頃に始まり、約100年の歴史があるといわれています。
しかし、悲惨な沖縄戦よってガラス工房やガラスの原料がなくなってしまったので、ガラス職人たちは、駐留米軍による廃瓶に注目しました。
それらの廃瓶を再利用し、琉球ガラスとして復活させたのです。このガラス製品が、現在の「再生ガラス」による琉球ガラスです。
現在は伝統工芸品として、その独特な美しさに注目が集まっています。
ガラスの良さを引き出す独自の原料はこうして生まれたのです!!
ガラス原料=バッチを溶かして作る方法もありますが、再生ガラスの瓶などをとかしてつくる色合いが好きで、再生ガラスの道に進みました!
気泡も魅力の一部!!
琉球ガラス特有の特徴として人気を集めているのが、ガラスに残されている気泡です。
特に再生ガラスの製作では不純物が残りやすく、必然的に気泡が入りやすくなります。
しかし、その気泡は豊かな魅力の一部となっており、あえて気泡を残して模様にする作品を好んで作っています。
再生琉球ガラスの作り方を紹介します♪
久志地域は自然の宝庫!!
【大浦湾】
エメラルドグリーンの美しい海が広がる大浦湾には、北半球最大のアオサンゴなど、5000種以上の生物が共存し、絶滅危惧種のジュゴンの餌場でもあります。
日本初のHOPE SPOTに選ばれるほど、生物多様性に富み、沢山の命が暮らす場所です。
ここはもちろん他にもウミガメ、クマノミなどの生き物もたくさんいますが、まだまだ発見されていない生き物もいると言われるくらい豊かな海です。
【やんばるの森】
やんばるの森には多くの希少な動植物が生息・生育しており「奇跡の森」とも呼ばれています。
世界でも有数の多種多様な生態系、ここにしか棲んでいない希少な固有種や絶滅危惧種が多く、日本の両生類、爬虫類の約6割が生息しています。
久志地域は、まさに自然の宝庫である"やんばるの森"の入り口でもあります。
亜熱帯の森にも四季があり、春にはオオゴマダラが舞い、初夏にはアカショビンの鳴き声で目覚める朝があったり、他にもリュウキュウイノシシやシリケンイモリなど、生活の中で沢山の生き物と出会うことができます。
【自然と隣り合わせの暮らし】
あたたかい地域の人々との繋がりや、沖縄のゆいまーる(=助け合い)の心が根付いており、伝統行事なども行っています。
私たちの住んでいる区でも、家族の健康を祈ってつくるムーチーづくり(月桃やクバの葉に包んで蒸した餅)や、豊作祈願のアブシバレー(畦払い、虫払い)など、地域の人たちと一緒に行います。
また、竹細工など自然の恵みを材料とした、昔ながらの技法を用いたものづくり、地域に伝わる暮らしの知恵があります。
この魅力溢れる地域で
美ら海の大浦湾や、豊かなやんばるの森、地域のあたたかさなどをイメージしながら、日々の暮らしに感謝し、作品を作っていきたいと思っています!
物価高騰に伴い、工房を作るための資材や道具が大幅に値上げし、プロジェクトを立ち上げさせていただきました。
2024年の4月より工房の製作を始めています。
〈2024年4月〉
予定地の整地→工房の建設開始
道具購入、設備の設置
〈2024年7月〉
クラウドファンディング終了
〈2024年7月〉
工房完成予定
〈2024年12月〉
リターン発送開始予定
ご支援いただいた支援金は、建築資材、道具の購入などに大切に使わせていただきます。
そのうち17%はクラウドファンディングサイトCAMPFIREに掲載手数料として納入します。
また随時、進捗状況をSNS等で更新します!!
完成したガラス工房にて、
再生の琉球ガラスつくりの体験券を贈らせていただきます。
また、体験にて出来上がった作品は、
一晩おいて翌日以降にお持ち帰りできます!
※体験券はご本人様でなくてもご利用できます。
また、丹精込めて作らせていただいた、
琉球ガラスのオリジナルグラスを贈らせていただきます。
一つ一つ手づくりされている再生の琉球ガラスは、ほどよい厚みや気泡などの、味わいやぬくもりがあります。
再生ガラスの美しさは、この素材だからこそ生まれる独特の美しさがあります。
そこに、この地域の自然の美しさ、地域の繋がりのあたたかさをイメージし、
この貴重な自然や地域を思い出すきっかけに、
また、来られたことのない方は、訪れるきっかけになったらという想いで、作品をつくり、この地域の魅力をたくさんの人に伝えたいと思っています!
どうぞよろしくお願いいたします!!
《プロフィール》
玻名城 晋(はなしろ しん)
沖縄県北谷町出身。会社員などを経て、退職後にインドなどに半年ほど一人旅。
沖縄に帰国後、琉球ガラスの魅力に惹かれ、職人を目指し修行に励む。現在13年目。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
(写真提供)
トビータ 様
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最新の活動報告
もっと見る皆様にお送りするリターンの準備をしています!
2024/10/08 18:05こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
火入れを開始しました!!
2024/08/08 18:00ついに準備が整い、今日から火入れを始めました!!!昨日は500度くらいまでしか温度が上がらずでヒヤヒヤでしたが、今日は順調に上がって1200度近くまでなっています。温度が下がりすぎると壺が割れてしまうため、夜9時くらいまでつけて、保温して、朝また火をつけます。今日うまくいったら、明日はガラスをいれていきます〜!!ついにこれからというところまで来てます!!ここまでこれたのは、本当にみなさまの応援のおかげです!!!順調にいけば、これからガラスを溶かしていき、商品のモデルをつくり、体験のチケットと商品が完成次第、お礼を送らせていただきます!まだお時間かかると思いますが、今後ともよろしくお願いします!! もっと見る
耐熱ファイバー詰めてます!
2024/07/08 16:28耐熱ファイバーを詰める作業に入っています!ファイバーが目に入って、目を痛めてますが、梅雨での遅れを取り戻しながら、作業してます! もっと見る
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