自己紹介
カメラマンの海野です。
僕は幼少期から、自然、旅に触れる機会が多くその中でカメラで記録をするのが好きでした。
大人になってカメラで綺麗な景色を撮っている中で、景色ばかりにフォーカスしている自分に気付きました。
足元にあるゴミなど見えないふりをしていたんだなと。
自然の恵みがあるからこそできる人間の営みであるはずなのに、文明の進化により、漁業、林業、農業などは機械的になり、人間が自然をコントロールしているかのような振る舞いで。昔からの山岳信仰など、自然に対する想いは薄くなり、災害にも弱い国、人間になってしまいました。
そんな自分の生き方に疑問を持ち、自然を撮り続ける事にしました。
:写真は槍ヶ岳殺生ヒュッテのテント場
僕はあるきっかけで自然と関わり仕事をすることになりました。福島、新潟、群馬に跨る尾瀬国立公園の撮影に関わり、二週間程尾瀬国立公園をほとんど毎日撮影していました。
そこで経験した、熊に遭遇したり、遭難しそうになった自分の無力さ、自然の雄大さ、空気。今思い返しても辛かった思い出と、感動を忘れられません。朝起きて見た朝日や、ご飯が美味しいとか、木漏れ日が綺麗とか、小さな感動を拾い集めることがこんなに素晴らしい事かと実感しました。また、山小屋の方々の自然への尊敬と、想い、技術、その全てが新鮮で、笑顔が素敵で自分もこんな大人になりたい、この日々の小さな感動、自然の良さを伝えたいと思いました。
その後、自分の足でもっと綺麗な景色を求め、山を中心に時間がある時は旅をしました。
過酷な環境の中、自分の足で歩み、山頂を目指す。
日常生活では感じることが出来ない”自然” “生きる”という事。
悠久の時間を経て織りなす自然の美しさは、厳しい環境の中にしかない。
また、日々多くのノイズに溢れた中で生活していたのか改めて感じました。
今回のプロジェクトは自分の夢でもあり、自然に対して恩返ししたいと思い始めました。
撮影実績
・YAMAP
・Patagonia×YAMAP
・Marriott luxury collection
・THE HOPE 2022,2023
・ULTRA JAPAN2023
その他多数。
このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでは写真集、Short Filmの制作、個展の実施を行います。このプロジェクトの目的は、壮大なヒマラヤの自然、豊かな文化、そして直面している環境問題や貧困の実態を長期写真、動画撮影を通じて記録し、世界に伝え、環境、現地にも還元することです。撮影された映像は、後日開催される写真展で展示され、その利益はヒマラヤ地域の環境保護と貧困解決、日本の環境保護活動のために使用されます。また、今回の撮影素材を元に得た写真の販売収益、動画収益の15%は環境保護活動に使用します。
※写真はAdobe Stockより
※TOPビジュアル写真はワンダーズアドベンチャー様よりご提供。
https://wonders-adventure.com/himalaya/
プロジェクト立ち上げの背景
日本
1. 登山者の増加とその影響
- 近年、登山の人気が高まり、特に人気のある山や登山ルートでは大勢の登山者が訪れます。これにより、登山道やキャンプ場の荒廃やごみの増加が問題となっています。
2. 植生の破壊
- 登山道の整備や過剰な人の往来により、植生や生態系が破壊されることがあります。特に希少な植物や野生生物が生息する高山植物帯や亜高山帯での影響が深刻です。
3. 廃棄物の処理
- 登山者やキャンパーによって生じる廃棄物の問題が深刻です。特にプラスチック製品や食品の容器、使い捨てのゴミが山岳地域に放置されることで、景観の破壊や野生生物への影響が懸念されます。また海外で自然発火での山火事はガラスの廃棄が主な原因です。
4. 地球温暖化の影響
- 地球温暖化による気候変動の影響が山岳地域でも顕著に現れています。氷河の融解や雪の不足、豪雨や洪水の増加など、自然環境に大きな影響を与えています。
5. 観光開発と自然環境への影響
- 観光業の発展に伴い、山岳地域では観光施設やリゾートの開発が進んでいます。しかし、これにより自然環境や景観が損なわれる可能性があります。
6. 野生生物への影響
- 登山者の増加や観光開発により、野生生物の生息地が侵食され、生態系に影響を与えることがあります。また、人間との接触による野生生物へのストレスや衝突も懸念されます。
これらの問題に対処するためには、持続可能な登山・観光の推進や環境教育の強化、廃棄物管理の改善などが必要です。また、地域社会や関係者の協力や意識の向上も重要です。
ネパール
ネパールは、南アジアの内陸国であり、世界有数の高い山々に囲まれた美しい国ですが、同時に貧困や環境問題にも直面しています。
環境問題の現状
- 地球温暖化の影響: ネパールは地球温暖化の影響を強く受けており、氷河の融解や気温上昇による洪水や干ばつが頻発しています。これは農業や生活基盤に深刻な影響を及ぼしています。
- 森林破壊: 森林はネパールの重要な資源であり、木材や生物多様性の保護に貢献していますが、過剰な伐採や違法な森林破壊が進行しています。
- 廃棄物管理: 都市部では廃棄物管理が不十分であり、ごみの不適切な処理が環境汚染や公衆衛生の問題を引き起こしています。
- 水資源管理: 水資源の適切な管理が求められています。特に乾燥地域では水不足が深刻な問題となっており、農業や生活に大きな影響を与えています。
貧困の現状
- 経済的な挑戦: ネパールは経済的に発展途上国であり、多くの人々が生活の基本的なニーズを十分に満たしていません。特に農村部では貧困率が高く、生計を立てるのが困難な家庭が多いです。
- 教育と健康: 貧困層の子供たちの教育水準や健康状態が悪く、特に農村部や山岳地帯では教育の機会に不均等が見られます。また、基本的な医療サービスにアクセスできない地域もあります。
- 食料安全保障: 食料不足や栄養不良が貧困の問題として深刻化しています。特に自然災害や気候変動の影響を受けやすい地域では、食料不足がさらに深刻化しています。
- 雇用機会の不足: 農業が主要な収入源であり、非常に多くの人々が自給自足の生活を送っています。しかし、雇用機会の不足や生産性の低さが問題となっています。
以上のように、ネパールは貧困と環境問題に直面しています。これらの問題に対処するためには、持続可能な開発政策の実施や国際的な支援が必要です。
プロジェクトを通じて、ヒマラヤの自然と文化の美しさを世界に伝えるとともに、地球温暖化や貧困問題への意識を高めることが目標です。写真展を通じて集まった利益の一部は、環境保護活動や貧困解決に向けたプロジェクトに寄付されます。
現在の準備状況
ヒマラヤ長期撮影の為の準備
・VISA取得済
・飛行機手配、支払い済
・工程、ガイド手配、支払い済
・写真展準備進行中(福島、東京、大阪予定)
写真展
福島:Blue Bird apartment 4F(福島県郡山市) 8月1日〜12日予定
公式HP:Blue Bird apartment
東京、大阪の展示場所や期間については詳細決まり次第随時アップロード致します。
リターンについて
✔︎お礼のメール
お礼のメールをお送りさせていただきます。
✔︎ヒマラヤ作品集『MOMENT』
発送は作品集が完成したのちすみやかに行います。お届け予定は撮影編集状況によって前後する場合があります。あくまで目安としてお考えくださいませ。
✔︎クレジットに掲載
巻末のクレジットにスペシャルサンクスとしてお名前を記載
希望するお名前を備考欄にご記入ください。ご記入はアルファベット・数字のみをご使用し、絵文字や環境依存文字はお控えください。間違いを避けるため、お名前のみをご記入いただくか、「」でお名前をかこってご記入ください。
※お名前掲載を希望されない場合は、「名前掲載なし」と備考欄にご記入ください。
※公序良俗に反するなど掲載に不適当と判断される場合、掲載をお断りする場合がございます。
✔︎7.3oz ORGANIC COTTON LONG SLEEVE TEE
7.3ozのオーガニックコットン100%で作ったロンTEE。
ふんわりとした膨らみが特徴のシャリ感のある生地を使用。
ヘビーオンスのため透けも少なく、さらっとした着心地です。
リラックスして着れる様にややゆったりとしたシルエット。
襟ぐりは肌触りが良く強度の高いバインダーネック、着心地を重視したタグレス仕様です。
「100%土に還る」ことに拘り、縫い糸、刺繍糸には綿糸、品質表示には生分解性100%の再生パルプを使用しています。
綿糸は肌に優しく、植物ならではの温もりとマットな質感、何度も洗っていくうちに糸が服に馴染み一緒に経年変化していく感じが最高です。
MADE IN JAPAN
100% ORGANIC COTTON
✔︎A3ポスター
現地で撮影した写真を使用したオリジナルポスターを1点付属(作品集掲載作品となります)。
※発送は作品集が完成したのちすみやかに行います。お届け予定は撮影状況によって前後する場合があります。あくまで目安としてお考えくださいませ。
✔︎オリジナルプリント
現地で撮影したオリジナルプリント(全5種、A3判、アクリルプリント)のうちランダムで1点付属(作品集掲載作品となります)。
※発送は作品集が完成したのちすみやかに行います。お届け予定は撮影状況によって前後する場合があります。あくまで目安としてお考えくださいませ。
✔︎SHORT FILMへのクレジット掲載
- Web、SNS、写真展で放映する動画のクレジット、スポンサー記載。
- 編集データはお送りしますので自社でご利用頂くことも可能です。
※発送は撮影編集状況によって前後する場合があります。あくまで目安としてお考えくださいませ。
スケジュール
4月10日 成田空港を出発し直行便にてカトマンズへ。
4月11日 カトマンズから空港のあるマンタレーまで車で移動。
4月12日 朝、ヌルコットからマンタレーへ移動し(約1時間)、空路ルクラ(2,840m)へ (飛行時間20分)。ルクラ到着後、ドゥドゥ・コシ沿いの道をモンジョに向けト レッキング開始(約5時間)。
4月13日 谷沿いの道をたどり、世界遺産エベレスト国立公園へ。高度差600mの急坂を登り、クンブエリア最大の交易町ナムチェバザール(3,440m)へ(約4時間)。夕方 はエベレストの展望地であるアーミーキャンプへ。
4月14日 高度順応のためナムチェバザール停滞。シェルパ族の故郷と言われ、昔ながらの生活の様子が垣間見れる「クムジュン」を散策してナムチェバザールに戻ります。ナムチェバザール周辺で随一の展望台クンデピーク(4,200m)(約8時間)。
4月15日 大きな谷に下り、600mの急坂を登り返し、テンボチェ寺院を参拝。テンボチェには世界で初めてネパール側とチベット側からエベレスト登頂を果たした加藤保男さ んの慰霊碑があります。
4月16日 シャクナゲの樹林帯を通り、谷間の道を通りディンボチェへ(約5時間)
4月17日 早朝にディンボチェを出発し、チュクンリに登頂したのち、チュクンに下山。(約9時間)。3,500mという世界最大級のローツェ南壁を撮影。
4月18日 エベレスト街道で最も景色の良いルートの1つを歩きロブチェへ(約5時間)。後ろにはアマダブラムからクスムカングルまでの大パノラマ。ルートのすぐ横には大迫力のタウツェとチョラツェ。トゥクラから急坂を登った先には、 慰霊碑の丘があり、映画「エベレスト」で有名なスコットフィッシャーなどの脾 が、ヒマラヤの絶景を前にして佇んでいます。
4月19日 ロブチェからゴラクシェプへ(約3時間)。昼食後、クンブ氷河の脇を歩きながら 標高5,300mのエベレストBC(ベースキャンプ)へ(約5時間)普段、登山隊のみ入れる、エベレストベースキャンプに宿泊。
4月20日 午前中はアイスフォールの入口の散策をお楽しみ頂き、午後にゴラクシェプまで下山します。
4月21日 早朝にカラパタール(5,560m)に登頂し、エベレストの左肩から登るご来光を撮影。往復約5時間)。ゴラクシェプで食事を摂った後、ロブチェへ(約2時間)。
4月22日 ロブチェからゾンラへ(約4時間)。
4月23日 ゾンラから最難関の峠「チョラパス」を越えてタンナへ(約8時間)。
4月24日 異世界のような荒涼とした氷河地帯を超え、湖の美しいリゾート村ゴーキョへ(約3時間)。
4月25日 ゴーキョピーク登頂(約5時間)。エベレスト(世界1位)、ローツェ(4位)、 マカルー(5位)、チョ・オユー(6位)の4つの8,000m峰のパノラマを撮影。
4月26日 トレッキング予備日 必要無い場合、レンジョパス方面から下山、5thレイクへ。
4月27日 ゴーキョからドーレへ下山。点在する湖と開けた谷の眺望を撮影。
4月28日 ドーレからナムチェバザールへ。
4月29日 ナムチェバザールからパクディンへ。
4月30日 パクディンからルクラへ。
5月1日 ルクラからマンタレーまでプロペラ機で移動し、マンタレーからカトマンズまでは 車で移動(約6時間)。
5月2日 フライト予備日
5月3日 直行便出発日 カトマンズ発 22:30
5月4日 成田空港到着
資金の使い道
現地宿泊費、シェルパ費用、渡航費、VISA取得費、海外保険:65万円(支払い済)
機材充電、通信費:5万円
写真印刷、展示費用:約40万
環境保護、貧困支援活動費:全体の15%
手数料(17%+税):約20万円
ネパール貧困支援パートナー紹介
ヒマラヤ支援は古屋 祐輔さんとの活動に使用します。
古屋 祐輔
2017年よりネパールに移住。
カトマンズ大学芸術学部写真学科で写真を学ぶ。ネパールの生きた表情をストリート写真を中心に撮影、映像制作も手掛ける。
2009年に初めてネパールを訪れた時に児童養護施設の子供が「Don’t forget me 」と書いたネパール紙幣をカバンの中に忍ばせていた。
その経験からネパールの子供たちに人生を捧げようと、
児童養護施設、聴覚障がいを持った子供達や、エベレストの僻地に住む子供達に柔道を通しての教育支援なども行う。2020年「世界の村で発見!こんなところに日本人」朝日放送テレビに出演。
最後に
このプロジェクトは、ただの旅行記ではありません。ネパール、ヒマラヤの事実を伝え、美しい自然とその地域に暮らす人々、自然環境の未来を守るための一歩です。あなたの支援が、この大切なメッセージを世界に届ける鍵となり、環境問題や貧困問題を解決する一歩になります。
また、撮影進捗や活動内容についてはヒマラヤ現地よりリアルタイムで更新します。
※宿泊地以外は電波が入らない為、更新状況は電波に左右されますのでご了承ください。
また今回の撮影はワンダーズアドベンチャー様のサポートの中、実行致します。
https://wonders-adventure.com/himalaya/
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るエベレストベースキャンプのゴミ問題。
2024/05/12 20:00エベレストベースキャンプは標高5340mのクンブ氷河の上にあります。普段エベレストを目指す登山隊しか滞在出来ませんが、今回登山隊に同行の為特別に滞在させて頂きました。氷河の上のベースキャンプには無数のテントが建ててあり、壮大な景色でしたが、氷河から昔のゴミも出てきていました。落としてしまっただけかもしれませんが、好きで登山をして自然に触れに行った人たちが自然を汚していくのならとても悲しいことだなと思いました。その中で日本の製品のゴミもクンブ氷河から出てきていました。持ち帰れる量にはなりますが、日本に持ち帰ってきました。今年は特に氷河が溶け問題になっている様ですが、エベレストベースキャンプやロブチェピークを登って身をもって感じました。地球は確実に温暖化に進んでいるのだと。ゴミの問題もそうですが、一人一人の行動が今後の地球環境に直結するのだと再確認しました。 もっと見る
Nepalのストリートチルドレン達に食料の配布を行いました。
2024/05/12 20:00カトマンズに居るストリートチルドレン達に食料の配布を行いました。道路の道端に暮らす子供達。ネパール大地震もあり家を失ったり親を失った人たちが路上に生活していました。ただ一時的な食べ物を配ることよりも、この環境を変えるための継続的な支援が出来ないか考える様になりました。それでも子供達は笑顔で、自分の非力さを痛感しました。 もっと見る
Prisoners Assistance Mission (PAM) 孤児院に行ってきました。
2024/05/11 20:00カトマンズに戻ってからPrisoners Assistance Mission (PAM) 孤児院に行ってきました。孤児院には高校生までの子供達が暮らしています。今回は文房具を贈りに訪問しましたが、子供たちの本当に嬉しそうな笑顔が今でも忘れられません。誰よりも辛いはずなのに、必死で今を生きてて、楽しんでいて、自分の弱さを思い知らされるくらい素敵で。こんな子供達がたくさんいるんだなと思うと、微力でも行動したいと強く思いました。PAMでは日本の柔道を通して、礼儀、感謝など精神性を教えているようです。クラウドファンディンング終了後にまた他の施設も含め再訪したいと思います。 もっと見る
残り13時間❗️❗️ 諦めたら終わり、最後の最後まで絶対諦めるな✌️✌️ 今まで見たことのない、写真や動画を撮影してくれてありがとう🤗 めちゃくちゃ感謝してます。