自己紹介
はじめまして。当プロジェクトの代表 大下理栄(55才)です
私は広島県の海が見える街、呉本通6丁目で「猫カフェにゃんにゃんヒュッテ」を4年営業しています。
子供は4人、上の娘2人はすでに学校も卒業して他県に住んでます。いまは家に12匹(30匹はお店)の猫と、主人に専門学生の18才の娘、知的障害者の25歳の息子の4人暮らし
2020年呉初の猫カフェを開業、コロナ禍さらに初起業ということもあり心配で午前は看護師のパートをしながら朝7時にお店に来てエサやりやトイレの掃除をしてその足でクリニックに向かい昼はご飯も食べずに店の掃除、終わり次第開店するという猛烈な勢いで営業していました。おかげで赤字などもなく細々ですが続けることができています。
そのかたわら何度も来店して保護依頼をされるお客さんの猫を引き取ったことがきっかけで保護活動もはじめました。
たった一人で駆けずり回る手探りの保護活動ですが近くの中央動物病院の先生の助けやボランティアのお客さんの助けもあってなんとか130匹を育てることができました。なくなってしまった子もいますが母を含めたくさんの子たちを地域や里親さんに迎えてもらうことができました。
今まで保護
2021年思い切ってまた連絡すると「恐れたことが起きました」と。昨年説明したことはやはり理解できず多頭崩壊してました。家族や知人は「もうそんな勝手な人とかかわるな」と言いましたが我が子も障害者、見捨てられません。またこのことは予測し事前に店内で寄付を集めたり里親さんからの譲渡費用などをキープしてたのでどうにか全頭引き取りが可能でした。
その数 成猫メスのみ6匹+子猫5匹、もちろん6匹のうち3匹が妊娠していました。
結果6匹+5匹+15匹=いちどに26匹
初めての出産、育児、思うように扱えない母たち子猫たち。その後襲ってくる子猫の数々の病気
毎日受診する、薬を飲ませる。その間も単発で何匹もやってきてその年は最大47匹増えました(店にはすでに35匹)
もちろん母がいてもなくなる子もいます。母も育児放棄する、習性について学ぶ日々でした。
保護依頼の方・そして地域猫について考えさせられる時もありました。
2022~2023年「去勢や避妊をして地域に返す」保護がはやりだしました。正確な意味でのTNRではありません。
なぜなら帰る場所がないからです←自治会とトラブルに、保護してほしいという人のほとんどがお世話をしません。
自治会・近所、どこにいっても受け入れてはもらえてない実情があるのにもかかわらず「OPだけしてください」「捕まえてください」などの要望。そういうやり取りにも疲れました。受け入れが難しい猫をあえて捕まえる行為には反対です。
そんな中妊娠しているにもかかわらず堕胎の予約をされていた猫たちの保護をお願いされました。
かろうじて堕胎予約1日前に出産したものの近隣からの苦情が親戚まで及び多頭飼育崩壊となった家庭での引き取りです。
もし堕胎していればどうなっていたか…考えただけでおそろしいです。母の健康も損なわれ死亡したかもしれません。
そのような子たちも生きているのです。人間と同じように。あ、そうか…
猫も人間社会で生きていく分のお金を稼げばいい=そのお手伝いを人間がする
このプロジェクトで実現したいこと
今まで呉になかった猫と泊まれる宿を作ることです。その名も「にゃんSTAY」!
オープンして4年、全国からSNSを見て訪れる方が来られますがほとんどの人が呉は素通り、宿泊は広島市内などと離れていてお店に来ても短い時間で帰られることが残念でした。これは尾道や広島市内からくる方も同じく「猫と触れ合える」ことに特化した施設の需要はあると思いました。
そこで呉の街中に古民家を購入。気軽に利用できるように低価格のドミトリー(4人部屋)を2部屋、子供ずれ家族やカップルなど他に邪魔されたくない人には個室を1部屋。どの部屋も他のゲストハウスの倍の広さがありキャットタワーや逃走防止猫用ベランダなど安全かつ快適に過ごせるように設計した宿を作ることにしました。
「猫と泊まれる」ことを重視,猫カフェつき露天風呂つき、10匹の猫ちゃんがおもてなし
猫カフェには25匹ほど、あわせて約35匹です。さらに春から夏は保護した子猫にも会えます。
これは通常の猫カフェではありえません。そんなあり得ない空間を実現できます
そして最大の特徴は古民家の縁側につなげる巨大外遊び猫テラスです=外猫外遊エリアともいいます
もともとお庭にあった木を生かし外の空気に触れ部屋では感じられない解放感を猫に味わってもらえる場所です
この場所は猫カフェに隣接してますが入れるのは宿泊客のみとします、これは大特典です!!
そしてこの古民家を購入した理由…
それはこの場所が駅から徒歩20分の場所にあるのに登山に近い坂や車が入れない場所が多いことです。車が入らないと家具一つ購入がままならず眺めはよくても高齢になると体力的に限界を感じ下界のマンションに移り住んだり市外の子供と同居したりと人がどんどんいなくなってることです。売りたくても不動産価値は下がり売れないため土地はそのまま空家は解体もままならず放置されている現状。借手も見つかりません。
そしてこの場所は呉の街とともにある「休山」の登山道近く
呉市は山と海に囲まれた良い場所なのに数多い里山の整備はあまりできてないところが多く、登山者も少ないため登山道そのものも木や草に覆われせっかくの眺望まで損なってる悪循環が続いています。街と近いため登りやすくトレランの練習場所に向いていますし宿の近くは上道路と言って呉の景色を堪能できる散歩コースともいえます。
ちなみに店長はサイクリング・登山・トライアスロン・トレイルランニングの経験者です。呉の練習コースならおまかせください、ご紹介したい観光コースがいっぱいあります!
プロジェクト立ち上げの背景
現実猫カフェはそんなに儲かる仕事ではありません。土日祝や夏休みなど大型連休には混んでいるもののその他の平日は閑散としていて日々の光熱費や家賃などの費用が重くのしかかります。それでも人件費を抑えて細々と営業すればつぶれることはありません。コロナ禍が終息しだしても客入りはそんなに増えないのが実情です。
またお店は広いものの30匹弱の猫がいて時々家に帰るルーティンを行うことでストレスを軽減したり相性を見ながらケンカがおきないようにしてきましたが子猫の保護が始まりだす4月~8月頃までは展示できない子猫にそのお世話をしている母猫が家を占領しその他の成猫はそこに近づけないためお世話が分離し、さらに店の子も帰れない状態が続くようになり、さらにはそんな状態が続くうちにニート猫(いわゆる出勤拒否猫)まで現れる始末。
私のモットーは子猫と母がいたら母猫ともに保護・もしくは妊婦猫として保護・出産+その後2か月(子猫の展示時期)までをサポートすることなのでどうしても多頭になり家がめちゃくちゃになります(家族は黙ってくれてますが)毎日2時間家での猫の世話とお掃除、そして店の掃除と世話に2時間、そんなときに限ってスタッフがやめてしまう・・・旦那の転勤でやめたり、出産でやめたり、やはり給与が少なくてやめたり(朝の掃除 時給1000円×2時間)保護活動は実質だれも頼れない現状に「このままではだめだ」「私が倒れたらおしまいだ」と思うようになりました。
課題は
①いかに収益をあげてスタッフに定着してもらうか、そして
②ずっと保護をしながら猫にストレスを与えない今以上の快適な空間を作り出すか
④事業展開できる可能性のある場所を見つける
そこで考え付いたのは猫と泊まれる宿!ニートで家が好きな子は民泊でお仕事、、猫カフェが大好きな子は猫カフェ!これなら密にならず好きな場所にいれる。
そして2年前より中古物件を検索。条件に合うものを探すには広い物件がいります。一時は呉の大企業の撤退などを懸念して35Km離れた人口が増えつつある東広島での出店も考えましたが地域用途などの問題がクリアできず、やはり呉での物件探しに切り替えました。しかし今度は東広島との物価高に手も足も出せず(東広島は田んぼが広がるまだ田舎・呉は街)見学にはいくものの安いものは劣化が激しく「30年たつとこんなにボロ?」あきれてしまう不動産ばかり。
そんななか呉の街にほど近く160坪はある古民家を発見。築100年??車の入らない細道?山に登るような坂?街中にちかい住宅地で民泊しかできない(旅館業ではない)最初こりゃダメだと思ってましたが、何度も何度も見てるうちに
いちど実際の建物を見なくては!
行ってみると高い石垣に白壁・広い和室に広い庭、真新しくリフォームされた居室(50年前にリフォーム)味のある門に調度品・絵いろんなものがそんままになってました。これは意外とおもしろいかも。売主は入院していてあまり使用してないらしく近所の人はこの家の人は金持ちでここは豪邸と噂。しかし車社会の今軽がギリギリ入るくらいで敷地に元貸家があり解体・改築してまで買うという人は何年もいなかったそうです。死ぬほど悩みました。売家1000万
改装費事業開始するとなると総額3000万はいる
全財産がなくなる…
しかし無意味に今のテナントを使用しているだけで5年で500万使ってるわけだし初年度民泊が53%の稼働率でも猫カフェと合わせると売り上げが1000万とれる、なら早期費用の回収も可能ではないか?最悪家は車がはいれば1500万で売れるかも?スタッフも見つからなくても住み込んで働けば一人でできる業務、人件費も浮く。
そう思い一大決心をして購入!一人で契約、いやおそろし。
たちまち猫カフェに700万、老後のために貯めた1450万。そして事業計画を作成し取引銀行である呉信用金庫の営業と相談して融資850万
節約節約で自分でやっていかないとリフォームできませんが「出来ないことはない!」
現在の準備状況
ただいま改装中です。改装工事の様子はTiktok やInstagramで公開中
本通店は8月まで営業します。予定なので延びる可能性あり
リターンについて
皆さんに還元できるものをいっぱい考えました!
① 3,000円 【保護猫サポート会員証=ポイントカード】30分で1ポイント会員の方には特典あり
② 3,000円 【Cafeチケット6杯分】併設Cafeでのドリンク券6杯分です
③10,000円 【ドミトリー宿泊券】1泊+猫カフェ無制限2日+会員証、通常13,900円です!
④35,000円 【個室1泊宿泊券】1泊+猫カフェ無制限2日×4名分、通常44,000円です
⑤15,000円 【猫カフェ1時間利用11回分】1回分お得、チュールもお付けします。本人以外も利用可能
⑥15,000円 【猫カフェ無制限利用6回分】1回分お得 〃
⑦23,000円 【猫カフェ2時間利用11回分】 〃
⑧10,000円 【猫カフェ貸切】平日10:00~13:00 5名まで。お誕生日にどうぞ
⑨20,000円 【猫カフェ貸切】平日18:00~22:00 10名まで。 〃
⑩ 5,000円 【オープニングパーティー前夜祭】イベントに参加できます
⑪ 5,000円 【オープニングパーティー】楽しいイベント開催
⑫10,000円 【猫ちゃんのために使ってください支援】メールのみのお返しですが感謝感激です!
アレルギーがある方、猫嫌いの方は利用できません、ご注意ください。
スケジュール
2023年 古民家所得
2024年 1月~5月末 改装・道路拡張工事予定
7月~8月オープン予定
資金の使い道
支援いただいたお金は認知されるまでの運転資金としてキープし、これからの猫の保護活動に使っていく予定です。
支払い済み1123万
古民家購入 1000万、仲介料36万、税金21万、司法書士に36万
敷地内元借家解体 30万(これは自分だけでしました→業者見積200万)
これからかかるお金 1794万
道路拡張工事300万
猫カフェ・飲食エリア改装150万
その他民泊部分改装 944万
民泊設備購入 200万
もろもろの税金 100万
運転資金 100万
自己資金2150万+融資850万
最後に
いままではがむしゃらに一人で突き進んできましたがそれでも
数名のボランティアさんが関わってきました。そして近所の「ひろ中央動物病院」の先生や看護師さんたちには
ほんと良くしてもらい助かりました。わからないことを嫌な顔一つせず聞いてくださいました。
猫ちゃんの生活向上、保護の拡充のため常に考え新しい企画を提案、徹底した衛生管理、健康の維持
それらの業務をやりとげる根気と体力を継続しあきらめない精神を軸に向かっていきたいと思ってます。
そして一緒に長く頑張ってくれる仲間が欲しいです。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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