今回はシネマトリックさんとオインクゲームズさんのコラボと言う、なかなか異色のボードゲーム「ダイイングメッセージ」のレビューをさせて頂きます!
オインクゲームズさんとのコラボとの事で、初版からかなりパワーアップしての再販となっているボードゲームです!
まずはもう箱から目を引く鮮血の赤!
結構離れた所からでも相当目立ったレッドカラーなので、ゲームマーケットでは誰もが印象に残っているパッケージなのではないでしょうか?
ルールは意外にシンプルで、容疑者カードから6枚引き、ダイスでその中から犯人を決めます。
そして、メッセージカードを15枚引き、犯人の名前、容姿、経歴などから犯人を指し示すようにメッセージカードを配置し、自分は殺害された遺体となります笑
この時のダイイングメッセージの思考時間が1分、初心者は2分、となっていますが、コツを掴むまではもう少し延ばしても良いと思います。
このゲームのシンプルで良いと思ったのは、死因が撲殺で固定な所ですね笑
つまり、カードを使って犯人を指し示せば良いだけなので、毒殺なので犯人は入手経路が…とか、複雑なトリックが…とか難しい事を考えなくて良いのです!笑
とにかく引いたメッセージカードから、犯人を指し示すような使い方を考えるだけなので、謎解きが好きな方には特に遊んでみて欲しいゲームですね!
メッセージカードが多種多様な紋様を描いているので、組み合わせ次第で数字だったり漢字だったり記号だったり、無限にメッセージが作れるので、発想も人それぞれで意外なアイデアがバンバン出て来て、謎解き製作にも役立たせて貰ってます笑
ルールも協力プレイや、競い合いプレイなど数種類あって色んな楽しみ方があるのですが…特に競い合いプレイが凄いんです!笑
なんと自分が作ったダイイングメッセージで、全員が正解だと無得点!全員が不正解でも無得点なんです!なんだこの絶妙なバランス!?
丁度良い具合の謎解きを短時間で作らなくてはいけないなんて、本当に複雑な謎解きを作るクリエイターさんってすげーって身に染みて感じられること請け合いです!
自分も拙いですが、謎解きを作ったりする側としては、何故か無得点でも全員不正解にしたくなっちゃうんですよね…非常に不思議な感覚です笑
でも、最後に解説して「あぁ~確かに!上手い謎だなぁ~!」と褒められると、めちゃくちゃ嬉しくなります!謎を解く楽しみも、作る楽しみも両方味わえるこのゲーム、ほんと神ゲーって思いました笑
ぜひ一度は皆様も被害者になって、謎を作って撲殺されてみませんか♡
という訳で、今回はシネマトリックさんとオインクゲームズさんの「ダイイングメッセージ」のレビューをさせて頂きました!
リアル脱出ゲームや謎解きが好きな自分にはぶっ刺さりましたね~!よくあるボードゲームとはひと味もふた味も違うルールも新鮮で、まだまだボードゲームって言っても色んな事が出来るんだなあと可能性を感じさせるゲームでもありました!
なかなかプロジェクトの方はご支援頂ける方が増えず、それでもこんな面白いボードゲームもあるよ!と言うレビューから興味を持って頂ける事を信じて続けて参りますので、これからもよろしくお願いします!
それではまた、次回の活動報告にて!