初めまして、プロジェクトオーナーの伊藤由美です。 私は、北海道札幌市を拠点としている「NPO団体NIJI.RIBBON」の理事長をしています。子宮頸がんをはじめとした婦人科疾患において、日本の実情と女性が抱いている不安や悩みを広く知っていただき、安心して受診できる婦人科検診の環境を整え、1人でも多くの救える命を守れるよう日々活動しています。
<導入病院・利用者様の声>
0:03〜 導入病院のインタビュー
1:32〜 利用者様のインタビュー
4:25〜 伊藤由美理事長のインタビュー
<私の実体験からの想い>
婦人科診察への抵抗感や不安から、不調があっても受診を先延ばしにしたり、定期検診を受けない女性が少なくありません。私の友人もその一人でした。
二人のお子さんの母でもある彼女は38歳で子宮頚がんに罹患し、41歳という若さで亡くなりました。
明るく聡明な、素晴らしい女性でした。当時彼女から不正出血の相談を受け、直ぐの受診を勧めた際『婦人科はハードルが高くって..あの格好もね..』と、しばらく受診をためらっていたのを覚えています。
現在のように婦人科のハードルが高いというイメージではなく、ためらわず直ぐに受診できていたら、友人は、今でも子供達の笑顔を見られていたかもしれません。
私達は診察環境の改善が女性達の健康、家族の笑顔を守る一助になるものとし、検査時のプライバシー保護を目的とした使い捨てパンツの導入を提案しています。この取り組みにより、検診を受けることへの心理的ハードルを下げ、女性の健康維持、定期検診率の向上に貢献したいと考えております。
<日本は先進国の中でも最悪の死亡率>
日本では、毎年10,000人近くが子宮頸がんを発症し、約3,000人が命を落としています。これの死亡率は実に乳がんの死亡率の約2倍以上です。早期発見と治癒が可能な疾患にも関わらずです。
2023年に発表された先進国を含む31ヶ国を対象とした国勢調査では、日本での子宮頸がんの罹患率が31ヶ国中最も高く、死亡率は2番目に高いということが分かっています。
また、2021年開催G7主要7ヶ国中では罹患率・死亡率ともにワースト1位でした。
これらの背景には、20〜69歳の日本の女性の子宮頸がん受診率が43.7%と、他の先進国と比べ20〜40%ほど低いことが原因だと考えられます。
女性が躊躇せず、安心して婦人科検診が受けられる環境を整えることができれば、これらの問題は確実に改善して行くことが可能なのではないでしょうか。
<導入実績>
▪ 医療法人社団ともこレディースクリニック
▪ 宮の森レディースクリニック
▪ 響きの杜クリニック
▪ 社会医療法人 社団 カレスサッポロ ソフィア北円山クリニック
▪ 明日佳グループ検診センター企業検診車
▪ Norikoウィメンズヘルスクリニック
▪ 医療法人社団 静和会 静和記念病院健診センター
▪ 国立病院機構 北海道医療センター
<講演会>
▪ 第1回健診ツアー(静和記念病院)
▪「Keep Smile 北海道子宮頸がん予防促進」
子宮頸がんサバイバーさまを招いたトークセッションイベントの様子
1月26日 プロジェクト開始
4月中旬 プロジェクト終了
4月下旬 リターン順次開始
SNS広告費:10万円
講演会関連費用:10万円
メール・資料配布費:20万円
サンプル提供費:60万円
予備・運営費:目標金額を超えた場合
『恥ずかしさという抵抗感』
「恥ずかしさ」こんなことが大切な命を落としてしまうきっかけになったりしないように。笑顔で生きていて欲しい全ての女性と未来の子供達に、尊厳ある婦人科検診の環境をつくりたいと切望いたしております。
私たちNPO団体NIJI.RIBBONは、今回のプロジェクトやこれからの活動を通じて露出部分の少ない受診が一般的になり、現在多くの女性が感じている抵抗感を払拭し、健診を受けたいと思った時や身体の不調時には躊躇なく婦人科検診を受ける事ができるようになってほしいと本当に、本気で、願っています。
100年前から殆どかわらない、何も身に付けずに開脚するという独特の〝羞恥心〟が存在する診察環境が、個人の心に配慮した思いやりのある検診・診察が当たり前になるよう、私たちは定期検診の重要性に関する情報提供、健康セミナーの開催、医療機関への訪問、講演などの活動を続けていきます。
現在、関連する医療機関や企業との協議を重ね、使い捨てパンツの普及の具体的な計画を進めているところです。2030年までには、世界各国の子宮頸がん検診率の基準値に追いつくよう、日本の婦人科検診率80%を目標にしています。
皆様の温かい支援と共感、そして参加を心よりお待ちしております。
コメント
もっと見る