◆　ご挨拶

こんにちは。

大阪・梅田から1kmほど、猫やカフェで有名な中崎町のとなりの豊崎にある、
「絵本カフェ Storybook」のオーナー・リウィアと申します。

絵本カフェStorybookのスタッフたちです。左１は私です。

中崎町・豊崎エリアは、大阪の中心部であるにもかかわらず、

長屋や古民家が多く残っているので、散歩や観光にもってこいの空間がひろがっています。

そんな大阪の中でも特別な場所で、
15年以上営業してきた元「絵本カフェ ペンネンネネム」。

諸事情により閉店予定でしたが、その独特な雰囲気は多くの方に愛されていました。

そこで、前オーナーからご縁あってお店を引き継ぐことになり、
お店の空間や膨大な量の絵本、人気メニューは出来うるかぎりそのままに、
2024年のゴールデンウィークから
新たな絵本カフェ「絵本カフェ Storybook」を開店しました。

◆　人生を変えた絵本との出会いと、私が日本に来た理由

なぜ私が、大阪の絵本カフェを引き継ぐことになったのか、
すこしご説明させてください。

私が中学生だった頃、忘れられない絵本との出会いがありました。
“彩（いろどり）の魔術師” と呼ばれる中国の絵本作家「JIDI」の絵本です。

主人公が一人旅をする絵本なのですが、
旅のなかでさまざまな人々と出会い、
その登場人物一人ひとりのストーリーが、
シンプルかつ暖かく、心を癒す力を感じました。

その絵本をきっかけに子ども心に一人旅に憧れるようになり、
大学卒業時に日本への留学のチャンスをつかむことができたタイミングで、
ずっと私を守ってくれていた家族からすこし離れて、人生初の一人旅をはじめました。

一人旅のさなか常に彼女（JIDI）の絵本を持ち運び、
日本にきたときも、本棚の見えるところに置きました。

もう何回読んだのか、自分でもわかりません。
何回読んでも、毎回新たな発見がある、そんな絵本です。

◆　日本でさらに絵本にのめり込むことになったきっかけ

テレビ番組の「情熱大陸」で、
偶然ヨシタケシンスケさんのインタビューを見たときのことです。

番組で紹介された彼の絵本では、
おもしろくて興味深いキャラクターがつぎつぎ登場していて、
「いまの日本の絵本はすごいな」と思いました。

初めて読んだとき、
日常のどんなに小さいことでも、
そこからの無限大の発想ができると感じました。

彼の絵本をきっかけに、日本の絵本をたくさん読み進めていくなかで、
子どもはもちろん、大人にも思考を深くめぐらすきっかけや、
新しい視点を与えてくれる絵本をたくさん発見しました。

日本の絵本を通じて、日々の生活や人生について、
自分のなかでの価値観がこれまでと変わっていくのを感じ、
とてもワクワクしました。

今回のご縁で絵本カフェを引き継がせていただくことになったのも、
運命的なものを感じています。

ぜひこの素敵な空間から、日本の絵本の素晴らしさを、
日本そして世界へ発信していきたいと考えています。

◆　私たちのお店のこだわり

〜夢の空間〜

日本の各地域からだけではなく、
海外からの絵本も含む、500冊以上の絵本をゆっくり味わえる空間が私たちのこだわりです。

さらに絵本から出てきたキャラクターが大集合！
みなさまのお席の周りで、見守ってくれています。

絵本のキャラクターに囲まれ、何回来ていただいても、
違うキャラクターとの出会いや、新たな絵本との出会いがある。
まるで幼馴染の家のような安心感のもと、ゆったり本を読める時間を味わえる。

――そんな空間をめざしています。

〜絵本がテーマの食事メニュー〜

有名な絵本で見た食べ物を、実際に食べてみたいと思ったことはありませんか？

絵本の魔法世界を現実に持ち運ぶのは、私たちの得意とするところです。

たくさん試行錯誤を重ねたこだわりの一品を、
みなさんにご提供します。

さらに絵本の中の雰囲気をイメージした飾りなどをつけることで、
まるで絵本の中に入り込んだかのような食事体験を味わっていただけます。

◆　お店を引き継ぐことになった経緯

多くの絵本好きの方にご愛顧いただいた「絵本カフェ ペンネンネネム」。

しかし新型コロナの影響もあり、前オーナーは閉店を決断しました。

15年間もの長きに渡り、
前オーナーとスタッフさんたちが手作りしてきた家具や、
ユニークなインテリアの数々。

それらに囲まれ、
まるで絵本の中へ迷い込んだかのような、独特の雰囲気。

オープンしてから国内のお客様はもちろん、
インバウンドの方々に人気の中崎町の隣ということもあり、
海外旅行客の方にもよく来ていただいています。

メディアで紹介された事も一度や二度ではありません。

15年間、本当に多くのお客様にお越しいただいておりました。

そして私たちは、この絵本カフェの大ファンでした。
このままここが無くなってしまうのは、とても忍びない。

どうしてもこの素敵な空間を残したくて、
一大決心をしてお店を引き継ぐことを決意しました。

◆　このプロジェクトで実現したい夢

私たちが引き継いだこのすばらしい空間を通じて、
日本の素晴らしい絵本文化をここ豊崎から、
日本、そして世界へ広げていきたいと考えています。

具体的には、以下のような夢があります。

・　絵本文化を継承したい
世の中のデジタル化が進み、絵本を含む本の需要が減っています。
しかし絵本は、子どもから大人まで年齢に関係なく楽しめるものです。
そこで、定期的な読み聞かせ会や同好会、
絵本作家と直接コミュニケーションがとれるイベントを開催していきたいです。

・　絵本で地域に貢献したい
街なかの図書館のように、地域のみなさんが自由に絵本を読めるだけでなく、
食事やコミュニケーションを手軽に楽しめる、
「絵本の図書館」を目指したいです。

・　絵本作家さんの発信の場にしたい
たくさんいらっしゃる個人でコツコツ絵本をつくり続ける絵本作家さんの
発信の場にしていきたいです。たとえば地域の魅力を絵本にしたり、
自分の思いを伝えようとしている作家さんと連携して、
絵本カフェでの発信を通じて、さまざまなご縁をつくっていきたいです。

・　インバウンドの方々にも楽しんでほしい
日本のお客様はもちろん、海外のお客様も絵本を通じて
コミュニケーションができる場所にすることで、
素晴らしい日本の絵本文化を海外へも発信してきたいと考えています。
そのために、定期的にイベントを開催していく予定です。

・　子連れの方の憩いの場所にしたい
子連れで入れるカフェが少ないため、ママ友会が安心で楽しくできる場所にしたいです。

上記のような夢を実現し、実際に形にしていくために、
このプロジェクトを通して、
以下のようにこの絵本カフェを改善していきたいと考えています。

「絵本カフェ　ペンネンネネム」の現状：

・　従業員不足で土日しか営業できていない
・　メニュー開発をする余力がない
・　設備の老朽化

など、実現していきたい夢に対して、現状では問題点がたくさんあります。

例えばスタッフの作業環境ひとつとっても、キッチンにエアコンがないため
夏は蒸し暑いなか作業をしなければならなかったり、
客席のエアコンも老朽化が進み、快適に絵本を読んでいただくことが
難しくなりつつあるなどの問題点があります。

改善しようにも、人手もお金も足りず、
ヤキモキしてしまう状況が続いています。


これから変えて行きたいこと：

まずは上記のような店内のインフラを整えたうえで、
今後については夢の実現の第一歩として、
以下のような改革を進めていきたいと考えています。

・　スタッフを募集し、平日の営業を開始する
・　絵本をテーマにしたメニューを継続開発していく
・　話題の絵本を購入する
・　絵本グッズの紹介、提供を行う

上記を継続的に実行しまずは体制を整えていくことで、
夢の実現に向け一歩一歩努力していきたいと考えています。

このすばらしいお店を次世代へ残し、
日本の絵本文化を世界へ伝えていく拠点としてバージョンアップ
させていくために、ぜひご協力をお願いいたします。

◆　リターンについて

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回、ご支援いただける方のために、
数々の特別なリターン品をご用意しました。

詳細はぜひ本ページ右側の紹介コーナーをご覧ください。

・オリジナルTシャツ　6,000円
・オリジナルトートバッグ　6,000円
・ブース出展権 1,0000円
・食事チケット 1,500円×11回　16,000円
・ご希望の絵本をテーマにしたメニューを共同開発できる権利　30,000円
・ご来店時いつでもドリンク1杯サービス　50,000円
・お店の貸し切り　100,000円

◆　スケジュール

８月　クラウドファンディング開始
10月　クラウドファンディング終了
11月  スタッフ募集
　　　設備更新、追加
　　　店舗内装装飾
　　　メニュー開発、試行錯誤
　　　リターン発送

◆　資金の使い道

・設備更新、追加
・店舗内装飾、絵本の購入
・事業継続の固定費（従業員の賃金と店舗家賃）及び運転資金
・CAMPFIREクラウドファンディングの決済手数料の支払い及びリターン品と送料

◆　最後に

みなさまのご支援に心から感謝いたします。

このプロジェクトで、
ぜひみなさんと一緒に伝説の絵本カフェから提供する魔法の世界を復活させ、
特別な体験を提供する場所をつくっていきたいと考えています。

ここまで私の思いを綴ってきて、
あらためて絵本は国籍や年齢を問わず、
人間の本質的なコアにふれることを感じさせ、そして考えさせ、
違う発想をさせてくれる、素敵な存在だと思い至りました。

本を読めるカフェは世界中でたくさんありますが、
絵本がテーマのカフェは世界的に見ても希少です。

そして、その大半は実は日本にあります。
日本の絵本やそれを扱う場所に込められた、
子どもの楽しみを大事にする思いや、
どんな小さな文化でも守ろうとしている思いは、
本当に素敵だと感じています。

日本の絵本の魅力を世界へ広めて行くことはもちろん、
世界中の絵本を日本の方々に届けることにも興味があり、
絵本にまつわる私の夢に、当分最終章は来なそうです。

前オーナーからも応援いただき、気がひきしまる思いです。

今はまだ私ひとりの小さい夢かもしれません。

しかし、みなさまの暖かいご支援により、
絵本の魅力をさらに広げることで、
より多くの人々と同じ夢を実現させていくことができるはずと考えています。

そのためにもまず、
この大阪梅田「伝説の絵本カフェ」の第2章をみなさんとつむぎたいです。

このキャンペーンの宣伝や共有にも、ぜひご協力をお願いいたします。

■店舗住所：〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎３丁目６−４ 上野ビル ３階
■営業時間：水、木、金、土、日、祝日の9時30分〜16時45分（9月からの営業時間）
■定休日：月、火（祝日除く、９月からの営業時間）

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※本プロジェクトを利用して、プロジェクトオーナーと第三者（支援者を含む）との間の雇用関係を成立させることはございません。
また、プロジェクトオーナー以外の第三者（支援者を含む）が当事者となる雇用関係の成立をあっせんすることもございません。このことは、本プロジェクトのリターンについても同様です。