プロジェクトの実行者について
このクラウドファンディングプロジェクトの実行者は、地元魚沼市を愛し、その美しい景観を広く知ってもらいたいという熱い思いを持つ「滝澤」さんです。彼女は地域の魅力をより多くの人に伝えるため、八十八景の認定後に冊子を制作するプロジェクトを立ち上げました。
魚沼市が誕生して今年で20年。堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、守門村、入広瀬村という6つの地域の垣根を越えて、そこにある文化や生活、風景を市民みんなのものとして共有し、守り、語りついでいきたい。そんな想いから「魚沼市八十八景プロジェクト」が始まりました。
一般的なフォトコンテストのような、写真の出来栄えで選定するのではなく、一つの景観に込められたそれぞれの想いを集めた「魚沼市八十八景」を選定します。
ー このプロジェクトで実現させたいこと -
◆教育・生涯学習において
市内にある学校に配布し、地域の歴史や文化を学ぶ際の教材として使用していただく。
街歩きやコミュニティ活動など、様々な取り組みに積極的に活用していただく。
◆観光・誘客において
「魚沼市八十八景を巡る」ツアーなどを企画。自家用車で動く方、公共交通機関で動く方向けにそれぞれのルートやおすすめスポットなどを提案する。
「魚沼市はこんなところ」とイメージできるような、市民の活動や、雰囲気、生活を見ていただき、より具体的に魚沼市を感じていただく。
ー 魚沼市八十八景プロジェクト冊子製作への想い -
「魚沼市八十八景」は綺麗な景色を集めたいというようなプロジェクトではありません。
人々の生活が生み出した風景や、魚沼市の歴史を形成しているもの、季節ごとに表情を変える景色をこれからも大切にしたい。それが「魚沼市八十八景」です。
どこか懐かしい、故郷を思い出すような温かみのあるものにしたい。魚沼市民には改めて魚沼市を見てほしい、市外県外の方には魚沼市を知るきっかけの一つにしてほしい。そんな一冊をみなさまのお手元に届けたいという想いで、冊子を作りたいと思います。
ー スケジュール -
1)2024年3月31日 魚沼市八十八景応募締切
2) 4月~5月 ファイナリスト選定
3) 9月 八十八景選出
4) 11月1日 公表
5) 11月~ リターン発送開始
ー リターンについて -
ご支援・ご予約くださった皆様には、金額に応じたお返しを送らせていただきます。
■支援金 2,000円:完成品1冊プレゼント
■支援金 10,000円:完成品6冊プレゼント
※冊子は10月末完成、11月より順次発送の予定です。
ー 完成本の仕様 ー
形態: 判型:B5判 / 色数:本文カラー刷 / ページ数:108ページ程度
言語: 日本語
出版予定:2024年11月
初版発行部数:2000部
販売予定価格:1,980円(税込)
ー 資金の使い道 -
冊子製作費に充てさせていただきます。
ー 終わりに -
新潟県中越地方の南東部に位置する魚沼市。
日本有数の豪雪地帯であり、魚沼産コシヒカリの一大産地でもあります。
ここで少しだけ魚沼市の一年をご紹介させていただきます。
雪解けの始まる3月から4月は、市内の至る所でお花見を楽しむことができます。豪雪に耐えた新芽たちが気温の上昇とともに顔を出し、一斉に開花を始めます。また、山間地域ならではの「山菜料理」は、素朴で温かみがあり、雪国の知恵が詰まった何よりのご馳走です。
夏になると、市内を流れる一級河川では「おとり鮎」漁が解禁となります。貴重な「地鮎」目当てに毎年訪れるかたもいるんです。盆地特有の暑さがありますが、魚沼市のB級グルメ「生モツ」のバーベキューで乗り切ります。
魚沼市の秋は、紅葉が見事。市内約85%が森林地帯なので、標高の高いエリアから順番に、時期を追うごとに色づく様は圧巻です。黄金色に頭を垂れる稲穂の絨毯とのコラボレーションをお楽しみいただけます。
そして、長い冬が訪れます。魚沼市内でも雪深いエリアでは5メートルの積雪があることもあります。雪に閉ざされる時期も食料に困らないように、この地域では、保存食に対する知恵が代々受け継がれています。今では、スーパーに行けばなんでも手に入りますが、雪国っ子のDNAは冬の厳しさを誰に教わることもなく体で感じます。
自然と向き合い、自然に感謝し、自然に生きる。派手さはないかもしれませんが、控えめな魅力は確かにあります。みなさまにとって、どこか懐かしく、自分らしくいられる場所になれたらいいなと思います。
今回の「魚沼市八十八景」は、そんな魚沼市を垣間見ることができる一冊に仕上がると思います。
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