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老犬の健康をサポートし、ピンピンころりを目指し寄り添うノア動物病院の挑戦

ノア動物病院は、東京ペットホームの老犬ホームで暮らす10頭前後の高齢犬に寄り添い、一頭一頭に合わせた健康チェックや検査、栄養管理などのトータルケアを1年にわたって提供します。獣医師の知見を結集し、老犬が健康長寿の実現を目指し、最期まで自分らしく幸せに暮らせる社会の実現を目指します。

現在の支援総額

1,230,000

123%

目標金額は1,000,000円

支援者数

85

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/04/28に募集を開始し、 85人の支援により 1,230,000円の資金を集め、 2024/06/30に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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老犬の健康をサポートし、ピンピンころりを目指し寄り添うノア動物病院の挑戦

現在の支援総額

1,230,000

123%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数85

このプロジェクトは、2024/04/28に募集を開始し、 85人の支援により 1,230,000円の資金を集め、 2024/06/30に募集を終了しました

ノア動物病院は、東京ペットホームの老犬ホームで暮らす10頭前後の高齢犬に寄り添い、一頭一頭に合わせた健康チェックや検査、栄養管理などのトータルケアを1年にわたって提供します。獣医師の知見を結集し、老犬が健康長寿の実現を目指し、最期まで自分らしく幸せに暮らせる社会の実現を目指します。

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獣医師としての思いと老犬ホームとの出会い

私は獣医師として35年のキャリアを積む中で、常に動物たちの健康と幸せを第一に考えてきました。ノア動物病院を開院し、地域の動物たちのケアに尽力する傍ら、保護犬や高齢犬の支援にも力を注いできました。

しかし、日々の臨床現場で高齢犬の健康問題と向き合ううちに、個々の治療だけでは根本的な解決には至らないもどかしさを感じるようになりました。加齢に伴う様々な疾患に苦しむ犬たち。飼い主の事情で十分なケアを受けられない犬たち。そんな彼らに、より包括的なサポートを提供したいと考えるようになったのです。

転機となったのは、コロナ禍の最中に東京ペットホームの老犬ホーム店長・手柴さんと出会ったことでした。YouTubeの動物チャンネルでの共演がきっかけとなり、老犬ホームの取り組みを知る機会に恵まれたのです。

実際に老犬ホームを訪れ、施設で暮らす犬たちの姿を目の当たりにしたとき、改めて老犬が抱える課題の大きさを実感しました。同時に、愛情あるケアと適切な医療サポートがあれば、老犬も充実した日々を過ごせることを知ったのです。

ノア動物病院には、これまでの臨床経験で培ってきた高齢犬の健康管理のノウハウがあります。それを活かして、老犬ホームで暮らす犬たちに寄り添う医療サポートを提供できないだろうか。そんな想いから、このプロジェクトの構想が生まれました。

東京ペットホームの渡部帝さんとともにノア動物病院チャンネルに出演し、老犬ケアの大切さを発信する中で、私たちの思いはますます強くなっていきました。獣医師として、そして一人の犬好きとして、老犬たちに最高のケアを届けたい。それが私の使命だと感じています。ノア動物病院のスタッフ一同、この思いを胸に、プロジェクトに全力で取り組む所存です。

老犬たちの現状と課題について

私たちがこのプロジェクトを立ち上げるにあたり、まず取り組んだのが老犬ホームで暮らす犬たちの現状把握です。施設を訪問し、一頭一頭の健康状態や生活環境を詳しく観察させていただきました。

そこで目の当たりにしたのは、加齢に伴う様々な健康上の問題に直面する老犬たちの姿でした。関節の痛みに苦しむ子、心臓や腎臓に持病を抱える子、認知機能の衰えが見られる子など、十分なケアを必要とする状況が数多く見受けられました。

老犬ホームのスタッフの方々は、愛情を持って介護に当たってくださっていますが、犬たちの健康状態を細やかに把握し、一頭一頭に合わせたケアを行うためには、より専門的な知識と経験が求められます。

また、施設での生活では、運動量の確保や食事の工夫など、老犬特有のニーズにきめ細かく対応することが難しい面もあるのが現状です。

こうした課題に対し、私たちは獣医師の立場から何ができるのかを真剣に考え、老犬ホームのスタッフの方々とも話し合いを重ねてきました。


その結果、以下のような取り組みを軸に、老犬たちの健やかな暮らしを支えるプロジェクトを立ち上げることになったのです。

  1. 定期的な健康チェック:老犬ホームを定期的に訪問し、一頭一頭の健康状態を細かく確認します。早期発見・早期対応を心がけ、病気の予防と重症化の防止に努めます。
  2. 食事管理とサプリメントの提供:老犬の健康状態に合わせた食事プランを提案し、必要に応じてサプリメントを提供することで、体の内側から健康をサポートします。
  3. 運動プログラムの作成:関節の健康維持や筋力の低下防止のため、一頭一頭に合わせた運動プログラムを作成し、施設スタッフによる実施をサポートします。
  4. スタッフへの指導と連携:老犬の健康管理や介護に関する知識を施設スタッフに提供し、日々のケアの質の向上を図ります。密な連携を通じて、体調の変化にもいち早く対応できる体制を整えます。

これらの取り組みを通じて、老犬ホームで暮らす犬たちが、少しでも健康的で充実した日々を送れるようサポートしていきたいと考えています。

現在、プロジェクトの具体的な実施計画を練っている段階ですが、私たちの構想に賛同してくださる動物病院や動物栄養学の専門家とも協力体制を築きつつあります。

皆さまからいただいたご支援を活かし、より多くの老犬たちに手を差し伸べられるよう、着実に準備を進めてまいります。

プロジェクトで実現したいこと

みなさんは、「プロダクティブエイジング」という言葉をご存知ですか?日本語で言うと「ピンピンころり」つまり健康長寿の実現です。

私たちがこのプロジェクトを通じて実現したいのは、老犬たちが最期まで健やかに、そして尊厳を持って生きられる世界です。

老犬ホームで暮らす犬たちに寄り添い、一頭一頭に合わせた最適な医療ケアを提供すること。それが私たちの目標であり、プロジェクトの核となる部分です。定期的な健診や投薬、食事管理などを通じて、彼らの健康状態を細やかにサポートしていきます。

しかし、私たちの目指すのはそれだけではありません。このプロジェクトを通じて得られる知見や経験を、より多くの高齢犬のために活かしていきたいと考えています。

老犬の健康管理に関する情報を広く発信し、飼い主さんや動物愛護関係者と知識を共有することで、高齢期を迎える犬たちへのケアの質を社会全体で高めていく。そんな取り組みにも力を注ぎたいと思っています。

さらに、老犬ホームのスタッフさんへの指導や連携を通じて、施設内でのケアの質の向上も図ります。医療面でのサポートはもちろん、日々の介護やお世話の面でも、少しでも多くの老犬に幸せを感じてもらえるよう、ともに努力を重ねていきたいと考えています。

私たちの挑戦が、一人でも多くの飼い主さんや動物愛護関係者の意識を変える原動力になることを願っています。年齢を重ねても、犬たちが飼い主さんとの絆を大切にしながら、健やかに暮らし続けられる。そんな社会の実現に向けて、私たちは一歩ずつ前進していきます。

このプロジェクトが、老犬たちの「あたりまえの幸せ」を守るための一助となること。それが、私たち獣医師の願いであり、プロジェクトの最終的なゴールです。皆さまの温かいご支援を糧に、その実現に向けて全力で取り組んでまいります。


スケジュールについて

私たちの「老犬の健やかな暮らしを支えるプロジェクト」は、2024年7月、老犬ホームとの綿密な打ち合わせからスタートします。

ワンちゃんは人の4〜5倍の速さで歳をとるため、数ヶ月の間にも体調は大きく変わる可能性があります。加齢によって起こる外見からはわかりにくい変化を見つけるために、ノア動物病院では、季節ごとに年4回の定期健診を軸に、老犬たちの健康状態を細かくモニタリングしていく体制を整えています。

プロジェクト開始から3ヶ月後の秋には、第1回目の健康チェックを実施。全身の健康状態を細かくチェックし、栄養状態の評価や食事プランの見直しも進めます。

冬場は関節の痛みや体温調整の難しさなど、老犬特有の課題にフォーカス。ノア動物病院の専門的な検診スケジュールに沿って、眼科検診、乳がん検診、歯科検診、皮膚・耳検診などを老犬ホームで実施。大掛かりな機器を必要としない範囲で、できる限り専門的なケアを提供します。

春からは、これらの定期健診と専門検診を組み合わせ、老犬たちの健康状態を多角的に評価。一頭一頭に最適なトータルケアを提供していく体制を整えています。

さらに、ワンちゃんごとの健康状態に合わせて、適切なフードやサプリメントをアドバイス。栄養管理の専門家とも連携を図り、高齢犬特有の健康問題に対応するため、最新のサプリメントや治療法の導入も検討しています。

また、経験豊富な獣医師や看護師が、老犬ホームを定期的に訪問し、直接ワンちゃんの健康状態を確認。老犬ホームスタッフとの密な情報共有により、ワンちゃんの些細な変化も見逃さずケアに反映できるようにします。

こうした多面的なアプローチを通じて、私たちは老犬たちの健康と幸せを包括的にサポートするトータルケアの実現を目指しています。

プロジェクト開始から1年が経過する2025年6月には、この1年間の取り組みを総括し、それぞれの犬の健康状態の変化を詳細にレポート。飼い主さまや支援者の皆さまにも、活動の成果をお伝えします。

プロジェクトを通じて得られた知見を、広く社会に発信。より多くの老犬と飼い主さまに役立てていただくことが、私たちの願いです。

プロジェクト終了後も、より充実した老犬ケアを実現するため、活動の幅をさらに広げていく計画も進行中。一頭一頭に寄り添い、その笑顔を守り続けること。それが私たちの変わらぬ思いです。

皆さまからのご支援を原動力に、老犬たちの健やかな暮らしを守るため、全力で取り組んでまいります。


本プロジェクトは、2024年4月からクラウドファンディングを開始し、2025年6月末までの約1年3ヶ月を予定しています。(トータルケアは2024年7月〜2025年6月末)

2024年 4月 クラウドファンディング開始

 4月~6月 準備期間、病院と老犬ホームの定期ミーティング

 7月 老犬ホームでのケア提供開始、第1回目の夏の犬健診(基本健康チェック)と適切なサプリメント提案、レポート発行

 8月 眼科検診(アドプリット検診)

 9月 乳がん検診・アドプリット検診

 10月 第2回目の秋の犬健診とサプリメント提案、レポート発行

 11月 歯科検診(アドプリット検診)

 12月 第3回目の冬の犬健診とサプリメント提案、レポート発行

2025年

 1月 定期的な健康チェックと必要な治療の実施

 2月 眼科検診・アドプリット検診

 3月 皮膚・耳検診

 4月 第4回目の春の犬健診とサプリメント提案、レポート発行

 5月 定期的な健康チェックと必要な治療の実施 6月 歯科検診、レポート発行

 6月末 サポート期間終了

 7月以降 プロジェクトの総括と今後の継続についての協議

支援の使途について

皆さまからお預かりした大切なご支援は、以下のような用途に使わせていただきます。

  1. 獣医師による健康チェックや健診のための費用(全体の約40%)
  • 定期的な健康チェックを行うための獣医師の人件費
  • 健診に必要な器具、消耗品の購入・維持費用
  1. 専門的な検査の実施と必要な設備の導入(全体の約20%)
  • 眼科検査、乳腺検査、歯科検査などの専門的な検査費用
  • 高齢犬のケアに必要な設備の購入・メンテナンス費用
  1. 栄養管理とサプリメントの提案(全体の約15%)
  • 老犬の健康状態に合わせた特別な食事、手作り食の材料費
  • 高齢犬の健康維持に役立つサプリメントの選定・提案費用
  1. 健康データの管理・分析(全体の約10%)
  • 健康記録の管理に必要なシステム開発、運用費用
  • データ分析に必要な専門家との協力費用
  1. 老犬ホームスタッフとの連携・情報共有(全体の約10%)
  • 老犬の健康管理や介護に関する情報交換の場の設定費用
  • 獣医師と老犬ホームスタッフの情報共有ツールの開発・運用費用
  1. 活動報告・啓発活動(全体の約5%)
  • 支援者の皆さまへの活動報告書の作成・送付費用
  • 老犬の健康管理に関する啓発資料の作成・配布費用

獣医師としての私たちのこだわりは、一頭一頭に寄り添い、きめ細やかなサポートを提供することです。そのためには、十分な時間と専門的な知識・体制が不可欠です。

ご支援いただいた資金を活用することで、定期的な健康チェックや専門的な検査の頻度を高め、老犬たちの健康状態をより細かくモニタリングすることが可能になります。また、必要な設備を導入することで、高齢犬特有の健康課題にもしっかりと対応できる体制を整えます。

私たちが大切にしているのは、獣医学の知識だけでなく、老犬一頭一頭のニーズに合わせたサポート。栄養管理の専門家と連携し、それぞれの健康状態に最適な食事プランやサプリメントを提案することで、体の内側からケアしていきます。

さらに、収集した健康データを綿密に管理・分析することで、より効果的なサポート方法の確立を目指します。このデータは、高齢犬ケアの発展にも寄与するものと考えています。

加えて、老犬ホームのスタッフの方々との情報共有にも力を注ぎます。私たちの知見を現場で活かしていただくことで、日々の介護の質の向上につなげていきたいと思います。

これらの取り組みを通じて、一頭でも多くの老犬に健やかで幸せな時間を過ごしていただくこと。それが私たち獣医師の願いであり、ご支援いただいた皆さまと共有したい目標です。

皆さまからの温かいご支援に深く感謝するとともに、その思いを胸に、私たちは全力で活動に邁進する所存です。一頭一頭への真摯な想いを原動力に、老犬たちの笑顔あふれる日々を創っていきたいと考えています。

※追加目標:

日々の健康チェックの他、支援額で100万円を超えた場合は、PLUS CYCLEをワンちゃんたちに添付いたします。このプラスサイクルは、ワンちゃんの「肺活量」「ジャンプ数の低下」を測定できるアイテムです。


最後に

私たちノア動物病院グループは、長年にわたり動物たちの健康と幸せを守ることを使命としてきました。しかし、高齢犬の健康管理の重要性と難しさを痛感する中で、私たちだけでは十分なサポートを提供することの限界を感じずにはいられませんでした。

そんな中で出会ったのが、老犬ホームの存在でした。最期までその犬らしい暮らしを続けられる場所があること、しかし、そこでの健康管理には専門的な知識と体制が必要とされていることを知り、私たちにできることがあるのではないかと考えるようになりました。

このプロジェクトは、そうした想いから生まれたものです。当院の獣医師や看護師が知見を結集し、老犬ホームで暮らす一頭一頭に寄り添うことで、その健やかで幸せな日々を支えたい。そして、そこで得られた経験を社会に還元することで、より多くの老犬の笑顔を守りたい。そんな思いを原動力に、私たちはこの挑戦に踏み出しました。

しかし、この取り組みを継続し、さらに発展させていくためには、多くの方々のご理解とご支援が不可欠です。

一頭一頭に合わせたきめ細やかなサポートを提供するためには、時間と専門的な設備、人材が必要となります。定期的な健康チェックや必要な検査を行い、栄養面でのサポートを充実させるためにも、安定した資金の確保が欠かせません。

私たちの活動は、決して華やかなものではないかもしれません。しかし、老犬たちの日々に寄り添い、その健康と幸せを守ることは、とても意義深く、価値のあることだと信じています。

老犬たちが、住み慣れた老犬ホームで、周囲に愛されながら、自分らしく生き生きと過ごせること。そして、最期の瞬間までその尊厳が守られ、穏やかに旅立てること。それこそが、私たちノア動物病院グループが目指す老犬の幸せのかたちなのです。

どうか、私たちの想いに共感いただける皆さま。この挑戦を応援してください。

皆さまからのご支援を糧に、私たちは一頭一頭に心を込めて寄り添い続けます。そして、その小さな積み重ねが、やがては老犬たちの暮らしを豊かにする大きな力になることを信じて。

老犬たちの幸せに満ちた未来を、どうか皆さまの手で一緒に創り上げていきませんか。心よりお願い申し上げます。

株式会社ノア動物病院 代表取締役 林文明


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


----2024.06追記----

<協賛企業様について>

リターンにシャンプーや首輪をご提供いただいた協賛者様のご紹介です。

【株式会社ユリックス】代表・高野モナミ

モナミさんは、ボルゾイのユリアンとFELIXの飼い主であり、愛犬家として知られています。
今回、ノア動物病院のクラウドファンディングにスポンサーとしてご支援いただけることになりました。


モナミさんとノア動物病院の林文明先生とのつながりは古く、クラウドファンディング開始前からもユリックスシャンプーの提供など、様々な形でノア動物病院へのご協力をいただいてきました。

モナミさんは、愛犬の健康と美容に深い関心を持ち、その想いから【株式会社ユリックス】を立ち上げました。

ユリックスシャンプーは人のアレルギーシャンプーを研究する技術者のもと開発されましたが、犬に本当に良いかは専門的な知識が必要だと考え、林文明院長に相談。1年半にわたり、林院長の助言を得ながら、外部トリマーやノアトリミングサロンの皆様の意見も取り入れ、完成にいたりました。

ユリックスのホームページ(https://www.yulix-dog.com/)

では、商品への熱い想いとこだわりを感じることができます。

モナミさんのご支援に心より感謝しております。
7月から始まるトータルケアでは、ユリックス製品を活用し、愛犬の健やかな暮らしを支えていきます。

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