この活動を続けていて、
たくさんの人とお話ししました。
もちろん賛成の人も反対の人もいて、
いろんな意見を聞かせていただきました。
みなさん、語ることが多い!
(自分も)
それだけ、学校の統廃合が生活に大きな影響を与えるということでしょう。
あるとき気づいたのです。
賛成か、反対か。
敵か味方か。
その二項対立を超えたい、と。
(ヘーゲルの言葉を借りて言うならば、止揚・しよう、アウフヘーベンですね。)
旧中島郡vs旧稲沢市でもなく、
宗派(?)も党派もなく、
すべての人が協力しなければ、
この難局は乗り切れないと思いました。
それだけ難しい問題をはらんでいます。
今全国で学校の統廃合が検討されています。
(急がないと、補助金がね…)
でも、日本の過疎地をこれからどうしていくのか、という点で、
これは全国民的な問題なのです。
中山間地域や離島のような分かりやすい僻地だけでなく、
都市に含まれた隠れた僻地は、その問題が顕在化しにくいです。
そこでは、
【人の権利】
が少しずつ削れはじめています。
ーーーー
近代資本主義は、市民社会を成熟させました。
人は自由を手に入れたのです。
しかし、消費活動が活発化するにつれて、
・親族ネットワークの消滅
・共同体の解体
が起こりました。
共同体の解体が進むほど、GDPは増大します。
アメリカから導入された新自由主義は、
日本では「自己決定・自己責任論」となり、
それが殺伐とした雰囲気を生み出しているような気がします。
誰にも迷惑をかけない代わりに、誰にも迷惑をかけられたくない、と。
実際は多くの人は、迷惑をかけたり、かけられたりしながらしか生きられないにもかかわらず。
人口減に対する処方箋や解決策は誰も知りません。
理論を単純化すると、必ずこぼれ落ちる人がいる。
具体的には僻地に住む人、高齢者、子どもです。
「誰一人取り残さない社会」をつくるのであれば。
二項対立から一歩進んで、
みんなで協働して社会をつくっていくしかないのだと思います。
自由を手にすると、権利を手放す、ということを、
これほどまでに実感したことはありませんでした。
これからは、
◇自由意思による社会参画が、
◎楽しいものである、
◎豊かなものである、
という雰囲気に進めていきたいと思っています。
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