【株式会社本町オーブン　代表　牧　真澄(まき　ますみ)】

初めまして。このプロジェクトリーダーを務めます牧真澄です。

私は2024年5月に、西尾市の中心市街地にある本町商店街に『本町オーブン』というアメリカンベーカリーのお店を開業しました。愛知県産の小麦粉を主に使い、米麹と季節のフルーツから作る2種類の自家製酵母を使い分けて毎朝パンを焼きあげています。どれもBigサイズで見た目にも満足できるパンと焼き菓子、そして地元の食材を使用した創作料理やお酒も楽しめるお店として、様々なニーズでご利用いただけます。地域に根差し、地元の人々がそれぞれの用途で気軽に利用でき、そして多くの人々が西尾市を訪れるきっかけとなるようなお店を作りたいという思いが、開業する大きな動機となりました。

本町オーブン　パンとカフェとバル

これまでの16年間は、子どもの頃からの夢であった保育士・幼稚園教諭として西尾市役所に勤めてきました。子どもたちの成長を見守る日々は、私にとってとても大切で充実したものでしたが、同時に、将来のことを考える中で、自分自身にとって新たな挑戦が必要だと感じるようになりました。

保育士として地域の未来を育てる立場にいた私は、「地域そのものをもっと魅力的に、そして元気にするために自分にできることはないか」と考えるようになり、思い切って飲食店を開くという道を選びました。私にとってこの決断はとても勇気がいるものでしたが、家族や仲間の理解と応援があったおかげでこの決断をすることができました。

今回の壁画アートプロジェクトも、この挑戦の延長線上にあります。アートには多くの人々の心を動かす力があり、町の雰囲気をつくる力があります。特に川部浩さんの作品は、カラフルで浩さんならではの心躍る色の配色、そしてその力強くやさしい表現で、まちを明るく、そして人々の笑顔を増やす力があると私は確信しています。このプロジェクトを通じて、彼のアートが西尾市のシンボルとなり、本町通りを訪れる多くの方々に親しみ愛される場所になると思っています。

どうか、西尾市をさらに魅力的なまちにするための一歩に、私たちのプロジェクトにご協力いただければ幸いです。まちの魅力が高まり、川部浩さんがさらに活躍の場を広げていける未来を、心から願っています。

【夫　　牧　一心(まき　いっしん)】

こんにちは、西尾市議会議員を務めさせていただいている牧一心です。このアートプロジェクト実現のために、皆様のご協力をお願いしたくて、ここに文章を書かせていただきました。

私は〈ピッツェリアオーシャン〉を2013年にオープンしピザ職人の道を進みました。2020年にはジェラート専門店〈ウィリアムズジェラート〉を開業しました。現在はアウトドア系の洋服や雑貨、海で遊ぶツアーアクティビティを行う〈ウミノマエストア〉の3店舗を運営する株式会社オーシャンワークスの代表を務めています。お客様に美味しい地元食材を食べる喜び、自然の中で過ごす気持ち良さを届けることがここでの仕事です。そして現在は、議員としてより広く、西尾市を魅力的なまちにするために試行錯誤しています。

これまでの取り組みでは、仲間とともに幡豆地区を「ハズフォルニア」と名付け、まちおこしに取り組んできました。背景には、「カリフォルニアに行かなくても幡豆が面白い！」という想いがあります。カリフォルニアは常に新しいカルチャーを生み出すまちですが、私は西尾市もそのような場所になってほしいと思って、議員と会社経営、両輪で日々活動しています。そして、それを前進させていくためには、地元の才能を応援し、新しい魅力を生み出す場を作ることが不可欠だと考えています。

そこで、今回は地元アーティスト・川部浩さんの才能を広く知ってもらうため、そして若いアーティストたちがさらに活躍できる場を作るための壁画アートプロジェクトは、僕の目標の1つでもあります。妻のプロジェクト成功と、浩さんの作品完成に向けて、皆様のご協力をお願い致します。動物や植物を題材にした浩さんの絵は、多くの人の心を惹きつけ、見る者を魅了します。そんな彼のアートが西尾市本町通りを彩り、シンボルスポットになることで、新しい時代の中心市街地を切り開きたいと考えています。

このプロジェクトを実現するには、皆様のお力が必要です。本町通りは私にとって思い出深い場所であり、浩さんの壁画が完成すれば、多くの人が再び訪れる場所に生まれ変わると思います。ぜひ、地元のまちおこしとアートの発展にご協力お願い致します。

本人の飲食店の紹介

【アーティスト　川部浩（かわべひろし】

現在29歳の川部浩さんは、3歳の頃に自閉症と診断され、中学生の頃に精神年齢7歳・理解力2歳であると告げられました。保育園児の頃から象に興味をもち、よく象の絵を描くようになりました。安城特別支援学校に通っていた頃、企業から学校へ、生徒の作品をノベルティグッズにしたいという依頼がありました。そこで浩さんの絵が採用されたことがきっかけで喜びを感じ絵を描くことをより楽しむようになりました。好きなことには、すごい集中力で取り組む浩さん。動物を描くことが大好きで独自の視点でこだわりをもって描く絵が特徴です。

【プロフィール】

平成6年10月14日西尾市生まれ

矢田保育園卒園

中畑特別支援学級卒業

西尾中学校卒業

安城特別支援学校卒業

【これまでの経歴】

 2015年：ハートnetフェスタ出展

2016年：第16回全国障害者芸術文化際出品

2017年8月：刈谷市公共バスラッピング採用

2017年9月：あいちアールブリュット展出品

2017年10月：日タイ130周年修好記念行事招待（日本代表） 

＊第1回アジア子ども絵画展出品、駐タイ日本国大使へ絵画贈呈、国際交流基金へ絵画贈呈

2017年12月：西尾市役所へ絵画贈呈、第1回個展

2018年10月：第11回ふれあいアート展「中日新聞社会事業団賞」受賞

2019年12月：第12回ふれあいアート展「愛知県共同募金会会長賞」受賞

2022年8月：三河リゾートリンクス　photospot画展示

【川部浩の母よりメッセージ】

今回、本町オーブンさんの店舗が入っている旧上田家具店さんの外壁に壁画を描かせていただく機会をいただき、初めての広い壁への挑戦に胸を膨らませています。

息子の浩が3歳のとき、保育園で自閉症と診断されました。その診断を受け入れるのは簡単ではなく、病院をいくつも回りました。「もしかしたら誤診かもしれない」「治療法があるかもしれない」と、何度も期待しましたが、不治の病と知りながらも、治る奇跡を願っていました。診断を受けた当初は、ショックで頭が真っ白になり、日常生活が上の空になってしまったほどです。

成長するにつれて、浩は他の子どもたちとの違いが目立つようになりました。それでも、彼には好きなことに集中する力があります。そのひとつが、動物を描くことでした。私は、そんな浩の夢中になれる好きなことを大切に応援したいと思っています。保育園の頃から象の絵を描くことが好きで、特別支援学校では企業から作品をノベルティーに採用してもらったこともあり、彼の大きな自信につながりました。

この作品を通して、多くの方々に浩の世界を感じていただければ嬉しいです。

皆様のご支援で、浩の夢を広げてください。

浩の新たな挑戦を実現し、彼のアートが地域のシンボルとして輝くよう、皆様のお力添えをお願い致します。ぜひ、クラウドファンディングを通じてご支援いただければ幸いです。皆様の温かいサポートが、彼の未来を大きく広げる力となります。どうぞ宜しくお願い致します。

【中村健市長の応援メッセージ】【西尾市支援事業】

西尾市の本町通り商店街に新たなシンボルスポットとなる壁画が誕生します。この壁画は、地元で活躍しているアーティスト川部浩さんが手掛け、カラフルな色使いの動物たちの絵は見るものを笑顔にする力があると感じています。アートは多くの人を引きつけ、心を動かす力があり、誰もが自由に観ることができるパブリックアートは地域の活性化に繋がるものと考えます。

このプロジェクトを通じて、商店街のシンボルとして本町通りに新たな風をもたらし、町の賑わいが創出されることを大いに期待しています。

「アートが変える、本町商店街」

アジア子ども美術協会「ACHAA」代表

愛知県立安城特別支援学校元校長

藤原孝太郎

教え子のアーティスト川部浩くんは自閉症の青年です。安城特別支援学校を卒業後、西尾市の「くるみ会」の事業所で仕事をしながら大好きな動物や魚の絵を描いています。独特の感性とテクニックで描く彼の絵はみんなを笑顔にします。これまで多くの展覧会で入選したり、企業のノベルティ商品に採用されたりしました。2017年と2019年にはタイのバンコクにある美術館に展示しました。

今回、西尾市本町商店街のパン屋さん「本町オーブン」の壁画アートプロジェクトに浩くんの絵が採用されました。こうして地元でアート活動に参加できることは彼の自信に繋がり、障害のある人たちの大きな励みにもなります。そして地域の皆さんの障害者理解がさらに広がると思っています。

壁面に描かれる浩くんの大きな大きな動物たちの絵は、誰もが笑顔になる西尾市の新たなシンボルスポットになって商店街のロケーションを変えるはずです。

「アートが変える、本町商店街」//壁画アートプロジェクトのクラウドファンディングにぜひ皆様のご支援をお願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

私が慣れ親しんだ西尾市は、暮らしやすく人の温かい良いまちだと思っています。そんな西尾市を私たち本町オーブンのチームは、もっと魅力的にそして沢山の人々が訪れ、人々の笑顔で溢れる場所にしたいと日々願っています。この願いに向けて、今回の壁画アートプロジェクトは、開業前から浩さんと浩さんのお母さん、仲間たちと何度も打合せをしてきて決めたことです。

（これまでの浩さんの作品を並べてみる）

（お花がいいのか、植物がいいのか？）

（パソコンで画像をはめてみる）

このプロジェクトでは、本町商店街通りにある真っ白で大きな壁をキャンバスに、地元アーティスト・川部浩さんによる壮大で色鮮やかな壁画アートを制作します。彼は、自閉症を抱えながらも、独特な視点とタッチで動植物を描く才能豊かなアーティストです。この壁画により、彼の作品がより多くの人に知られ、地域の新たなシンボルとして親しまれることを目指しています。

このプロジェクトを通じて、西尾市にアートの発信と、地域活性化の大きな一歩を踏み出すきっかけを！

どうか、皆様の温かいご支援ご協力を宜しくお願い致します。

スケジュール

令和6年11月上旬　　足場設置
令和6年11月中旬　　壁画作成
令和6年１月下旬　　壁画完成
令和6年２月　　　お披露目会

資金の使い道

仮設足場及び設備工事費：約25万円

デザイン・作成・材料費：約40万円

ソフト使用料等の経費：約15万円

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。