医療的ケアが必要な子どもたちに最高の笑顔を、届けたい!
こんにちは!一般社団法人Orange Kids' Care Lab. 代表の紅谷浩之です。私たちは、福井県福井市で医療的ケアが必要な子どもたちとその家族の暮らしを医療をはじめ様々な形でサポートしている団体です。「こたえていく、かなえていく。」を合言葉に、子どもたちの安心・安全はもちろん、彼らの成長と未来を一緒につくっていきたいと思っています。
子どもたちのパワーはすごいです。重い障害があっても医療的なケアが必要でも、彼らは決して守られるだけの対象ではなく、周りの大人や社会に影響を与えることのできる存在です。彼らにしかできないことを見つけ、それをサポートしていきたいと思っています。[ケアする]と[ケアされる]といった関係は固定化されることなく、いつだって入れ替わることがあります。互いの得意な分野を重ね合せることで、より良く住みやすい社会にしていけるはずです。
軽井沢キッズケアラボとは
[屋根のない病院]とも呼ばれる長野県軽井沢町に夏季限定でオープンした、医療的ケアが必要な子どもたちとその家族らの活動•滞在拠点です。2015年にスタートし、今年で4年目を迎えました。誰もが安心して訪れ、楽しいひと時を過ごせるように、看護師らが常駐するなど、医療面のサポートを充実させています。開設期間は毎年7月中旬から8月中旬にかけての約1ヶ月で、シンポジウムや地域とつながる様々なイベントも随時開催しています。
現地の運営体制について
一般社団法人Orange Kids' Care Lab.が中心となって、全国から集まっていただいた多数のボランティアの皆様とともに運営しています。また、急変などの事態に備えて、地元・長野県の佐久総合病院や軽井沢病院とも連携しています。毎年、福井や長野以外にも東京や埼玉など、日本全国から多数の子どもたちが参加しています。
活動にかける私たちの思い
「そろそろ、みんなで軽井沢へ行こう」。そんなキャッチコピーで軽井沢キッズケアラボはうぶ声をあげました。福井県福井市を拠点に医療的ケアが必要な子どもたちの日中一時預かりを行ってきた私たちは、“あたりまえ”の体験を大事に、医療的ケアが必要であっても、施設に閉じこもることなく、積極的に地域へと繰り出してきました。
いくつもの初めてが重なるうちに、それはいつしか新しい“あたりまえ”になっていく。これまでの活動を通じて、私たちはそう実感しています。子どもたちのみならず、出会った多くの人たちの間で化学変化が起き、非日常の中に日常が彩られていくのです。将来、私たちのまわりにはどんな新しい“あたりまえ”が広がっているのか、とても楽しみです。
参加した方々からの声
はじめてこのお話を聞いた時は、正直「いきなり軽井沢!?」と驚きました(笑)。しかし、次第に「本当に行けるのなら……行きたい!」との声が周りからも上がり始めて、自分たちも参加を決意しました。それまでは「おでかけ」というと身構えてしまっていたけど、軽井沢に行ってみて「なんだ、できるんだ!」と思い、軽井沢から帰ってからは、家族だけで海水浴にも挑戦しました!
出発を見送る時はお互いに大泣きしてしまい心配でした。でも、途中スタッフから送られてきた写真のたくましい表情にすぐ安心し、帰ってきた時の顔を見るのが楽しみでした。本人もきっといい体験になったと思います。
はじめは不安でした。でもここに来て、友達の輪の中にいる子どもを見たら、とっても楽しそうだったんです。今まで子どもを誰かに預けるのは親子ともに我慢するイメージだったけれど、普通の保育園のようにここを楽しんでいるのがわかったんです。だからスタッフの方を信頼して私も楽しもうと思えたんです。何より、この場所を楽しんでいる自分の子どもの力を信じられたんです。
ご支援いただいたお金の使い道
軽井沢での滞在またはイベント開催にかかる場所の確保や、様々な体験に使用する備品等の購入をはじめ、全国から参加を希望された子どもたちやスタッフの滞在・交通費などに充てさせていただきます。また、滞在期間中の様子を記録するためのカメラマンへの委託費用のほか、活動内容をまとめたガイドブックなどの広報媒体を作成することで、同じように医療的ケアを必要とする子どもたちとそのご家族をはじめ、今後もサポートいただける関係者の方などに周知していくために使わせていただきます。
軽井沢キッズケアラボ2018 開催概要
開催期間:2018年07月16日〜2018年08月11日 ※イベント等は随時開催
活動拠点:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(予定)
医療ケア内容:吸入、吸引、導尿、経管栄養、人工呼吸器管理など様々なニーズにお応えしています ※ただし、その時の状態や状況によっては対応が難しい場合もあり、その際は個別に相談させていただきます
運営団体:一般社団法人 Orange Kids’ Care Lab.
運営団体URL:http://carelab.jp
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディング達成!!ありがとうございます!
2018/07/16 17:13みなさま、本当にありがとうございます! クラウドファンディング100%達成しました! みなさまからいただきましたご支援を、しっかり、 子どもたち、地域、未来の新しい“あたりまえ”を創るために、活用していきます! 本当に、ありがとうございます!!!!!!!! 今日から軽井沢キッズケアラボ スタートです! 今年も新しいつながりと新しい“あたりまえ”の発見があると信じています。 現地での活動も順次報告していきますので、 今後とも応援のほど何卒よろしくお願い致します! もっと見る
軽井沢キッズケアラボ2018オリジナルTシャツが完成しました!
2018/07/09 17:55軽井沢キッズケアラボ2018オリジナルTシャツ 今年も完成しました! 毎年デザインの考案からはじまり、デザインに見合うTシャツのカラーを選んでいます。 オリジナルTシャツは軽井沢キッズケアラボ開催期間中にキッズをはじめ、 スタッフやボランティアスタッフも毎日着て過ごす大事なアイテム。 コアメンバーを中心にディスカッションを重ね、キッズも大人たちも たくさんの人に着てもらいたいと想いを込めて作っています。 今年はオレンジキッズケアラボのロゴを中心に、 軽井沢の自然に映えるスカイブルーを選びました! オレンジキッズケアラボではキッズたちが待ちきれずに早速 Tシャツを着てくれています! 今回は3万円以上 リターンされた方にお届けします!楽しみに待っていてくださいね! もっと見る
軽井沢キッズケアラボ公式ガイドブック
2018/07/09 12:52「踏み出そう 最高の笑顔が待っている」をキャッチフレーズに行われた去年(2017年)の軽井沢キッズケアラボ。活動終了後には、それまで活用していたガイドブックとは趣向を変えて、期間中の子どもたちの笑顔の写真をふんだんに取り入れる形で、新たに作成するに至りました。 「世界中の子どもたちが一度に笑ったら、この世界に何が起こるだろう。笑うも、笑わないも、笑わせるも、一緒に笑うも、あなた次第」。この言葉で始まる新たなガイドブックには、様々な思いが込められています。 約1ヶ月間にわたる軽井沢での滞在期間中、様々な出会いと気付き、そして成長がありました。言葉にしてしまうと簡単ですが、そこには子どもたちのみならず地域全体にワクワクやドキドキ、いろんな思いが渦巻いていました。そして化学変化が起き、たくさんの新しいあたりまえが生まれました。ぜひ写真のワンシーンから想像を広げて、あたかもその場にいるような感覚を楽しんでいただければ幸いです。 今年の軽井沢キッズケアラボも開催まで1週間あまりとなりました。どんな物語が待っているのでしょうか。また子どもたちの笑顔に出会えるのが楽しみです。 もっと見る
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