羽咋での再建を決めました!移転に向けて動いておりましたが、いろいろな場所を見た中で、羽咋の良さに改めて気づかされました。再オープン時期については、まだはっきりと申し上げることはできませんが、来年の秋以降になる見通しです。新しいお店のご案内をお送りするのは、もう少し時間を頂戴することになりますが、ラ・クロシェットの再開をお待ちいただければ幸いです。リターンでお食事券をお選びの皆様、同様に少しお時間を頂戴する形となります。より良いお店を作りますのでしばらくお待ちください。進捗状況に関しましては、活動報告やSNSでも発信いたします。密かにオーベルジュもいいなぁなんて思ったりもしています。引き続きよろしくお願い申し上げます。ラ・クロシェット 橋田 祐亮
クラウドファンディングもあと1週間を残すのみとなりました。皆様から多くのご支援を頂き心より御礼申し上げます。まだ、今後どこでお店を続けていくのか決まっていない状況ではありますが、どこでするにせよ、正直申し上げて資金面の不安は拭えません。ご検討いただいている皆様、リターンにはお食事券のご用意もありますので、ご支援いただけましたら本当にうれしく思います。直近では、来週6月2日(日)に七尾の一本杉で行われる“一本杉復興市”に出店させていただきます。予定メニューは◆能登牛の手ごねハンバーグのロコモコ丼 (¥1,300)◆贅沢おつまみセット(お2人様分 ¥3,000 ご予約のみ限定30セット) ・自家製能登豚チャーシュー ・七尾・中島 宮本水産の春牡蠣のアヒージョ ・自家製サーモンマリネ ・自家製スモークナッツ&チーズ◆自家菜園のバラのムースとブルーベリーのマカロンサンド(¥500)◆ココナッツのブランマンジェとマンゴー (¥500)をご用意する予定です。“おつまみセット”は6月1日(土)に羽咋の店舗でのお渡しも可能です。ご予約はSNS(facebook又はinstagram)、またはクラウドファンディングのメッセージより、お名前、ご連絡先電話番号、受取場所(羽咋もしくは七尾)を記載の上お願いいたします。お支払いはいずれの場所も現金のみとさせて頂きます。 6月1日(土)のお渡しは、13:00-17:00の間で店頭でのお渡しとなります。柴垣の天然岩牡蠣は例年6月中旬から。海底調査でも被害は大したことがなかったと聞いております。長きにわたり受け継いできた漁村文化に、海士さんや漁業関係者の皆さんの地域に対する熱い思いも詰まった天然物。今年も料理させていただく日を楽しみにしています。はっきりした入荷予定日が分かり次第、皆様には先行予約の方法などをこちらの活動報告にてお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。
4/28(日)音楽と食のイベントを開催いたしました。震災を通じて出会い、共に炊き出しを行った仲間たちがラ・クロシェットに集い、一日限りの特別営業。・中能登町 レディーバードキッチン・和倉 エピス・中能登町&大阪 須藤雅彦Quarter with広瀬紀子キッチンカーと飲食ブースを設け、店内ではジャズの生演奏をお楽しみいただきました。沢山のお客様がご来店くださり、本当にありがとうございます!震災以降、お客様を迎えることがなかった店内に感じる久しぶりの賑わいと笑顔に触れ、とてもいい1日になりました。新店舗でもまた音楽チームを招いたイベントができればいいなと妄想が広がります。想像を超えるお客様の数に、お料理が早々に売り切れてしまいました。せっかくお越しいただいたにもかかわらずお買い上げいただけなかったお客様、申し訳ございませんでした。今後もしばらくは、このようなイベントに積極的に参加していきたいと思っておりますので、また機会がありましたらよろしくお願いいたします。まずは5/5(日)に、七尾での一本杉マルシェに出店させていただく予定でございます。【羽咋・柴垣の天然岩牡蠣のシーズンが始まります】当店の夏のスペシャリテとして毎年ご好評いただいておりました。店舗は傾いたままで通常営業ができない状況に変わりありませんが、日にちを限定して特別営業をしてみようかと考えております。(傾きがましな方の部屋でご案内予定)その際には皆様に先だって、ご予約のご案内をさせていただきたいと思います。
毎日平均150km車を走らせ、次なる舞台になる場所を探しています。予算の問題、立地の問題でなかなか“ここ”といった場所にはまだ巡り合えていません。良いなと思った土地だったとしても、飲食店出店不可や建築制限がある“用途地域の区分”という壁。売りに出ている土地は一通り見たといっても過言ではない状況で思いついたのが、“農地を購入し、半分を宅地改良、半分は畑として残す”というアイデア。当店のもう一つの顔として、完全無農薬の自家菜園の畑があります。毎年試行錯誤を重ね、昨年は畑5年目で40品種近く育てられるようになりました。新たな場所に移ることになったとしても、自家菜園を持てる環境であれば良いなと考えています。とは言え、まだ移転するか否かも決まっていない状況で、明確な“活動報告”としてお伝えするにはかなわず、これまでの経緯を少し書かせていただこうと思います。*****あまり皆さんが想像するようなきれいなエピソードではない為、今までお話しすることはほとんどありませんでしたが、実は移住当初は石川のことは全く知りませんでした・・・。石川県に移住したのは2014年12月のこと。きっかけは2016年春にオープン予定の奥能登のレストランでシェフをやらないかとお誘いのお話をいただいたから。当時僕はフランス・カンヌの二つ星レストランで副料理長をしており、そろそろ次のステージへ、と考えていたところでしたので、とても魅力的なお話だと感じました。石川県はおろか、日本海側の町にも行ったことが無かった僕は、プロジェクトが始まる1年前に帰国し準備をすることに。その準備期間にやっていたお店が今となっては知る人ぞ知る“夢喰庵”です。当時、羽咋近郊には本格的なフランス料理のお店も多くない中で、恐る恐る900円のランチプレートから始めたお店は、地域の方を中心に沢山のお客様にご来店いただくようになりました。そんな矢先で、プロジェクト自体が急遽立ち消えとなってしまい、途方に暮れることに。お金もなければ、先行きも白紙・・・。このプロジェクトを持ってきた方はもちろん、晴れ間の見えない冬も、石川にいることも嫌になった時期がありました。当時のお店の売り上げでは生活も苦しいまま、石川に残っている理由もなくなったことから東京での仕事を探し始めたころ、ミシュランガイドの調査員が石川を調査しているとの情報が。“もしかしたらビブグルマン(リーズナブルな価格でおいしい料理が食べられるカジュアルなレストランに付けられる評価”くらいならもらえるのではないか・・・?“と淡い期待を抱き、もしそうなれば記念にもなるし、ミシュランガイドが出版されてからお店を閉めようということになりました。蓋を開けると、能登地区の西洋料理店では唯一の一つ星の評価☆それからはいろいろなことが好転し、大家さんのお住まいを間借りする形で営業していた夢喰庵から移転リニューアルオープンしたのがこのラ・クロシェットになります。・・・次回へ続きます。