初めまして、
佐賀ドローンサービスの代表・岡隆伸と申します。
2023年に還暦を迎え、あとは「自分ができる社会貢献をしたい」という想いのもと、プロジェクトを始動しました。
ところで、佐賀県の農家さんが抱える問題をご存じでしょうか?
人手不足、高齢化、薄利多売…、これらにより良い農作物を育てても、生活が苦しい農家さんが多いです。
実際に佐賀県による2019年のデータでは、65歳以上のいわゆるご高齢の方の農家が増えており、さらに農家の数は年々右肩下がりに減少…
(出典:佐賀県「食」と「農」の振興計画2019)
そのうえ、農作物の売値も下がってしまっているのです。
例えば、お米の価格は下図のように年々減少していて、25年前は21,600円だったものが15,595円になっています。
結果、生活できるだけのお金を稼げず、兼業農家としてサラリーマンもする方が増えています。
(出典:佐賀県「食」と「農」の振興計画2019)
私はこの現状をなんとかしたいと考えました。
そのうえで、農業素人である私がお役に立てる方法は農家になることではなく、
ドローンによる農薬や肥料の散布、いわゆるスマート農業による農家さんのサポートだという考えに至りました。
そのために、みなさまの温かいご支援をいただきたく存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。
佐賀ドローンサービスは昨年立ち上げ、現在は、空撮をメインに子ども向けのドローン体験会を佐賀県の各地で開催してドローンをより身近にする取り組みも行っています。
ドローンの資格は、昨年晴れて取得。それまでは、塗装業の法人代表をしていました。
今は息子に承継し、還暦を迎えた私は、これまでお世話になった社会、特に佐賀県の農家さんへ恩返しを込めて活動していければと思っています。
なぜ農家かというと、義父が4年前まで農業を営んでいたためです。
そこから農家さんの繋がりも多く、義父も含め色々な方が会うたびに困りごとを相談してくれていました。これがきっかけとなりました。
義父が農業をしていたこともあり、地元農家さんとのつながりは多く、悩みを打ち明けてくれたのがきっかけでした。
「歳を重ねるに連れて、農業が辛くなってきて…」
「こんなに広い農地を1人ではなかなか…」
「後継者もいないし、私がするしかない」
「業者に依頼すると、高くて利益がほとんど残らないし、農業用ヘリコプターは事故も多くて危険だからねえ…」
など本当に色々な悩みを立ち話で教えてくれます。
農業素人である私は、生の声を聞くまでこんなにも困っているとは思いもしませんでした。
現在も調査のような形で数十名の農家さんにお悩みをたくさん聞いています。
結果、ドローンを活かせる私が農家さんにお役立ちできる手段として、農家さんの代わりに農薬や肥料を散布するという本プロジェクトでした。
佐賀県の農家さんを助けたい想いで、通常の半額以下の価格でドローンによる農薬や肥料の散布をお手伝いします。
ドローンによる散布によって、10倍のスピードで散布可能です。まさに10人力。
ご高齢の農家さんの課題は、期間中にすべての田畑へ農薬や肥料を撒けなかったことです。
なんせ広い農地を65歳以上の方が自ら撒こうとしているのですから。撒けなかった部分は、農作物を耕せないことも多いです。
さらに、過度な労働をしすぎると疲労によって腰を痛めたり、足を痛めたり2度と農業ができないリスクもあります。
現状、こんなにも危なくて大変な橋を渡りながら農家をされているのです。本プロジェクトでは、農家さんの現状を変えるために動いています。
一方で、農業用ヘリコプターによる散布が佐賀県では主流ですが、散布費用はドローンよりも高価です。そのため依頼しにくい状況です。
そこを今回、ドローンにてヘリコプターより1/5低価格で提供。さらに、ドローンの相場料金からもさらに半額程度の料金で支援します。
10a=3,000円以上する散布を、私は10a=1,500円でご提供します。代わりに、半額にした分は生産されたお米をいただきます。
これも農家さんの声を聞くと「お米で払うのはとても助かる!」とおっしゃっていただいたためです。
先行予約として、新聞の掲載していただいたところすでに4件のお声をいただいています。
今後もこのプロジェクトは、新聞やチラシ、SNS、フリーペーパーにて広めていきます。
今回の返礼品には、先程お伝えした農家さんからいただく『佐賀県産のお米』をご用意させていただきました。
佐賀米は旨みが高く、「つや」「粒の大きさ」「もっちり感」もバランスが取れた高品質なお米です。「高級米」と呼ばれることも多いです。
温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれた世界に誇れる佐賀のお米をぜひ一度、ご賞味ください。
山間部の澄んだ湧水で作られ、新鮮で透き通った空気で呼吸をして育ったお米は他では味わえない特長を持ちます。
今回ご支援いただいた全額を、農業用ドローンの導入費用に充てます。
温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれた佐賀県の農業。
一方で、人手不足、高齢化、薄利多売…と農家さんは苦しんでおり、サラリーマンとの兼業農家をされる方も増えています。
また、引退したくても後継がいない農家さんもいらっしゃいます。
農業素人の私がお役に立てる方法として資格を持ち、得意とするドローンによるスマート農業でサポートすることです。
今回は農薬と肥料の散布ですが、今後はさらにサポートできる内容を広め、農業以外にも佐賀県全体をドローンで支えていきたいと思っています。
そのために、みなさまの温かいご支援をいただきたく存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。
佐賀ドローンサービス 代表・岡隆伸
コメント
もっと見る