自己紹介
初めまして。
有限会社アルコン代表取締役社長 菅原 昌彦(すがわらまさひこ)と申します。
私どものプロジェクトをご覧頂きましてありがとうございます。
宮城県栗原市にて、主に東北地方の病院売店、温泉施設、道の駅、最近はコンビニなどへ、主に高齢女性をターゲットにした洋服や雑貨等の卸売業を展開しています。
更に詳しい事業内容はこちらのホームページ内の「アルコンについて」をご確認下さい
有限会社アルコンの設立背景は、私の個人的な経験に深く根差しております。
私の祖母は、晩年を自宅で寝たきりで過ごしました。
その期間、祖母にとって外に出ることは稀で、その数少ない機会の一つがデイサービスへの通所でした。驚いたことに、デイサービスへ行く日におしゃれをすることが祖母の大きな楽しみとなり、祖母の目を輝かせ、生き生きとした表情を見せる瞬間でした。
この小さな変化が、祖母の心にどれほどの喜びをもたらしたかを目の当たりにし、おしゃれがただの日常的な行為ではなく人々の心にとって重要な役割を果たすことを深く理解しました。
この出来事が今回のデイサービスでの訪問販売活動の原動力となっているのです。
アルコンの主な活動
当社は創業当時から病院売店や道の駅、温泉施設などのシニア層に向けての事業を展開しており、シニア世代におしゃれを通じて日々の生活を豊かに過ごして貰うことを信条に活動してきました。
近年では商店街に買い物できる場所も減り、地方では「買い物難民」などと言う社会問題にまで発展しつつあります。
そんな中で自宅やコンビニという更に身近な所でおしゃれを楽しむことを可能にする取り組みも行っています。
この「介護施設でファッションショー」もシニア世代におしゃれをより身近に感じて欲しいという思いで発案したものです
これらの社会的活動が認められ、下記の様に幾つかのメディアにも取り上げて頂いております。
宮城県初!コロナ禍で外出が 困難なシニア女性の 洋服選びをサポート「ステイホーム ファッションショー」
コロナ禍によりアパレル店に来店しておしゃれを楽しむことが難しくなった女性に向け、あなた好みの衣料品を自宅にいながらまるでファッションショーをするように洋服選びができる新サービス「ステイフォームファッションショー」を宮城テレビの「OHバンデス」にて取り上げて頂きました。
「気軽にコンビニ・ブティック」、秋⽥駅前コンビニにオープン
アルコンでは、気軽におしゃれを楽しみたいシニア女性で移動手段が無く気軽に遠出ができなかったり、コロナ禍で外出を敬遠したりする方向けに、身近にあるコンビニで手軽に季節に合ったおしゃれな洋服を購入できる新サービス「気軽にコンビニ・ブティック」を開始し、新聞に取り上げていただきました。
プロジェクトの経緯
この「介護施設でファッションショー」はSGグループ(東北医療福祉事業協同組合)のある1人の方との出会いから始まりました。
SGグループとは、病院、健診施設、介護保険施設、専門学校等の運営を支援する
全国的に稀かつユニークな事業協同組合に加入する、公益財団法人、医療法人、社会福祉法人、学校法人等からなるグループです。
このSGグループの1人の方がアルコンの「コンビにブティック」や「ステイホームファッションショー」の情報をメディアから発見し、SGグループで運営している介護福祉施設で洋服等の訪問販売を行なって欲しいとのお話を頂いた事がきっかけでした。
担当のiさんは、施設利用者の方々がスケジュール通りにしかリハビリや運動を行っていない事へ自分の中で問題を感じていたようで「利用者が自発的に動いて、心のときめくイベントが必要」だと考えていたそうです。
これは介護施設の満足度向上も1つの狙いですが、高齢になっても新鮮な気持ちで新しい体験を利用者にさせてあげたいというiさんの信念から来るものだと感じました。
弊社の成り立ちから考えてiさんの信念は非常に共感性の高いものでした。
元々、デイサービスに行く際におしゃれをして生き生きとする祖母を見て始めたこの仕事です。
私はiさんにこの話を頂いて「原点に帰ってきた」と感じてイベントの開催を即決し、
早速昨年(2023年)から地元の宮城県の介護福祉で訪問販売を開始し、現在は青森県まで出張して販売を行っています。
介護施設でファッションショーの内容
この取り組みは介護施設での新たなリハビリの形として期待できると我々は考えております。
介護福祉施設、デイサービスなどはお年を召した方が多く通所しており、お年寄りは体が不自由になり自分の足で、目で買い物をする機会というものが激減しています。
それは地方であればあるほど顕著で、今現在深刻な「買い物難民」と呼ばれる問題にまで発展しています。
その中でこの「介護施設でファッションショー」という活動は、我々が直接施設に出向いて訪問販売を行う形態であるため、社会問題の解決だけでなく、お年寄りの健康増進の効果も見込むことができます。
※ファッションショーと銘打ってはいますが、販売するものは多岐に渡り「紳士用、婦人用の靴下」「お菓子」「雑貨」など男性も満足いただけるようなラインナップです。
施設利用者に与える健康増進効果
直接足を動かして買い物をするという行為自体が身体機能のリハビリに繋がり、商品を選んだりお金を計算するという行為が認知機能のリハビリに繋がります。
そして購入した商品をお互いに見せ合い、話をすることで社会的な孤立を解消する機会にもなります。
購入した洋服をお互いに見せ合っている姿を見て、この「介護施設でファッションショー」という名前が生まれました。
このように介護福祉施設という場で我々が、普段見ることの出来ない商品を提供することで社会問題である買い物難民も解消しようという活動です。
今後多くの人が年を取るにつれて入所する可能性があるデイサービスや介護福祉施設でこの様な活動を行う事はこれらかの高齢化社会に置いて、非常に意義のある物と感じています。
利用者の声
この活動で利用者の皆様からは「洋服を見るだけでも心がときめく」「こんな商品を次回は持ってきて」「利用者同士の会話が増えた」「家での話の種になる」
など、喜びの声を頂いています。
実際に洋服を購入した後にソファーに4人ほど集まって購入品の見せ合いっこをしている場面もあり、
まさにこれが我々の目指した「介護施設でファッションショー」だと感じました。
施設職員様の中にも利用者様と一緒に洋服を選んでいる方もいて、職員と利用者のコミュニケーションを深める場にもなっているとの声もあります。
この取り組みも【介護や老後についての情報発信メディア「tayorini」にて記事化されました】
人生100年時代の洋服選びの新提案。介護施設をブティックに変える新サービス「介護施設でファッションショー」
実際の訪問販売の様子
このプロジェクトで実現したいこと
実際に活動を開始しているプロジェクトですが、更なるクオリティアップと満足度向上、開催頻度の向上、開催地域の拡大に向けた資金を援助して頂きたいと考えております。
アルコンは、介護施設でのファッションイベントを年間12回、各回に20万円の予算をかけての開催を計画しております。
これらのイベントは、高齢者の方々のリハビリテーションと認知症予防を支援し、同時に彼らのウェルビーイングを高めることを目的としています。
イベント詳細:
• 開催回数: 年間12回
• 開催地: 東北の介護施設
• 予算: 各イベントに20万円
資源配分:
• 什器: 10本
• マネキン: 10体
• アパレル商品: 500枚
• ダンボール: 20箱
• コーディネーター: 1日20,000円
予算計画:
• 各イベントの運営費: 20万円
• 商品購入、什器とマネキンのレンタル、人件費などを含む
• 年間予算: 20万円 × 12回 = 240万円
・ その他運搬費や交通費
終わりに
私たちアルコンは、高齢者の方々の生活に新たな刺激と喜びをもたらす目的で、介護施設におけるこれまでに無いファッションイベントの開催を計画しています。
このイベントは単なるファッションショーではなく、参加者のリハビリテーションと認知症予防にも寄与することを目指しており、洋服を通じた自己表現の機会を提供することを目的としています。
洋服選びや試着のプロセスは、身体と心の活性化を促し、高齢者の方々に日常のリハビリテーションと認知機能の維持・向上のチャンスを提供します。
このプロジェクトはこれらからの高齢化社会を生きる我々に必ず降りかかって来る問題に対しての解決策のひとつになる事を期待し計画しました。
地域の買い物弱者への支援や社会的孤立の解消により高齢者が自己実現の喜びを感じ、充実した生活を送るためのサポートを我々にさせて頂くために
そして、今後訪れる高齢社会を一緒により良い未来にしていきましょう
どうか皆様のお力添え、ご支援をお願い致します。
※(開催計画、開催頻度などは施設との調整がある為、内容の一部変更や頻度の増減がある場合があります)
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