2024  元旦　能登半島地震　被災

諦めの気持ちが広がる被災地に希望の明かりを灯したい。

能登半島　輪島市門前町に在ります臥龍山　専徳寺の住職　吉岡聡と申します。〝本当の復興は、これからです〟

大きな揺れで、恐怖を覚えた元旦の夜から数か月が過ぎようとしていますが、現地は元旦の夜から何も変わらずそのままになっている建物が数多くあります。

水道が開通した、道路が通れるようになった、復興に向けて国や県が予算を付けた等、復興が順調に進んでいるような報道がありますが、現実は・・・厳しいものがあります。

被災された門徒さんの家。この家でお一人が犠牲になられました。　合掌

時間が経てば経つほど現実の厳しさに諦めの気持ちが広がってきているように感じます。

このままではいけない！

そんな状態の中、地震被災地では初めてのお盆を迎えようとしています。

しかし、ほとんどの家の墓は壊れたままでブルーシートがかけられたままです。

直そうにも業者も多忙すぎて修繕が追い付かず、又、墓の修繕どころか自分の事で精一杯の方が殆どです。

このままお盆を迎えると、ご先祖にも申し訳ありませんが、地域の人々の気持ちが心配です。

寺も倒壊したままですが、〝何かが出来る〟事を見せていかねばなりません。

そこで、この度、お盆の夜に千本のローソクの灯で寺の境内を埋め尽くし、地震で犠牲になられた方々の追悼供養、ご先祖様の鎮魂、そして何より地震からの復興祈願‼　として「千本ローソク」を計画させて頂きました。　想いのこもった〝千〟のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

このプロジェクトで実現したいこと

能登半島地震から初めて迎えるお盆に、千本のローソクを寺の境内に灯すことで、地震で犠牲になられた方々の追悼供養、ご先祖様の鎮魂、地震からの復興祈願‼、そして何より被災された方々に〝何かが出来る〟という勇気になれば幸いと思っております。

【　千本ローソク　】について

開催日時　令和6年8月15日　　１８：００より点灯開始　　＊約３時間

場所　　　臥龍山　専徳寺　境内　　　　（住所）石川県輪島市門前町和田３の１５９

（開催にあたって）

当日、天候状況（降雨や強風）により開催が困難な場合は、翌日に順延し開催させて頂きます。

又、翌日も困難な場合は、その翌日と順延し、何としても開催いたします。

尚、急な仏事が入った場合も同様にさせて頂きますのでご了承ください。

必ず開催し、〝出絶に対来る〟を見せていきたいと思います。

＊境内でのローソクの配置は、住職一任とさせて頂きますのでご了承ください。

これまでの活動

地震以降、最初の一か月は目先の事を処理する事で精一杯でした。

それからは「なんとかせねば」の一念で、

2月からはクラウドファンド第一弾

3月には、年中行事の彼岸会を例年3日間のところ、ブルーシートの上で簡略し、1日にて執り行いました。

4月からは、壊れてゴミに出すわけにもいかず、処理に困っている仏壇・仏具の御焚き上げを寺の境内で行いました。　＊お焚き上げは、その後も定期的に行っています。

5月からは、本堂が全壊し仏事を執り行う場所も無くなってしまった為、比較的被害の少ない庫裏の広間を修繕し「仮設の本堂」とすべく修繕費用のクラウドファンディングを立ち上げています。

＊下の画像をクリックすると下記プロジェクトページへ移動します。

リターンについて

ご支援頂いたサイズのローソクを寺院の境内にて点灯させて頂き、その様子を活動報告を通して画像でお送りさせて頂きます。

スケジュール

令和6年8月15日　１８：００より点灯開始　　＊約3時間

＊天候状況（雨天や強風）により開催困難な場合は、次の日へ順次順延させて頂きますのでご了承ください。尚、急な仏事が入った場合も同様にさせて頂きますのでご了承ください。

＊順延の場合は、活動報告にてお知らせさせて頂きます。　

最後に

このプロジェクトを通じて、被災地のみならず、多くの人々に希望の光を届けたいと考えています。千本のローソクが灯される夜が、復興への道のりにおいて、小さな灯台のようになれば幸いです。皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。