自己紹介
はじめまして プロジェクトリーダーの株式会社TUKURITE代表取締役古川裕樹と申します広島県出身、高校卒業後広島県内の某家具製作工場に就職し10年ほど修行後独立13年間個人事業主として活動後、2017年株式会社TUKURITEを設立しました
店舗、企業、個人向けのオーダー家具製作また大手設計事務所の下請けを行っておりましたが2018年7月の広島県大規模豪雨災害により広島市東区戸坂の工場が被災し、同市安佐北区落合に工場移転を余儀なくされました
2019年1月より移転先にて規模を縮小し工房兼店舗くらしの道具屋としてオープン
3名のスタッフで製作、販売、配達、打ち合わせ等をこなし
日々、オーダーの仕事も受けつつ古家具の引き取り、修理などに全力を注いでおります
このプロジェクトで実現したいこと
現在、県内での引き取りをメインに活動していますがもっと多くの方にこの活動を知っていただき、活動費を使い今後は県外への引き取り活動も積極的に行っていきたいと思っております
その為にはまず、このプロジェクトで認知していただき、ご縁を増やし引き取る古家具を1つでも増やす事
全国の捨てられる古家具を私たちの手で次世代に繋ぎたい
引き取らせて頂いた家具を再生し、古いモノの魅力を数多くの方へ届けたい
少しでも捨てられる家具を減らしたいと考え、たくさんの方にお届けできるように考えております
古家具にはそれまで使ってこられた歴史があり生まれ変わり次の方が使用されることにより歴史も引き継がれます
使い込まれた古家具の木肌には細かい傷やシミ、ワレや虫食いなどがあり専用のクリーニング剤で洗浄後、サンドペーパー等使用し磨きますが強度に影響しない部分の風合いは残しています
古家具一番の魅力である使い込まれた味わい、雰囲気は決して新しいモノでは出せないものです
風合いを残しながらデザイン面、使い勝手共に今後また何十年という時を刻めるモノへと再生、引き継ぎます
引き取り先で出会い持ち帰った古家具たちをリメイクしていると、なぜこの作りになっているのか?などの疑問がうまれることがあります
そのとき、時をこえて古(いにしえ)の家具職人との会話が生まれます
くらしの道具屋「なぜココの部分がこの仕組みになっているんでしょうか?」
古の家具職人「それはココがこうだからこうしたんだ!」
くらしの道具屋「なるほど…勉強になります!」
また古の家具職人のミスって、さらにそれをうまーくわからないように直している部分を見つけたときは
くらしの道具屋「やってるね!」
古の家具職人「やってるよ!」
みたいな感じで盛り上がります
持ち主により大切に使用されてきた想いだけではなく職人の想いも引き継ぐと共に洗っても削っても消えることのない古家具特有の味わい深い魅力を広め次世代へ繋いでいきたい
今を生きる私たちの世代は明治・大正・昭和初期をテレビや映画等メディアでの情報でしか知りません
某鑑定番組をきっかけの一つとして世の中に起こった骨董ブームはブームとして留まらずジャンルとして定着しました
骨董的価値はないかもしれませんがデザイン、風合いは評価に値する古家具
骨董品や欧米のアンティーク品・ヴィンテージ品と同じように職人の手から生まれ世代を超えて使い込まれてきた古家具ですが様々な理由、それぞれの事情から使われなくなり捨てられている現状があります
古家具再生プロジェクトの中間に私たちくらしの道具屋が存在しますが
くらしの道具屋に引き取りを依頼下さる依頼主様、再生後購入され使い続けてくださる次のオーナー様
このプロジェクトを支えて下さる多くの方と一緒に作り上げていきたいと思っています
プロジェクト立ち上げの背景と無料での引き取りの意味
元々オーダーメイド家具をメインに店舗では私たち提案の新作家具や小物を中心に製作していました
オーダー家具製作を進めていく中で、お客様から不要となった家具の処分を頼まれたりご自宅や実家等の片付け依頼が仕事として発生することもあり、その流れからまだ使えるモノ、部品として使用できるモノなどをリメイクし少しずつ店舗へ反映させていきました
簡単に大量生産、大量廃棄の時代に少しでも捨てるという選択肢をなくしたい
家具を製作する職人として作ることは簡単ですが
それだけでいいのか
捨てられる古家具を見て自分に出来ることはないか
そう考え、古家具を集めることを進めていきました
想いは詰まっているけれど、機能的に使うには難しい古家具を再生し古き良きものを次の方へお繋ぎできるのではないかと考え昨年11月末より本格的に家具再生事業を開始いたしました
無料での引き取りは依頼主との間に買取査定等の本来生まれる売り手側と買い手側の駆け引きを無くし気持ちと気持ちで向き合うことが出来ます
くらしの道具屋が引取をさせていただくとき交通費・人件費・不要品処分費など一切の費用を無料にてさせていただきます
また引き取り時には買取をいたしません
依頼者様が譲っても良いと思うモノだけを引取らせていただきます
依頼者から引取依頼のある場合、弊社取組みへ賛同いただき依頼される場合や有料にて買取りを行う業者の査定後、そのままの状態で欲しい知人へ引き渡した後、それでも残ったモノの処分に困っている場合があります
どちらにしても終活や実家の片付け、引越し等やむ負えない理由ですがただ処分することには抵抗があるとの相談が多いです
また無料ということで引取を依頼される方も気兼ねなくご相談頂いているのだと思っております
「持って帰ってくれてありがとう」 「引取らせて頂きありがとうございます」
お互いに感謝を表すそんな気持ちの良い会話が自然に生まれます
「そんなに使えるものがないかもしれないので申し訳ない」と言われることもありますが私たちは別の視点から家具を見ています
そのため依頼主の方にはゴミに見える小さな木箱、餅箱等様々なご相談を受けることが出来ています
もちろん中には再生できない家具もあります
合板や突板で作られた家具等比較的新しい時代の家具のご相談にはなぜ弊社で引き取りが出来ないか、再生が難しい理由はその都度丁寧に説明しご理解頂けるよう心がけております
古家具再生=家具のごみ処分ではないことも併せて説明しています
無料での引き取りだからこそ、販売時に通常よりお求めやすい価格での提供が出来、次の方へと引き継ぎがしやすくなります
ですがまだまだ認知度は低く当店に寄せられるお客様の声の中にも
「もっと早く知っておけばよかった」
「想い入れがあったけれど引き取り手が見つからずこの前処分したよ」
「こんなので良ければあったのに…この前燃やしたよ」
等聞かされることも多くなりもっと多くの方にこの活動が届いてほしいと思い、今回プロジェクト立ち上げに至りました
現在の状況
ご紹介や口コミなどでご依頼のあったお客様のもとで無料にて引き取りしたものを工房で修理、クリーニング、リメイクなど行い店舗やオンラインショップで販売しております
2004年から個人事業主としてオーダー家具事業を手掛け2017年法人化、現在まで様々なお客様からそれぞれのご希望に合わせオーダー家具の仕事を継続してきました
時にはデザイナー、設計士からの無茶とも思える依頼もこなしアイデアと技術で期待に応えて参りました
オーダー家具の場合その都度デザインや材料、予算等同じものはありません
それらを地道に積み上げてきた実績がこの度の古家具再生プロジェクトに活きてきます
というのも引き取ってきた古家具は毎回姿、形が異なるものばかりです
部品が破損していたり分解されていたりと状態も様々なものを、私たちのオーダー製作で培ったアイデアと技術を活かせば蘇らせることが可能です
クリーニングの為に専用の洗剤など使用
古家具に合わせて部品準備し修理
時には大胆に姿、形を変え別の物として再生
仕上げは自然塗料を使用し、お子様やペットを飼われている方にもご安心いただける様にしております
現在は広島県内のみの引き取りです
写真は引き取りしてきたものを再生し、販売してきたものです
古家具の魅力を最大限に活かすため全てを真っ新な状態には戻していません
例えば傷や虫食い・木割れ等を風合いとして残す部分は残しながらしっかり活躍できる様、機能面での手入れ作業を行っております
ボロボロでその状態のままではリメイクの難しいものでも部材・部品となり小物や他家具への移植などに形を変え販売しています
今は口コミ等で少しずつ広がり近隣での活動がメインとなっておりますが、引き取り後お客様の
「ゴミとして処分にならず本当に良かった」
「親も喜ぶと思います」
等の喜ばれる姿、声が私たちもとても嬉しく励みになりこの活動を精力的に継続していきたいと思っております
リターンについて
くらしの道具屋新ロゴ(Krimgenデザイン)入りグッズ
古材使用 星座のdecorative plate
古材使用 ちゃぶ台
古材使用 神札立て
古材使用 破魔矢スタンド
弟子入り職業体験
刻名看板設置
ロゴデザイナーの紹介
新規ロゴ制作を依頼した
『Krimgen(クリムゲン)』はイラストレーター・グラフィックデザイナーとして「安心する場所・人間性」をテーマに原画やオリジナルイラストを制作され、書籍の挿画や絵本制作、そしてオリジナルのイラストから雑貨をデザインし販売されております
〜ロゴデザイナーから一言〜
くらしの道具屋さんとKrimgenの出会いは、海外から広島に拠点を移した際に、偶然お店の前を通りかかったのがきっかけでした
店内に入るとそこには細部にこだわった温かみのある素敵な家具や照明がずらりと並んでおり、その質の高さに驚きました
それ以来、家具をオーダーしたり、Krimgenの実店舗を出店した際には店舗のドア等を製作していただくなど多大なお力添えをいただいております
そんな偶然から生まれた素敵なご縁から、この度、くらしの道具屋さんが新たなプロジェクトを始めるにあたり新しいロゴを作らせていただくことになりました
このプロジェクトは、捨てられてしまう家具を使えるようにリメイクするという環境保護の観点からの素晴らしさにとどまらず
古家具の持つ温かさやそこに込められた思い、歴史を活かすことで新品の家具には出せない独特の風合いを守りながら、それでいて一家具としての新しい命を吹き込む、
くらしの道具屋さんの家具への思いや技術があってこそできる、これからの時代を心豊かにするとても大切なプロジェクトだと感じています
安心できる場所、自然、幸せをテーマとするKrimgenの目的にもぴったりなこのプロジェクトから始まる今後の展開が楽しみでなりません
スケジュール
4月末クラウドファンディングスタート
5月末クラウドファンディング終了
6月より順次製作、リターン品発送
資金の使い道
今回CAMPFIREを通じてご支援頂いた資金の使い道について
新ロゴグッズ製作費 約30万円
引き取り家具倉庫管理費:約20万円(年間)
運転資金:約20万円
雑費(レーザー加工機購入代、 CAMPFIRE掲載手数料、決済手数料等):約30万円
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます
古いモノは味わいがありますがデメリットも多く私たちが手を加えることで負の部分が解消され、また新たに活躍できる家具が増えると思っています
このプロジェクトにご賛同いただき、少しでも興味を持っていただいた方と一緒に作りあげて行けたらと思っております
またくらしの道具屋ではお客様ご自身がお持ちの想い入れのある家具などの修理、リフォーム、リメイクのご相談も受け付けております
どのような想い、これからの使い道等お話を重ねながら形にするお手伝いも出来ますのでお気軽にご相談ください
よろしくお願いいたします
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るリターン品【星座のdecorative plate】が完成
2024/10/06 15:13リターン品 【星座のdecorative plate】大変お待たせしておりますリターン品の【星座のdecorative plate】が完成いたしましたこれで作品,商品のお渡しは最後となりますありがとうございましたお買い物チケットをご支援の方は何か気になるものがあればお気軽にお問い合わせくださいよろしくお願いいたします もっと見る
クラウドファンディング 刻名看板ご支援企業様のご紹介
2024/09/06 16:05リターン品の刻名看板が完成いたしましたのでご報告いたします刻名看板にご支援いただきました 企業様です店舗内に木板に企業名を掘り込みしておりますご支援いただきまして、ありがとうございました もっと見る
リターン品の弟子入り体験の参加者様です
2024/08/23 14:18リターン品の中でも密かに人気だった『弟子入り体験』の参加者様です5日間のお申し込みで本日初日機械を使って研磨作業をしてもらったり、時計を作成したりしましたなかなかできない体験なので楽しんでいただけたら思います もっと見る
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