たくさんのプロジェクトの中からご覧頂きありがとうございます。
株式会社光泰の楠田と申します。
私は千葉県市原市で青果の卸売事業、軽貨物配送事業を営んでおります。
青果の卸売事業は起業した当初から行っている事業です。まずは私にできることから始めて、豊洲市場で仕入れた野菜、果物を近隣のスーパー、ドラックストア、地域飲食店様に納めております。起業した当初は6店舗への販売でしたが、野菜や果物をお求めになるお客様が非常に多く、今では200店舗への販売に広げることができました。
地域の方に喜んで頂けるのをやりがいに日々取り組んでおります。
青果の卸を行っている私達ですが、生物(なまもの)であるため、どうしても廃棄野菜、果物が出てしまいます。そこで、傷んだものや、期限が迫ったものを廃棄する事が非常にもったいないと考え、これらを使って地元の方向けに野菜果物の詰め放題を開始しました。
野菜の詰め放題は地元の方からも好評で、美味しい野菜や果物を味わって頂いております。
さて、私達の活動をご紹介して参りましたが、現在大きな問題に直面しております。それが、【フードロス問題】です。私達が主に扱っている商材が青果という事もあり、お客様にお届けするには明確なタイムリミットがあります。農家の皆様が大切に育てた野菜、果物を誰にも届かないまま捨てざる負えない現状に日々頭を抱えています。
日本全体としても、2021年度の日本のフードロス推計は年間523万トンとなっています。これはWFP(国連世界食糧計画)による食糧支援量約440万トンの1.2倍に当たるだけでなく、10トンの大型トラックに換算すると毎日約1,433台分に相当しています。
また、1人当たりの年間フードロス量は約42kgです。わかりやすく言うと、毎日おにぎり1個(114g程度)を廃棄していることになります。
日本全体としても、私たちの取り扱う青果にしても、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のうち、目標12「つくる責任、つかう責任」を今後の子供たちの未来のためにも果たしていく必要があります。私たちが今、取り組まなければ問題は未来に表面化してしまうからです。
目標12をさらに細かく分類した12-3では「2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす。また、生産者からお店への流れのなかで、食料が捨てられたり、失われたりすることを減らす。」ことが掲げられています。
SDGs目標12を達成するため、世界中でフードロス削減の取り組みが進んでいますが、いまだ十分とは言えないのが現状です。
先ほど紹介した野菜の詰め放題など手を尽くしてはいるものの、廃棄を抑えるには限界があり、何とかこの現状を変えていきたい。子供たちや子供たちのその先の世代に今ある豊かさを継承したい。私ができることは世界や日本全体として見ると影響としては小さいものかもしれませんが、できることから取り組むと決めています。
私達はフードロスの削減に取り組むため、野菜の詰め放題の他に傷んだ野菜、果物を使った加工食品の開発・販売を進めます。そのため、このままでは行き場を失ってしまう野菜や果物を皆様に美味しく頂いてもらおう!というのが今回のプロジェクトです!
好評を頂いている野菜の詰め放題はそのままに、日持ちさせることができるパウンドケーキなどを皆様に美味しく食べて頂けたらと考えております!
行き場を失う廃棄野菜、果物の量を私たちができる範囲、手の届くところから削減して行けませんでしょうか?
フードロスの最大の問題点は、「もったいない、生産者さんに申し訳ない」ということではありません。それももちろんありますが、フードロスは、各事業所や家庭での廃棄の積み重ねによって、社会全体で環境負荷や資源の無駄使いなどの問題を招きます。つまり、 食品を焼却処理する際に排出されるCO2が地球温暖化の要因となる温室効果を助長させ、結果的に地球温暖化を進行させてしまいます。
このような問題は今、プロジェクトを見て頂いている方々、私にとっては生きている間に「問題」と心底思えるほどは表面化しないでしょう。でも、子供たち、子供たちのその先の世代にとってはこのままでは表面化してしまう問題です。
私は次世代にそのような問題を背負わせたくない。それが無理だとしても少しでも軽くしてあげたい。
同じように考え、共感頂ける方からのご参加をお待ちしております。美味しく、フードロスの問題と向き合いましょう!
フードロスの問題に対して、事業を通して継続的に関わり続けます。ただ、せっかくなら地域の皆様に喜んで頂きながら取り組んで行きたい。そのために、野菜果物の詰め放題を始めました。地元の方々に野菜果物を通じて笑顔をお届けできること、詰め放題というご家族でお越し頂ける一つの「遊び場」を提供できることを嬉しく思っています。
テレビやメディアにも取り上げて頂き、昨今では県外からお越しいただく方も珍しくありません。
私たちのお店に立ち寄って頂ける方は小さなお子様を連れたご家族や、ご高齢の方など多岐に渡ります。地域に寄り添い、皆様のお役にたたせて頂きながら、フードロス削減に取り組んでいきます。また、私たち株式会社光泰として、今回のプロジェクトのように加工品を取り扱い、より多くの方に手に取っていただける機会を増やすことで、フードロス削減と同時に美味しいお届けしていきます。
私は現在の光泰を起業する40代まで全く異業種のサラリーマンをしておりました。そんな中でコロナ禍など様々な環境の変化があった中で勤めていた業種が経ち行かなくなり、起業するに至りました。
正直に申し上げまして、「夢や志、やりたいこと、成し遂げたいこと」があって起業した訳ではありません。
ただ、環境変化に対応するような形で起業したに過ぎませんでした。
起業当初はまずは食べていくために自分にできることとして、軽貨物配送を始めました。そんな中で出会ったのが、青果の卸売販売でした。たまたま、軽貨物配送をする中で豊洲市場とご縁があり、青果の卸売をさせて頂くことになったのです。
フードロスを意識しはじめたのは、青果の卸売を開始してしばらく経ってからです。
冒頭で申し上げましたように、豊洲市場から仕入れた青果をスーパーやドラッグストアを中心に卸しているのですが、どうしても全てが売り切れる訳ではなく、廃棄が発生してしまいます。毎日青果に触れ、多くの取引先に卸していくと愛着が湧いてしまうもので、「廃棄をなんとかしたい」と思い始めました。
解決する方法を思考し、調べていく中で、当社だけでなく、日本全体、世界中で同じ課題を抱えていることを認識しました。これまでは耳にしたり、報道を見ても「自分ごと」として捉えることはできませんでしたが、取り組まなければならないものと感覚的に理解することができました。
そこで試みとして開始したのが野菜果物の詰め放題でした。
ご好評と取り組みを評価していただけたこともありますが、単純にお客様に喜んでもらうことができた。単純ですが、それがお役に立つことができていると実感することができ、嬉しかった。後付けにはなってしまいますが、起業から年数を得てようやく「やりたいこと」が見つかりました。
「青果を通じてお客様、地域の皆様の生活にちょっとだけ豊かさプラスすること。そしてその豊かさは大量生産、大量消費ではなく、今ある資源を活かす。今後、数十年を見据えた時に持続性のあるものによって提供すること」
ご賛同いただける社員、お客様、関係各所と連携しながら、取り組んで行きます。
新型コロナウィルスやロシアウクライナの紛争、未来は問題が蓄積し益々複雑になっていくものと思います。だからこそ、お互いのために行動することが大切なのではないかと感じています。個人にしても企業にしても利益だけを追求しては決して栄えることがないように、お互いのために行動できる必要があります。
私共、株式会社光泰としては、企業として存続し、持続的に活動できるよう収益性を高めながらフードロス削減に関わる取り組みを続けます。皆様と社会のお役に立ち、私たちの活動の成果を分かち合いたいと思っています。
★1.お礼のメッセージ(ご支援を頂いた皆様に心を込めてお礼のメッセージをお送りします)
★2.季節の野菜or果物の詰め合わせ 2回配送 (7月、10月)
★3.季節の野菜or果物の詰め合わせ 1回配送 (7月)
★4.光泰オリジナルバナナジュースの素1キロ
★5.光泰オリジナル焼き菓子詰め合わせセット
★6.光泰オリジナルパウンドケーキ
★7.光泰オリジナルクッキー
★8.光泰オリジナルバナナジュースの素+焼き菓子セット
★9.『ご来店者様限定』フルーツサンドセット
★10.<5社限定>光泰SNSで企業様・飲食店様等を宣伝
★11.光泰の駐車場スペースを使用したイベント・販売場所の提供
・4月クラウドファンディング開始
・5月クラウドファンディング終了
・7月〜リターン発送
皆様からご支援頂いた資金はフードロスを削減するため大切に活用させて頂きます。
何卒ご支援宜しくお願い致します。
日々、ご愛好頂ける市原市の方々をはじめとしたお客様、取引先に感謝しています。
今回のプロジェクトを立ち上げることができるのも、日頃の支えがあってのことと思っています。
私たちが取り扱う青果はどれも新鮮で美味しくお召し上がり頂けます。
プロジェクトを通じて多くの方々にお届けし、フードロスの削減、未来を想うコミュニティができたら嬉しいです。
ご賛同いただける皆様、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る