皆さんこんばんは。
柏野美沙/美澪です。
本日も、『柏野美沙/美澪 第2回目個展〔あとおし。〕開催に向けたクラウドファンディング』並びに『♪個展オープニングテーマ曲〔あとおし。〕製作プロジェクト』の進捗報告を行います。
今回のご報告は!題名にもある通り、ボイスイストレーニングについて!
現在進めているこの『個展オープニングテーマ曲〔あとおし。〕製作プロジェクト』においては、レコーディングや11/22(金)開催の個展前夜祭でのライブパフォーマンスなど、当たり前ですが歌う機会がとても多くなってきます。これに向けて、わたしも普段からボイトレスクールに通ったり自宅で自主練をしたりしているのですが、そこでは一体どんなトレーニングをしているのか、本記事でつらつらとご紹介していきます。ではさっそくまいりましょう~!
ボイトレを始めたきっかけ
そもそもわたしがボイトレを始めたきっかけは、2022年2月のアイドルユニット『もんしゅしゅ』への加入でした。 以降、いまに至るまでアイドル活動も精力的に続けてきていますが、実は『もんしゅしゅ』に加入するまでは人前で歌った経験も踊った経験も一切なくて……、完全に未経験の状態でした。
もちろん、『もんしゅしゅ』新メンバーとしてデビューする前に練習の機会は何度かあって、そのほか『もんしゅしゅ』の持ち曲をまとめたCDももらって家で聴いたり合わせて歌ってみたりしながら自分なりに練習していたのですが……、何より苦労したのが『音が高いっ!!!』ってこと。女性キーでつくられているのもあったとは思うけど、全然声が届かない……。これは自分が歌っている声を録音して初めてわかったことでもあるんだけど、自分では出せてるつもりでも、実は全く出ていない……。
「高いのが辛かったら、無理に出そうとせずにオク下で歌ってもいいよ。ほかにわたしたちもいるし!」って『もんしゅしゅ』Pのみうにゃさんからは言われたけど、そのオク下でさえ安定して歌うことができない状態だったし、何より致命的なのは1人だけオク下で歌ってしまうと聴いていて違和感がすごいんです……。AメロとBメロはみんなと一緒に普通の高さで歌ってるのに、サビになるといきなり低い声が混ざる。パフォーマンスを見ている側も「え?」って引っかかっただろうし、メンバーとのハーモニーも台無しになっちゃってた……。
そんな状況でもなんとか自己流でごまかしつつやってたんだけど、『やっぱりもうこのままじゃ埒があかない!』って思って。意を決して、その年の5月からボイトレスクールに通い始めました。
ボイトレ:日課の3つのトレーニング!
ちなみに、このボイトレスクールにはいまでも通い続けています。先生に教わりながら2年間いろんな練習をしてきたけど、その中でも確かな効果が実感できて家でも日課として行っているのが、次の3つのトレーニング!
①腹式呼吸
ボイトレで一番最初に言われて、そしていまもなおずっと言われ続けているのが、この『腹式呼吸』を鍛えよう!ということ。腹式呼吸、歌うときにめちゃ重要なんです……!
・まず、お腹の中の空気を口から「スーーーッ」ってなるべく強く吐く
・お腹の中が本っ当に空っぽのすっからかんになるまで吐き切る!
・「もう限界!」ってなったところで今度は一気に吸ってお腹をぱんぱんにする!
この一連の流れが1セット!これを15秒~20秒を目安に行って、計4セット繰り返す!繰り返す度に、吸う息の量を増やしていってお腹を拡張していく意識を持つのも大事!
そしてこの次は、今度はこの1セットとサイクルの間隔を限界まで短くして1分間繰り返す!
吸って吐いて吸って吐いて吸って吐いて吸って吐いて……1分間繰り返す!!!
一旦みんなにも自分が歌う場面を想像してみてほしいんですけど、歌い出しのときに余裕たっぷりでゆっくり深く息を吸えることの方が少なくないですか……??特にサビ途中のブレスでは、大抵1秒にも満たない数瞬の間により多くの息を吸わないといけないことがほとんどだと思う。
こうした実際の歌唱場面における呼吸も意識しつつ、『自分が吸える/吐ける息の絶対量を増やす』とともに『息を吸う/吐く際の瞬発力も鍛える』ことを目標に毎日頑張っています。ボイトレ同様に毎晩の日課として取り組んでいる筋トレのあとに、この腹式呼吸のトレーニングも必ず行っています!
……ちょっと話が逸れるけど、この腹式呼吸のトレーニングのおかげか、最近お腹がさらに引き締まった気がしているんです。いままでもちゃんと腹筋は割れてたんだけど、そこからさらに彫りが深くなってきた!前までは見えなかった腹斜筋もくっきり浮き上がってきて、嬉しいのです……!調べてみたら、やっぱり腹式呼吸にはお腹を引き締める効果もあるみたい!よし!さらにバキバキな腹筋を目指して頑張るぞ~!!!
②鼻腔共鳴
ボイトレをしてきた中で得られた大きな学びのひとつが、いきなり歌詞を歌おうとするんじゃなくて、まずはメロディーをちゃんと練習した方がいい!ってこと!
このときに行っているのが、口を閉じた状態、いわゆる『鼻歌』でメロディーを歌うトレーニング!一番重要なのは、このときに「鼻がかすかに振動していること」ってボイトレの先生から教わったよ!ちゃんと震えてると、『鼻腔共鳴』で歌えている証拠らしい……!鼻腔共鳴ができると、のどを傷めにくくなるほか、声量が格段に増えたり綺麗に響く声で歌えるようになったりとメリットも多いそう!
……でも確かに、この練習をするようになってから『歌い方が変わったよね』『声に深みが出てきた』って褒められることがだんだん増えてきた気がするよ!めちゃ嬉しい!鼻腔共鳴、極めていくぞ~!
③リップロール
これは、閉じた唇に息を当てることで唇を「プルプルプルプル…」って震わせる発声方法です。このリップロールを用いたトレーニングには2つあって、ひとつはリップロールを息が続く限界まで続ける練習、もうひとつはリップロールをしたままメロディーを歌う練習!
この2つのトレーニングで鍛えられるのは、ズバリ『滑舌』!滑舌が良くなれば、例えばテンポの早い曲とか、あとはメロディーに対して歌詞の言葉数が多い曲を歌うときでも、きちんとテンポや調子をキープしたまま歌い切ることができるようになるらしい!
……ただ、このリップロールが一番難しかった……。特にボイトレを始めたばかりのときは唇にガチガチに力が入ってしまっていて、リップロール自体全くできなかったんです……!『指でほっぺをグッと持ち上げてあげるとやりやすくなりますよ』って先生にいろいろアドバイスをもらいながら、毎日毎日頑張って続けて、やっとできるようになった!いまではちゃんとリップロールのままで1曲フルで歌えるようになったよ!
個展前夜祭のライブパフォーマンスに向けて
以上の3つが、わたしの日課の練習です。もちろん今夜も!ちゃんとこなしてきたよ!
……こうしてボイトレスクールに通ったり自宅で自主練を頑張っている中で感じるのは、筋トレと同様に、やっぱり歌の練習も「基本」とその「積み重ね」が本当に大切なんだな……!ということです。正直、いままでは歌の上手い/下手を分かつのはセンスだと思っていたけど、全っ然違った。努力でカバーできる部分は思った以上に多いし、最後にはやはり技術がモノを言う。
『基本の徹底』こそ、一番の近道。
ボイトレを始めたばかりの頃は少しでも早く上手くなりたくて、文字通り毎日毎日カラオケに通っては声を枯らしていました。でも、全然上手くならなかった。それに焦ってさらに迷走して……、空回り続けてたなぁ……ほんとに。
いまならわかるけど、あの頃の自分は野球で例えるならバットの振り方すら知らない状態で打席に立っていたようなものです。
フォームも何も理解してない状態で、来たボールに対してバットを闇雲に振り回しても上手くいくわけないし、練習にすらならない。野球における正しいバットの握り方/振り方があるように、歌においても正しい息の吸い方/吐き方/使い方といった確かな『基本』となる型があって、それをマスターして初めて上達への道が拓ける。
わたし自身、ボイトレの効果をはっきりと実感しだしたのは本当にごく最近のことで、いままで腐らず続けてきてよかったなぁ……って思う。
そしてありがたいことに、ライブに来てくれたファンのみんなからも『歌、上手いですね……!』って褒められることも本当に段々と増えてきていて、やっぱり嬉しいし、もっともっと頑張りたい!って思ってる!
あとは、やっぱりこの『♪個展オープニングテーマ曲〔あとおし。〕製作プロジェクト』が、ボイトレに対するいまの一番のモチベーションになっているのは間違いない!!! だって、自分の歌がCDになって、さらには個展前夜祭なんていう大層な舞台を用意して人前で生歌を披露する!……なんてことをするんだったら、絶対上手くならないといけないじゃないですか!!!
だから、このプロジェクトが決まった昨年末からわたしもより一層ボイトレを頑張っていて、きっとそのおかげもあって上達スピードが上がってきているのかな……と思います。
こうして書いていて、後日公開される第2弾PVで披露するわたしの歌に対するハードルがガンガン上がってきていることにも薄々気づいているのですが……(汗)、そこはもうやると決めたからには全力で歌い切りたいし、最後の最後まで練習を重ねて、そのハードルを飛び超えてみせたい!と思っています!!!乞うご期待!!!頑張ります!!!
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本日も、活動報告記事をご覧いただきありがとうございました!
第2弾目PVの製作もいよいよ大詰めを迎えています!ぜひ、完成を楽しみにしていてください!今後も引き続き進捗をお届けしていきます!
そして、今日も最後に皆さんに大切なお願いです!どうか引き続き、『柏野美沙/美澪 第2回目個展〔あとおし。〕開催に向けたクラウドファンディング』へのご支援も何卒よろしくお願いいたします!あなたからのご支援を、本当に、心よりお待ちしています!
もし、「このリターン品いいな!」「お礼としてもらうならこれがいい!!」という商品があればぜひご購入いただき、ご支援いただければと思います!何卒、よろしくお願いいたします!!