2024/06/22 16:13

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動物病院で保護どうぶつを保護してから譲渡までにかかる費用
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動物病院で保護されてから譲渡するまでにかかる費用は、
1頭あたり平均で約8万円です。*1)

*1) 当財団の協力動物病院にて、保護猫1頭あたりにかかる費用を参考にした数値


この費用は、大部分を保護している動物病院が自己負担しています。

※助成金があったり、飼い主に一部を負担してもらう場合もあります。


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例:当財団の協力病院の場合

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◉保護どうぶつの輸送費用

近隣の県の施設等からの往復交通費(約5,000~10,000円)

写真:当財団理事長(宮下 めぐみ)が子猫の輸送を行う様子

◉初期医療:約30,000~50,000円
ここで健康状態をチェックし、必要な医療処置やケアを行います。

・健康診断、ワクチン接種、駆虫、避妊去勢手術など

写真:当財団協力動物病院にて初期医療を行う様子

◉しつけ、訓化:1ヶ月につき約10,000~20,000円

保護どうぶつは人慣れしていない子も多いため、訓化にとても時間がかかる場合があります。獣医師や看護師が根気よくしっかりと、どうぶつにストレスがないようにしつけや訓化を行っていきます。

写真:当財団協力動物病院にて馴化を行う様子

◉環境整備:1ヶ月につき約5,000円

 食費や衛生費(トイレシート、猫砂など)が毎日かかります。

写真:当財団協力病院にて環境整備などの様子

また、動物病院には、交通事故のケガやハンディのある保護どうぶつが保護されるケースもたくさんあります。その場合は、通常より多くの治療費がかかるので、動物病院の費用負担はさらに高額となります。

(例)骨折をした猫の手術費用:約10~20万円

写真:ハンディ(片方の足指が欠損している)がある犬

当財団の協力動物病院にて、片方の足指が欠損している犬を保護、ケア、しつけや馴化を行い、問題なく日常生活を過ごせることを確認して譲渡に繋げました。この子達も新しいお家で幸せに暮らしています。

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なぜ動物病院で保護どうぶつを保護・譲渡することを応援するのか?
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動物病院での保護・譲渡活動を応援することは、保護どうぶつが幸せに譲渡されることにつながります。


どうぶつのプロである獣医師によって、必要な治療、適切なケア、しつけ、訓化をした保護どうぶつを譲渡すること、獣医師が譲渡後のアフターケアにも関われることは、保護どうぶつにとっても里親さんにとっても安心で安全な飼育生活につながるからです。


皆様からいただいたご支援金は、1頭でも多くの保護どうぶつが幸せに譲渡され
るために、大切に使用させていただきます。


a-handsは、保護どうぶつにかかるさまざまな費用をサポートすることで、動物病院での保護どうぶつの保護・譲渡活動を応援していきます!