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【信州の酒蔵】美寿々酒造の後継者が新商品づくりに挑む!

【ネクストゴールに挑戦中!!!】 美寿々酒造の新商品づくりに後継者が挑みます!酒蔵の使命・目指すべき理想の姿を考え、その想いを込めて造ります。新商品は「飲みやすさ」を重視し、低アルの日本酒とします。20~30代の若い世代や、日本酒を飲んだことのない方にとってきっかけとなる日本酒を目指します!

現在の支援総額

1,654,500

165%

目標金額は1,000,000円

支援者数

130

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/09/15に募集を開始し、 130人の支援により 1,654,500円の資金を集め、 2024/10/31に募集を終了しました

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【信州の酒蔵】美寿々酒造の後継者が新商品づくりに挑む!

現在の支援総額

1,654,500

165%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数130

このプロジェクトは、2024/09/15に募集を開始し、 130人の支援により 1,654,500円の資金を集め、 2024/10/31に募集を終了しました

【ネクストゴールに挑戦中!!!】 美寿々酒造の新商品づくりに後継者が挑みます!酒蔵の使命・目指すべき理想の姿を考え、その想いを込めて造ります。新商品は「飲みやすさ」を重視し、低アルの日本酒とします。20~30代の若い世代や、日本酒を飲んだことのない方にとってきっかけとなる日本酒を目指します!

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- 10月11日追記 -

この度、本プロジェクトは目標金額の100万円に到達いたしました!
ご支援くださった皆様、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!
こんなに順調にプロジェクトが進むとは思っていませんでした。色々な方に支えられての結果です。

そして、プロジェクト終了まで残り20日となりました。
ネクストゴールを200万円と設定し、最後まで活動していきます!

「SUN-ROKU」をより魅力的な商品とするためのパッケージデザインにこだわることと、お酒の品質向上・酒造りの作業性向上のための醸造機器の導入に向け、この金額といたしました。

野心的な目標だと思いますが、美寿々酒造と「SUN-ROKU」をより多くの方に知っていただくためにも挑戦していきます。

新商品の「SUN-ROKU」を造ることは勿論重要ですが、 「美味い酒」で、人と人を繋ぎ、嬉しさを共有できるツールとす  というビジョンがあっての新商品です。このビジョンに向け少しでも前進できるようにしていきます。

引き続き皆様のご協力を賜りたく思います。よろしくお願いいたします!

---

はじめに

皆様、初めまして。長野県塩尻市で日本酒の製造・販売をしております美寿々酒造株式会社の熊谷直太郎と申します。
現社長が私の父であり、私は後継者の立場となります。

著者近影

このプロジェクトは、新商品を造るために立ち上げました。
弊社には「美寿々(みすず)」という社名を冠した銘柄がありますが、今回はこれとは別ブランドの新商品を立ち上げます。


ー目次ー
1.自己紹介
2.美寿々酒造と塩尻
3.このプロジェクトで実現したいこと
4.新ブランド・新商品について
5.プロジェクト立ち上げの背景
6.リターン
7.スケジュール
8.資金の使い道
9.最後に

1.自己紹介

私の父が美寿々酒造の社長兼杜氏であり、現社長で4代目の酒蔵です。私は4人兄弟の長男ですが、初めから酒蔵で働こうとは思っていませんでした。

酒造りとは関係のない学生生活を送り、酒造業界とは無縁の企業で働いていました。社会人となり働き始めてから徐々に実家の家業の酒造りが気になっていました。

また、仕事を中心とした慌ただしい日々を過ごす中で「後悔のない人生を送りたい」という考えも脳裏に浮かんでいました。

家業の酒造業をせずに人生を送るというのは後悔する選択かもしれない......と思い、酒造業に飛び込み早8年目になりました。

美寿々酒造に入社したものの、それまで日本酒を飲んだことがあまりありませんでした。
勉強もかねて様々な日本酒を飲み進めていくと他の酒類よりも美味しいと感じましたし、自分の身体に馴染むような感覚がありました(焼酎、ビール、ワイン、ウイスキーなどのお酒も好きですし、素晴らしいお酒がたくさんあります!!!)。 

「後悔したくない」「自分自身が美味しいと思える日本酒を造りたい」という想いが私の原動力となっています。

酒造り 仕込みの様子

2.美寿々酒造と塩尻について

美寿々酒造は、長野県の中ほど塩尻市で日本酒製造を行っている酒蔵です。

塩尻市は中信地区に位置しています

塩尻市は標高600 m ~1,000 mの地帯に属し、標高1,000 m~3,000 mの山脈に囲まれています。美寿々酒造周辺の標高は約700~750 mです。

東山山麓線【通称:山麓線】から臨む塩尻周辺の眺め
塩尻という地名は、その名の通り「塩」に関する地名です。諸説ありますが日本海側から運ばれてくる「北塩」、太平洋側から運ばれてくる「南塩」の輸送ルート「塩の道」の終わりという意味で「塩尻」となったと言われています。

この塩の道にも関連して塩尻は交通の要衝でもあります。中山道、善行寺街道、三州街道などが交差しており、多くの人々の往来があった土地です。

塩尻宿本陣跡 本陣の規模は中山道中最大でした

加えて塩尻には、日本三大遺跡に数えられる平出遺跡があります。周辺の地域との交流があったことを示す出土品が多数発掘されており、古くから人々の生活が息づいていた土地だということが分かります。

史跡 平出遺跡 復元された当時の住居と県宝 柴宮銅鐸(東海地方から天竜川をさかのぼってもたらされたと考えられる)
そのような塩尻の地で美寿々酒造は、明治26年(1893年)に「清水醸造店」として創業し、太平洋戦争の物資統制・企業整備を経て昭和30年(1955年)より「美寿々酒造株式会社」として酒造業を再開しました。
この社名は、信濃国の枕詞「みすずかる」にちなんで命名されたものです。

現在の美寿々酒造の定番商品は、「美寿々 純米吟醸 無濾過生 美山錦」と「美寿々 精撰」です。

「美寿々 純米吟醸 無濾過生 美山錦」は程よくフルーティな香りがあり、中辛口の味わいと軽快な酸味が特徴で食中酒としても楽しめる純米吟醸酒です。
このお酒を造るために、酒米である美山錦を玄米と比べて半分以上削っています。
そうすることで雑味の元となる成分が減り、味わいのキレイなお酒となります。軽く脂ののったお肉料理と合わせたい一本です。

美寿々 純米吟醸 無濾過生 美山錦
「美寿々 精撰」は純米吟醸とは対照的な穏やかな香りで、コクのある味わいと後味の切れが良い食中酒です。
こちらのお酒は、冷やしてもお燗にしてもよく、どこかほっと一息つけるような安心感を持っており、幅広いタイプのお料理に合わせやすい一本です。

美寿々 精撰

3.このプロジェクトで実現したいこと

私は日本酒製造業に関わる者として、 心が満たされる時を造る というミッション(使命)があると考えます。
そのために 「美味い酒」で、人と人を繋ぎ、嬉しさを共有できるツールとする というビジョン(目指すべき姿)を実現したいと思っています。

このミッションとビジョンは、最近のいくつかの出来事を通して感じた私の率直な想いです。
今回のプロジェクトで実現したいことは、熊谷直太郎の想いを軸とした新商品を造ることです。

全国の酒蔵を見学させてもらう中で魅力的な日本酒を造っている酒蔵からは、はっきりとした理念や想いがあると実感しました。
理念や想いを軸として造られた日本酒は人を惹きつけます。
美寿々酒造は小さな酒蔵ですが、その後継者として会社を存続させていきたいですし、より良い商品を造って行きたいと思っています。

そのため代々造られてきた「美寿々」に加え、私の想いを込めた別銘柄の新商品が必要と判断しました。


‐ 心が満たされる時を造る -
日本酒を飲んだ時の「美味しい」は喜び、嬉しさ、安心(ほっとする)、驚きといった感情からなると思います。
それらの感情は心を潤し、満たす要素です。
そのため、私が日本酒を通じて行いたいのは、 心が満たされる時を造ることである という考えに行き着きました。

- 「美味い酒」で、人と人を繋ぎ、嬉しさを共有できるツールとする -
心が満たされる時は「美味しい」からだけでなく、その感情を誰かと共有できた時にもあるのではないかと考えます。
自分が美味しいと思えたものを誰かと共有できるのは嬉しい時で、嬉しさは心を満たしてくれる要素です。
思わず誰かに教えたくなる、一緒に飲みたくなる 「美味い酒」で、人と人とを繋ぎ、嬉しさを共有しあえるツール を目指します。

4.新ブランド・新商品について

ミッション、ビジョンを軸に新ブランドのコンセプト新商品のコンセプト、そしてブランド名を決めました。

・新ブランドコンセプト

人と人とを繋ぎ、

世代を越え、

国を越え、

日本酒が飲み継がれていくことを目指す。

日本酒の入口になるような酒。

そのために

①飲みやすさ(アルコール度数最大で15度台)

②手に取りやすさ(価格面ではなく、デザイン)

③分かりやすさ(複雑にせずにシンプルに。日本酒度や精米歩合の非表示)

とします。

・新商品コンセプト

飲みやすさをより重視し、低アルに。

若い世代や日本酒に縁遠かった人たち向けの日本酒。

日本酒に興味はあるけど踏み込んでいけない人たち向けのもの。

・ブランド名

SUN-ROKU
(サンロク)

山麓線から見た印象的な景色
【晴れ間と雲間が混在した空から、帯状の光が塩尻周辺に降り注ぐ光景】

塩尻は古くから人々の往来があり交通の要衝でもあり、人と人とを繋ぐというコンセプトとも合致する。

塩尻を一望できる山麓線からの景色にちなみ、「SUN-ROKU」と命名。

帯状の光(太陽光)が降り注ぐ光景から「SUN(太陽)」を山麓線の「山(さん)」に掛けている。 

冒頭にも登場した東山山麓線から臨む塩尻周辺の眺めと、帯状の光が降り注ぐイメージです(こちらは山麓線からの風景ではありません)

ということで、今回目指すのは「低アルコール原酒(以降、低アル原酒と省略)」の日本酒です。

最近では多くの低アル原酒のお酒が発売されています。日本酒はアルコール度数15度前後が主流ですが、それらよりも低いアルコール度数のものを「低アルコール日本酒(以降、低アルと省略)」と呼んでいます。

「低アル」+「原酒(搾ったあとに加水されてないお酒)」で「低アル原酒」です。

美寿々 純米酒現在の美寿々酒造の中では一番低いアルコール度数(14度)です

低アルの良さは、味わいの軽快さ・ライトさだと思っています。口当たりの軽快さと低アルのため体にも優しいです。
日本酒をあまり飲んだことのない方には、一般的なアルコール度数の日本酒に比べると飲みやすいタイプのお酒だと思っています。

目指す味わいは、グラスを近づけた時のマスカットや洋梨様の香り、口当たりのやわらかさを感じさせる適度な甘み、後半は味わいの巾を感じさせながらもスッキリとした酸味があり、そして低アルらしいライトで後切れのよい味わいです。
この味わいを目指すにあたっていくつかのポイントがあります。

①低アル原酒:アルコール度数が1、2度違うだけでもお酒の印象は変わってきます。アルコール度数の高低はお酒の味わいの「濃さ」に関わってきます。
そのため低アル酒で注意しなければならないのは、味が薄く感じてしまうことです。その対策として「原酒」での製品化を行います。

②麹造り:通常、日本酒造りでは使用するお米の約20%を麹として使用しますが、今回は数%多く使用します。
その狙いは、麹の使用量を増やすことで味わいにボリュームを持たせることです。低アルで物足りなさを感じさせないための対策です。

麹造りは酒造りの肝です

③甘さのバランス:低アルのお酒を造る上で気を付けたいのが、味が薄くなってしまうことです。その対策として、甘さで味わいを補う方法があります。
ですが、甘さで味わいを補完しようとし過ぎて甘みが強くなりすぎ、低アルの軽快さ・ライトさや飲み疲れしないといった低アルの良さを損ないたくありません。
低アルの軽快さ・ライトさを活かせるような甘さを目指していきます。

④酸味:酸味は、味わいの軽快さを感じさせることと、味わいのボリュームにもなる重要な要素です。
甘さとのバランスを取りつつ、低アルの軽快さを活かせるような酸味を出していきます。

さらに、使用するお米にもこだわっています!
今回使うのは、山恵錦(さんけいにしき)という近年長野県が開発した酒米です。精米時の割れが少ない、芳醇な含み香・なめらかさがあるとされています。
また、最近の鑑評会やコンクールでは山恵錦を使ったお酒が金賞等の大変優秀な成績を収めています。

山恵錦開発ストーリー


山恵錦は、長野県松川村の「ファームいちまる」で育てられたものを使います。ファームいちまるさんには「美寿々 純米吟醸 無濾過生 美山錦」の酒米である美山錦も栽培していただいており、頼もしいパートナーです!

松川村は日照時間が長く、北アルプスからの雪解け水が豊富に流れており、お米の栽培に適した自然豊かな土地でもあります。また、松川村は村を挙げてお米の栽培に力を入れています。

ファームいちまるさんの田圃と松川村の風景

美寿々酒造として低アル原酒は初の試みで挑戦的な面もありますが、いい意味で日本酒らしくない低アル原酒で、皆さんが日本酒に踏み込んでいけるきっかけのお酒になれるように精一杯やらせていただきます!

ファームいちまるの丸山さん(左) と

SUN-ROKUのロゴ、ラベルはこれから作製していきます。作製過程をプロジェクト公開中にお知らせ出来たらと思っています!お楽しみに!!

5.プロジェクト立ち上げの背景

本プロジェクトとSUN-ROKUの基になった重要な出来事です。

・社長入院、製造ストップ、経営
2年前、コロナ禍の真っただ中です。社長が病気で入院することになり、ちょうど酒造りの繁忙期とも重なりました。
杜氏も兼任している社長が入院することで酒造りが断続的になってしまい、製造数量も減り、結果売上も減少しました。

社長不在の中、最も気を使う大吟醸の搾りを行いましたこの時私が感じたのは、「酒造りの知識・技術だけ身に付けるだけでは不味いのではないか」「今の自分に何が出来るのか」ということです。
真っ先に思い浮かんだのは、「経営」に関することでした。社長がいるからという理由で経営に関しては全く触れていませんでした。
しかしそうも言っていられない状況になり、私が辿り着いたのは地元の商工会議所が開催している「次世代経営者育成塾」でした。

この塾では様々な業種の経営者、経営陣、後継者の方達が集まりました。
そして参加者の中から選ばれた、数社の会社が実際に抱えているリアルな課題を自分たちならどう解決していくか(自分たちがその会社の経営者になったつもりで)をプレゼンすることが中心でした。

毎回独特な緊張感があり、真剣な議論が出来ましたこの塾で学んだことは

 ・ミッション、ビジョンの重要さ
 ・答えを探すのではなく、答えを「つくる」こと
 ・考え続けること


です。

この塾の経験を通じて私なりの美寿々酒造のミッションを考えた時、先ず「お酒ってそもそも何だろうか?」ということに考えが向きました。

「お酒」という誰でもが飲めるわけでも無く、飲む量自体も減ってきている中で酒造りをするということは一体何なのか。

お酒は嗜好品です。お酒が無くても私たちは命を繋いでいけます。
それなのに何故遥か昔から現在まで残っているお酒があるのか。
大昔ではお酒は限られた時間、場所でしか飲めなかったものでした。
それが徐々に市井に広まっていき、今は飲もうと思えば時間や場所を問わずお酒が飲める時代にまでなりました。
人がお酒を求める理由も様々だと思いますが、必要性があったからこそ「日本酒」というものが今も息づいているのだと思います。

微生物の力を借りて米(固体)が酒(液体)になるのは面白く、不思議です

人がお酒を求める理由も様々であり、様々なお酒以外の選択肢もある中から美寿々酒造のお酒を選んで、飲んでくれている人たちがいる、これから初めて美寿々のお酒を飲むかもしれない人たちがいる。
これに報いるにはただ淡々と酒造りをするだけではいけません。
皆さんが喜び、嬉しさ、安心(ほっとする)、驚きといった感情で心を潤し、満たすお酒を造る使命(ミッション)があると感じました。

これらの考えをまとめた時、 心が満たされる時を造る という言葉がしっくりきました。これは私にとって使命なんだ!と思ったんです。


・「小料理屋おいでやす」との出会い

長野県松本市の「小料理屋おいでやす」さんとの出会いは、私の中でとても新鮮でした。
気さくなマスターが振舞うお酒と料理で、お店で初めて出会った方たちとも会話が弾み、行く度にどんな方と会えるかが楽しみな心地良い空間です。
この空間で皆さんがもっと楽しく過ごせるようなお酒を造りたい、そのお酒で人の仲を深められたら……そんな風に思わせてくれました。

おいでやすさんでの体験は、私が日本酒で実現したい光景を思い描くきっかけをくれました。
理想とする光景と 心が満たされる時を造る というミッションから 「美味い酒」を造り、人と人とを繋ぎ、嬉しさを共有できるツールとする というビジョンが生まれました。

おいでやす日本酒イベントに参加してくれたお客さんたちと
(左から2番目がマスターのヤスさん)

・全国の仲間たち
広島県の「独立行政法人酒類総合研究所」で行われている清酒醸造講習にて、全国の蔵元・蔵人と酒造りの勉強をしてきました。
基礎的な醸造理論から有名蔵の取り組み、最新の知見、酒蔵経営など日本酒に関する幅広い知識を講師の先生方から学ぶことができ、酒造りもできるという最高の環境でした。
そして、良い日本酒造りのために刺激し合える最高の仲間たちと出会えました。

利き酒の訓練もみっちり行いました(講習中で一番しんどかったです)休日には近隣の酒蔵を見学させていただいたり、仲間内で酒について語り合ったりと、とても充実した日々でした。
共に勉強した彼らに負けず、切磋琢磨していける関係をこれからも築いていくためにも新商品を造りたいと思っています!

同世代の蔵元とも出会えました!
・日本酒業界
昨今の日本酒の国内消費量はピーク時と比較して3割以下に減少しています。背景には酒類の選択肢が増えたこと、エンタメの増加によりお酒を飲まずとも楽しく時間を過ごせることが考えられます。
加えて人口減少によりそもそもの飲酒人口が減少しています。

            国税庁「酒のしおり」 清酒の課税移出数量の推移

反対に日本酒の海外輸出は増加しています。世界人口も増加傾向にあります。
これからの日本酒業界は国内市場、海外市場のどちらをターゲットにするとしても明確なコンセプトを持った商品が必要と考えました。

6.リターンについて

SUN-ROKUは、火入れ(低温加熱殺菌)を行った状態での製品化を基本とします。火入れをすることでお酒の中の酵素や酵母菌が活動を止め、風味の変化が穏やかになります。
製品化してからしばらく時間が経っても、瓶詰めした時からの風味の変化の少ない状態を狙っています。一年を通じて低アル酒を楽しんでいただきたいと思っています。

手間はかかりますが、瓶を湯銭する「瓶燗火入れ」を行います火入れ商品を基本としますが、やはり生酒のフレッシュさも味わっていただきたいと思っています。
そのため、SUN-ROKUの火入れと生酒のセットをリターンに加えます! 火入れの安定した味わい、生酒のフレッシュ感を飲み比べて感じていただければと思っています。

火入れ・生酒のセットに美寿々の新酒を加えた飲み比べセットや、蔵見学&試飲セット、おいでやすさんとのイベント!?など複数のリターンを用意しています! 是非ご覧ください!

7.スケジュール

2024年9月15日  プロジェクト公開
2024年10月下旬 酒造期開始
2024年10月末 プロジェクト終了

2025月1月下旬 SUN-ROKU 製造開始
2025年3月上旬 製品化
2025年3月上旬~中旬  リターン発送

2025年5月中旬 酒造期終了

8.資金の使い道

プロジェクトで集まった資金は酒米の購入費用、瓶の購入費用、ラベルの作成・印刷費用、その他の経費として使わせていただきます。
目標金額以上の資金が集まった場合には設備の購入資金等に回し、よりよいお酒造りが出来るように使わせていただきます!

9.最後に

ここまでご覧いただきありがとうございました。
このプロジェクトを進めていく中でミッション、ビジョンといった組織の軸となるものを粗削りですがつくることが出来ました。
プロジェクト以前からの考えを含めて、今の私の想いを詰め込みました。

ですが、まだやることが残っています。
SUN-ROKUを皆様の元までお届けしたいです。
実は、次にSUN-ROKUブランドで造りたいお酒も既に浮かんでいます。
もちろん、新ブランドだけでなく美寿々ブランドも大切にしていきたいです。
製造面だけでなく、経営面でも後継者として取り組んでいかなければならない課題が多くあります。
皆様に本プロジェクトをご支援いただくことでSUN-ROKUを造ることに加え、これから立ちはだかる多くの課題に立ち向かっていく勇気をいただきたいです。
皆様のご支援を心よりお待ちしています。よろしくお願いいたします!!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


酒類販売管理者標識
こちらのリンクからご確認ください。

美寿々酒造 酒類販売管理者標識

最新の活動報告

もっと見る
  • ご支援ありがとうございました!!

    2024/11/07 23:59

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • あと2日!

    2024/10/29 18:48

    美寿々酒造(株) 熊谷直太郎です。まだ暑かった9月15日からスタートしたこのプロジェクトもいよいよあと2日、終わりが近づいて来ました。秋らしい気温になり、美寿々酒造では酒造りが始まっています。ファームいちまるさんの美山錦を洗米甑(こしき)で米を蒸しています今回も酒造りが始まると思うと楽しみな面もありますが、気が重たくなる面もあります。ですが今期はクラファンで目標金額も無事達成できたこともあり、例年とは違う心持ちで酒造りに望めそうです。そして支援金額は、2日間を残して目標金額の150%に迫るところです。皆様のご支援の賜物です。本当にありがとうございました!最後の一押しに、このプロジェクトの拡散•シェアをしていただけたら大変嬉しく思います!プロジェクト終了時にはまた活動報告をしたいと思っています。10月31日までよろしくお願いします! もっと見る

  • 昨日、目標金額の100万円に到達いたしました!これもひとえに、ご支援してくださった皆様のおかげでございます。プロジェクトの拡散・シェアについてもご協力いただき、誠にありがとうございました。ご支援いただける日とそうでない日の波があるのは当然のことですが、日々ドキドキしながら過ごしていました。そしてプロジェクトの期間としては、残り3週間・・・・・・新たに目標金額を定め、ネクストゴールを目指していきます!「SUN-ROKU」をより魅力的な商品とするために、専用の化粧箱等のパッケージデザインや酒質向上のための醸造機器の購入を目指します!まだ止まるつもりはありません!より多くの方にプロジェクトと「SUN-ROKU」を知っていただき、私の考えるビジョンに向かって前進したいと思います。引き続きご協力をお願いできれば幸いです。よろしくお願いいたします! もっと見る

コメント

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  1. 2024/09/18 06:21

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