◆プロジェクト内容
海外の方にその国の労働環境を聞いて日本語の字幕を付けて日本人向けに発信するYoutubeチャンネルの開設・運用。
すでにいくつか動画は上げております。
Youtubeチャンネルアカウント:
https://youtube.com/@healthy_work_environment?si=bekaXVI_6kR_yx4o
◆プロジェクトの目的
日本人に海外の働き方を知ってもらうことが目的です。
海外と比べて日本の働き方はかなり遅れています。政府は海外ならい働き方改革を推進していますが、経営者や経済団体の影響力が強く抜本的な改革には至ってません。
一部大企業などは病気休暇やサバティカル制度、バケーションはありますが日本の99%以上を占める中小企業は海外の働き方と比べると遅れています。
労働人口の減少、生産性の低さ、社会福祉のための財源の確保など日本の経済は競争力を失いつつある現状です。
働き方改革によって日本で働きたいと思える日本人と外国人を増やすこと、またワークライフバランスを重視した社会にすることで出生率を上げて少子高齢化の改善によって生きやすい社会にしたいと考えています。労働者が声を上げることで法改正含む社会の認識をかえるための第一歩としてまずは日本の労働環境の異質さを日本人に知ってもらいたいです。そのための情報発信をしたいと考えています。
下記がデータからみた日本の労働環境の現状です。
【日本の有給消化率は60%で世界ワースト2位!?】
日本では有給を一年間ですべて使い切るのは一般的ではないですが、海外では2週間程度~多いところだと1ヶ月程度を1年間ですべて使い切ります。
また連続した長期休暇も一般的で、海外旅行にいくバカンス文化があります。
日本では新婚旅行以外で1~2週間の長期連休は難しく、また1ヶ月の連続した長期休暇の取得は日本の会社員では難しいでしょう。
ヨーロッパでは毎年夏に1ヶ月のバカンスは一般的です。
長期で仕事を休むことに対して寛容なのは企業や社会全体が従業員のメンタルヘルスについてしっかりと考えているからです。なので、長期で休むことで戻ってきたときに仕事の生産性が向上するということが社会で認識されています。
【病気休暇の導入率22%】
世界の先進国では風や体調不良時は有給休暇とは別にシックリーブス(病気休暇)があるのが一般的です。
日本でこの制度を導入している企業はわずか22%、またその中で病気休暇時に給与を支払うところは30%のみです。
この数値は異常で世界では欧米はもちろん、アジア、アフリカでも有給での病気休暇が普及しています。Schoo inc社の調べによると、少なくとも145か国が何らかの形で有給病気休暇を設けているとのことです。
【サービス残業/月18時間】
日本の悪しき習慣の代名詞ともいえるサービス残業、日本の労働者の全体の約40%がサービス残業をしているという調査があります。月に平均18時間のサービス残業を4割に人がしている国、それが日本です。海外ではもちろんサービス残業なんてものはございません。「使ったものにはお金を払う」それが通用しない国が日本です。
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※引用元
Expedia
https://www.expedia.co.jp/stories/wp-content/uploads/2023/04/Expedia_Vacation-Deprivation-2022-1.pdf
Schoo inc
https://schoo.jp/biz/column/1000
freee株式会社
https://qr.paps.jp/QnqUt
株式会社MS-Japan
https://www.manegy.com/news/detail/6091/
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