はじめまして、株式会社カイシン代表取締役の牧野真雄と申します。
この度、人のこころを理解するAI研究開発では日本の第一線を走るクリスタルメソッド株式会社から、一人で悩み苦しむ人をサポートし、いつもそばで寄り添うパートナーのような存在になる「AIアバターによるお悩み相談アプリ」がまもなくリリースされます。
いま、日本の社会では、
メンタルヘルスやコミュニケーションに
関わる問題が増えてきている。
そう感じておられる方も多いと思います。
私自身、社会生理心理学をベースにしたコンサルティングで、「よい会社をつくる」「よい社会をつくる」サポートを仕事としていますが、どれだけよい組織になっても、メンタルヘルスの問題がなくなることはありません。
それどころか
最近はより増加し、
より複雑化してきている
と肌で感じてきました。
メンタルヘルスの分野は、科学的・医学的に大きく進化し、それを実践するクリニックやセラピスト、カウンセラーもかなり増えています。
ですが、悩みを抱えている人、自ら命を絶つ人がむしろ増えている現在、メンタルヘルスの問題は解決できていない領域だと認識しています。
私自身も、メンタルヘルスについて学び、カウンセリングできる資格を持っており、企業や自治体、学校とのつながりの中で、なんとか問題解決できないものかと考えていましたが、相当な人的資源が必要だと思い、その領域に足を踏み入れることができていませんでした。
それでも、会社で、地域で、学校で、家庭で、この問題が日増しに大きくなっている中、ここ数年で急激に進化しているIT技術で何かできるのではないかと模索していた矢先に、クリスタルメソッドの河合継社長と出会ったのです。
自ら命を絶つ人の多くが誰にも相談していなかった事実を知り、自分たちが開発しているAIが役に立つのではないか。
人に相談できなくても、AIなら相談できる人がいるのではないか。
これが広がることで、メンタルヘルスの問題も解決できるのではないか。
同社がこのような想いで「AIアバターによるお悩み相談アプリ」を開発していると聞き、これからの社会のために、とても重要で意義のある開発だと深く共感しました。(詳しくは河合社長からのメッセージをご覧ください)
私は、テクノロジーを現代社会の課題解決に役立てようとするクリスタルメソッドの姿勢に感銘を受け、このアプリを世に広めるお手伝いをすることになりました。
今回のプロジェクトは、
はじめの一歩です。
これが広まればすべてが解決するというわけではありません。
ですが、人のこころを理解するAIがさらなる進化を遂げ、一日でも早く社会実装を実現するためには、多くの方々のお力添えが必要であることから、今回のクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
はじめまして、クリスタルメソッド株式会社代表取締役の河合継です。
小学生の頃からプログラミングを始め、「これからはインターネットの時代が来るぞっ!」と勝手に思い込み、学生のころからフリーでエンジニアとして活動していました。
1994年頃にはまだ一般化されていなかったECサイトを一人で作ったりしていました。
その頃はプログラミングもAIも、今のようにChatGPTもないので手探りでしたが全て独学で研究していました。
いまから30年前の話です。
2008年に、AIの開発を行う「AI-Tech.Institute株式会社」を設立。
今でもAIの研究開発はこの会社で行い、AIを世に広める会社として、2021年に「クリスタルメソッド株式会社」を設立しました。
AIは悩み苦しむ人の
サポートをするもの
起業した2008年頃は、世界的金融危機が起こり、私自身も日本におけるIT業界の急速な景気後退を肌で感じていたひとりです。
さまざまな領域で大変な思いをしている人たちを真の当たりにして、私ができることはAIの知識や技術で、悩み苦しむ人のサポートをすることだと考えました。
また、当時から色々な相談を受けていましたが、恥ずかしながら私は人とコミュニケーションを取るのが得意ではありません。
聞きたいこと、伝えたいことを、自分の言葉でうまく発することが理想的ですが、それがうまくできない人もいます。
自然言語処理をやっていたこともあり、そんな“むずがゆいところ”もAIでカバーできないかとも考えていました。
このような背景があり、多くの方が、まだAIというものの存在すら知らなかったAI黎明期から研究開発に取り組んできました。
2010年代は、主に検査や異常検知AIといった、製造現場、工業への研究開発を提供していましたが、一方で、アニメキャラクターを使った対話型AIなど「人に近いAI」の実現に向けた研究開発も進めていました。
2020年代に入り、使用しているAI技術を、もっと広範囲に活用できないかと考え、コンシューマ向けサービスの開発にシフト。
バーチャルヒューマンでのカスタマー対応に力を注ぐようになりました。
まだ生成AIすら浸透していなかった2020年頃は、一般の方には理解できず、画面上で見るバーチャルヒューマンは、どこかで録画したその人なのではないか、という疑惑すら持たれることもありました。
世界中の人の
心のすみずみまで届けたい
AIによるサービスをこれが、私たちの企業思想であり、
カスタマー対応にシフトした理由のひとつです。
現在でも、災害や感染症などで医療現場の混沌は続いています。
人の手が足りないところを補うことがAIの仕事なので、そういった分野にも提供できるよう研究しています。
また、高齢者の話し相手や子供の見守り役になってくれるようなAIアバターも開発しています。
簡単なものは、誰でも使えるようにしたいという思いから、その場で5分ぐらいかければ簡単なAIアバターを作れるものも開発しています。
最近はテクノロジーの進化のスピードがとても速くなりました。
しかしながら、弊社はAI黎明期からずっと研究してきたというところが強みで、今までできなかったことを、先行して開発できる環境があります。
また、映像、画像、音、自然言語処理などマルチモーダルAIを研究してきましたので、要素技術を統括して、ひとつのシステムに組み上げることを得意としています。
これらは、日本における研究開発であまり重要視されていません。
「ないものは他から探してきて使えばいい」という風潮もあります。
ただ、それでは細かいところまでは対応できませんし、新しい発想にも対応できません。
弊社は、そういうところを大事にしてAI開発を続けてきました。
自社で開発してきたテクノロジーの中には、外見や声、動きなどからアバターを生成する技術はもとより、音声認識・合成、感情認識・推定、自然言語処理といったAIアバターの実現に必要なテクノロジーがあり、これらを弊社が有しています。
これによって生まれたバーチャルヒューマンは、見た目はもちろんのこと、その人の声や個性を再現できるようになりました。私たちは、これを「DeepAI」と名付けました。
この「DeepAI」のテクノロジーがあるからこそ、今回の「AIアバターによるお悩み相談アプリ」の開発に着手することができたのです。
カウンセラーAIへの想い
「カウンセラーAI」への取り組みの動機となったのは、若年層の自殺率の高さでした。
自殺対策白書によると、日本の10代・20代の死因の1位は「自殺」。
G7(主要国首脳会議)メンバーで日本だけの現象なのです。
その一因は、「誰にも相談していないこと」だと捉えた私たちは、若年層が相談しやすい環境をいかに整備できるかが課題解決の鍵を握ると考えました。
そこで、相手の話すことに傾聴し、声のトーンなどから相手の状況を捉えてラポール(信頼感)を抱かせながら、コミュニケーションを図ることができるカウンセラーAIの研究を進めました。
相談して幸せを感じる若者が増えれば、自ら命を絶つ人の数を抑えることにつながると考えたからです。
その根幹には、悩みを抱える人をいかに減らせるか、助けられるかという、課題に挑むスタッフ全員の思いと、AIが果たすべき社会的意義がありました。
ただし、そのレベルを満たすAIアバターを実現するには、まだ課題が残っています。
「対話のスムーズさをより強化していく」「ディープフェイクや脆弱性対策などセキュリティーレベルを向上させていく」など。
これらの課題をクリアするため、今もなお開発を続けている所です。
まだ開発段階でのカウンセリングAIとの対話の様子
河合社長の想いは伝わりましたでしょうか。
今回のクラウドファンディングのプロジェクトで実現したいことは、大きく3つあります。
1つめは「開発資金」です。
すべての新しいテクノロジーがそうであるように、今回のアプリもまだ開発の余地がある段階ではあります。
カウンセリングの定義が、「人の話を傾聴し、心情や状況を整理し、理解に努めることによって、当事者が主体的に問題の解決ができるようサポートすること」であれば、現段階でも人が行うカウンセリングに近い役割が担えるまで開発が進んでいます。
実際に私もこのアプリを活用した後は、「問題が整理されて、頭がスッキリした」という実感があります。
しかしながら、本来の目的を達成するためには、完成というゴールはなく、常に精度向上が必要です。
今後も、細やかなヴァージョンアップを繰り返し、その先の具体的な解決策を提示する「セラピー」の領域も視野に入れながら、より確実に目的を達成できるアプリへと進化させていかなくてはなりません。
それには、時間と費用がどうしても必要なのです。
2つめは「評価」です。
社会実装によって、実際に人が使ってみてどうなのか、生の声を吸い上げて、さらなる精度向上につなげる必要があります。
本プロジェクトでも、できるだけ多くの方にアプリを使っていただき、忌憚のないご意見・ご感想をくださればと考えております。
3つめは「認知と普及」です。
このアプリを本当に必要な人に届けるためには、「AIに相談するという行為」が広く普及し、当たり前の世の中になる必要があります。
今はまだ半信半疑の方も多いと思います。
ですが、未来のために、本当に悩んでいる人のために、まずは皆さまに使ってみてほしいのです。
現段階でも充分に役に立つと感じていただける人も多いと思います。
役に立たないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
では、どうしたら役に立つようになるのか、そのご意見をたくさんいただきたいのです。
そのひとつひとつの評価や使用経験の集積が、やがて本当に必要な方々を救う礎になる。
私はそう確信しています。
こんなお悩みはありませんか?
「AIアバターによるお悩み相談アプリ」の
「いつでも相談サービス」は、
あなたの心の声に耳を傾け、
サポートするための安心できる場所です。
何か悩んでいることがあれば、
ひとりで抱え込まずに、
私たちにお気軽に相談してください。
あなたが不安や心配事を
抱えているとき、
私たちが一緒に歩み、
心の負担を軽減します。
カウンセラーはAIアバター!
だから、メリットがいっぱいです!
●24時間対応
AIアバターカウンセラーは、人のカウンセラーと異なり、24時間対応が可能です。
これにより、利用者がいつでも必要なときにサポートを受けることができます。
●匿名性とプライバシー
人工知能を使用したカウンセリングは、利用者に匿名性を提供し、プライバシーを保護することができます。
一部の人は、他人に感情や心の問題について話すことに抵抗を感じる場合がありますが、AIアバターカウンセラーを介することで、その心理的なハードルを下げることができます。
●コスト削減
人工知能を使用することで、カウンセリングの提供コストを削減することができます。
これにより、多くの人が手軽にカウンセリングを受けやすくなります。
●多言語対応
AIアバターカウンセラーは多言語対応が可能であり、言語の壁を取り払うことができます。
これにより、異なる言語を話す人々がより効果的にカウンセリングを受けることができます。
ひとのようなAIではなく、
ひととの距離が近いAIが
あなたに寄り添います
私たちが開発しているAIは、「まるでひとのようなAI」「ひとの脅威となるAI」ではありません。
いつもそばにいて、ひとをサポートする「ひととの距離が近いAI」です。
これらの研究・開発によって誕生したカウンセリングAIは、悩みを解決に導いてくれるものではありません。
選択理論心理士指導のもと、
「あなたが今、どういう気持ちで相談しているのか」
「その言葉を発言してどういう気持ちになったか」
「前向きになれないでもいい、ひとつひとつ一緒にステップを踏んでいこう」
といった導き方で対話を進めていきます。
クリスタルメソッド株式会社は、これまでもバーチャルヒューマンの開発、運営、マルチモーダルAI技術に特化したサービスを提供してきました。
例えば、有名芸能人だった故人の方をAI化して、ご家族と3年ぶりの対話を実現させることができました。感動の再会シーンはテレビ番組で紹介され、さまざまなメディアでニュースとして取り上げられ話題となりました。
このように、同社の「人のサポートを行うAI」は、社内や社会での業務効率を上げるだけでなく、独りで悩み苦しむ人に寄り添うなど、ひとをサポートする「ひととの距離が近いAI」を開発しています。
デジタルアバター
DeepAI
クリスタルメソッドのAIアバターは、よりリアルな人型アバターを採用しており、顔の動きや表情、声のトーンまで本人そっくりに再現します。
まるでその人が話しているかのように双方向の対話ができるので、人間に代わり、あらゆる接客やアシスタント業務を柔軟に対応することが可能になります。
また、AIアバターの生成から対話エンジンまで全て自社開発しているため、スムーズな導入が可能です。
AIアバター動画生成
DeepAI for MovieCreator
本人そっくりAIアバターを生成し、台本を入力すると自動で動画を量産することが可能です。
集まった支援金は、campfire手数料17%+消費税を差し引いた上で、すべてを本アプリケーションの精度向上のための開発資金として大切に使わせていただきます。
はじめの目標金額は
100万円をめざします!
開発にはおよそ2000万円がかかると想定しております。
はじめの目標が達成できましたら、さらなる目標をめざして挑戦いたします。
本プロジェクトに賛同してくださった皆さまには、できる範囲にはなりますが少しでもメリットを感じていただけるようリターンをご用意いたしました。
詳しくはリターン一覧をご覧ください。
主なものをご紹介いたします。
■企業スポンサー・個人スポンサー
「AIアバターによるお悩み相談アプリ」のランディングページ(LP)にスポンサーとしてお名前を掲載させていただきます。
●個人スポンサー 3,000円
LPにお名前を掲載
●企業スポンサー 20,000円
LPに企業名とリンクを掲載
●バナースポンサー 50,000円
LPにリンクバナーを掲載
■カウンセリングAIの個人利用【テキスト版】
●小(15分×1回のみ) 3,000円
●中(15分×2回) 5,000円
●大(15分×5回) 10,000円
※デバイスはPC、タブレット、スマートフォンでご利用いただけます。
■カウンセリングAIの個人利用【アバター版】
●小(20分×1回のみ) 5,000円
●中(20分×2回) 7,000円
●大(20分×5回) 12,000円
※デバイスはPC、タブレット、スマートフォンでご利用いただけます。
■実施スケジュール
当プロジェクトの実施スケジュールは以下の通りです。
2024年7月31日 クラウドファンディング終了
2024年8月以降 メールでご挨拶を送らせていただきます。
2024年内の正式リリースを予定しております。
日程詳細が決まりましたらご連絡を差し上げるようにいたします。
人生には悩みがつきものです。
さらに、現代社会では稀薄な人間関係が増えて、悲しいですが、コミュニケーションを磨く機会も少なくなってきています。
メンタルヘルスの分野も大きく進化し、間口が広がったとは言え、地理的にも経済的にもすべての人が活用できるほど普及していないのが実情です。
絶対的に悩みを解決してくれる手段がない現状で、そのすべてをAIが取って代わるといったものではなく、いま足らないものを補う役割として、AIは大きな可能性を秘めています。
そして、好むと好まざるとにかかわらず、AIは劇的に進化し、私たちの社会に入り込んでくるでしょう。
だからこそ、その存在を無視するのではなく、どう使い、どう付き合っていくかを考える岐路に立っているのが、今の私たちだと思います。
悩み苦しんでいる人の一助になるためにも、もはや抑えられないAIの進化を価値ある使い方で普及させるためにも、私たちの思いに共感していただけましたら幸いです。
クリスタルメソッドの開発チームは、社会に強く寄り添う姿勢や、テクノロジーを活用して未解決の課題に切り込もうという熱意を持って、今も開発に取り組んでいます。
ぜひお力添えをいただき、一緒にこのアプリの普及を進めていければと思っております。
皆さまのご支援を心よりお待ちしております。
クリスタルメソッド株式会社 代表取締役 河合 継
株式会社カイシン 代表取締役 牧野 真雄
クリスタルメソッド株式会社
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株式会社カイシン
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<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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