みなさん、はじめまして。
川島 崇嘉 カワシマタカヨシ(右)と、関原 洋文 セキハラヒロフミ(左)と申します。
初めに申し上げますと、このクラウドファンディングは資金調達が目的ではありません。
開店に至るまでの経緯や、コーヒーに対する考え方、そして私たち自身のことを皆さんに知っていただきたいと思い、クラウドファンディングを立ち上げました。
なのでご支援をいただいた場合は、その分の還元ができるようなリターンをご用意しております。
(※リターンに記載のポストカードは、オリジナルステッカーに変更となりました!)
これまでに私たち川島、関原とかかわりを持ってくれた方々とこれからもつながりを持ちたい、そしてこのクラウドファンディングで新たなつながりを生みたいという思いもあります。
私たちは埼玉県の川越という街でコーヒーの移動販売を始めます。そして、お店は三輪自転車です。
最後までお読みいただければ幸いです。
私たちについては文末にて紹介させていただきます。
【自転車の移動販売って?】
車を使用した移動販売は街中でもたまに見かけますよね。私たちの計画段階でも車による移動販売の案が出ていました。
なぜ自転車の移動販売にしたの?そう思われる方も少なくないと思います。理由のひとつとして大学卒業後、単独タイに渡った関原の実体験も関わっています。
ご存知の方もおられるかもしれませんが、タイでは多くのものが移動販売されています。そこで特に注目したのが店主とお客さんとの交流です。
いつものように屋台に人が集まり、そこで店主と楽しそうに会話をします。関原自身もよく利用する移動販売のおじさんと仲良くなり、タイ語を教えてもらったり、おいしいお店を教えてもらったりしていました。
ただ物を売り買いに来ているだけではなく、「人」に会いに来る感覚でお店に訪れていたのです。
きっとこの空気感は、壁のない屋台であるからこそ生まれるものです。
そのお店を訪れた人みんながパブリックスペースに滞在することができ、屋内のカフェでは決して出会うことのなかった人やモノに出会うきっかけになると考えています。
この壁のない空間、ほっと一息つける空間が街の中、特に人と関わる場所が少ないような都市にもたくさん溢れたら面白いなと思います。
加えて、私たち2人は体育会系出身です。どうせならこれまでに培った体力も存分に生かしていこうという気持ちもあります。
もちろん初期費用を抑えるためにも自転車を選びました。(笑)
オープン時の販売場所がこちら↓です。
https://goo.gl/maps/qTjq6dUneVP2
今後変更の際はSNS等でお知らせしますので、ご確認お願いします!
Instagram;COFFEE POST
Facebook;COFFEE POST
HOME PAGE;COFFEE POST
【観光客から行商人へ】
数か月前まで、私たちと川越の接点といえば、観光として数回訪れたくらいのものでした。
そんな私たちが出店場所に川越を選んだ理由は、私たちの「つくりたいカフェ」にぴったりの場所であったことと、「ありがたいご縁」に恵まれたからです。
「ポスト」とは手紙や郵便物を送る、受け取るためのものです。どこの街にも必ず1つはありますよね。私たちの店名「COFFEE POST」のポストにも同じような意味が込められています。
大切な人に届けるため、時には見知らぬ誰かに届けるために利用されるポスト。電子メールや携帯アプリ「LINE」が普及した現代にも、街にはポストが残っています。
人の思いが交錯し、そこから新しい出会いが生まれる場所をつくりたいという思いを込めて「COFFEE POST」と名付けました。
お店のロゴは紙飛行機
川越を観光客として訪れていた時は、いわゆる「小江戸」と呼ばれる蔵造りの街並みしか知りませんでした。
その観光地から数分歩いた先にはクレアモールという商店街があり、埼玉で1番の人通りがあると言われています。
しかし地元の方が利用する生活道路は静かで、川越は様々な顔を見せてくれました。
人通りの多い駅前の商店街(クレアモール)
地元の方の静かな生活道路
川越のことを調べていくうちに、川越で空き家のリノベーション事業を主に手掛ける、株式会社80%の荒木さんにお話を伺えるご縁をいただきました。
そこで伺ったのが、「川越は観光地として成功している街ではあるけれど、地元の人の生活道路はまだまだ可能性を残していて活かしきれていない」ということ。それは私たちにとって意外な事実でした。
川越で出店場所を探していくうちに、観光地として知られている場所だけでなく、川越のローカルな場所で街づくりを頑張る方たちの魅力にも引き込まれていきました。
「この場所を、人と人が繋がるカフェづくりのスタート地点としよう。」
私たち2人の考えは一致しました。
株式会社80%の荒木さんは、営業用自転車の制作をお願いしていた自転車屋さんの紹介で知り合うことができた方です。ありがたいご縁が、私たちの川越での出店を後押ししてくださいました。
【コーヒーの可能性を信じて】
ここまでお話しした「人と人が繋がる場所」。
その空間をつくる上で、私たちが媒体に選んだのが「コーヒー」です。
スタッフ川島の父は、福島県のいわき市で自家焙煎珈琲豆と紅茶の販売店「ウェルハース」を営んでいます。
今回COFFEE POSTで使用する珈琲豆も、ウェルハースで焙煎したもの。父=焙煎士と密になり、美味しいコーヒーづくりに取り組んでいきます。
コーヒーと一口に言っても、様々なものがありますよね。
缶コーヒー、コンビニのレギュラーコーヒー、喫茶店のコーヒー、インスタントコーヒー、高品質のスペシャルティコーヒーなどいろいろです。
それぞれに良さがあって、どれが良いとは一概に言い切れないと思います。
COFFEE POSTで提供するのは、品質管理や生産地の情報が分かり、本来の美味しさを楽しむために届けられたコーヒーです。
《メニュー(仮)》
・ブレンドコーヒー
・月替わりのシングルオリジン
・その他ソフトドリンク
(基本的にブレンドは中深煎りのしっかりめ、シングルオリジンは中煎りの華やかな味の豆を使用予定です。)
誰かと一緒に楽しんだコーヒー、仕事を捗らせてくれたコーヒー、一人でリラックスして飲んだコーヒー。
コーヒーはいつも物語のそばに寄り添っていて、人と人の間をぎゅっと結びつける力を持っていると思います。私たちはコーヒーの持つ可能性を信じ、最高の一杯をお届けします。
タイのチェンマイ大学のコーヒー農園で出会ったデーンさん
【ワクワクすることを仕事にしたい】
私たちはまだ大学を卒業して1年ちょっとです。私たち自身の経験も含め、自分が満足できる仕事を見つけ、そこに就職できるのは簡単なことではないと思っています。
数多くの友人が社会人となり、2年目に入った今、いろんな話を聞きます。
「もう辞めたい。」「仕事自体はつまんない。でも給料はいいから。」「休みだけが楽しみ。」
もちろん充実した社会人生活を送っている人もたくさんいますが、やはり仕事に対して悶々とした思いのある人が多いように感じます。
私(川島)自身、本当にやってみたいことと現実にギャップを感じて悩みまくった時期がありました。
社会的な体裁や、友人や家族の目を勝手に気にして仕事を選んでいた自分がいました。
けれど、
「本当にやりたいことは何?最終的に人生は誰のものだろうか…?」
そう考えた時に、私はこれを行動に移さずにいられませんでした。
しかし、それが良かったかどうかはまだ分かりません。
ただ後になって、若いうちにあれをやっておけば…なんて考えるのは絶対に嫌だったのです。この考え方に大きく賛同してくれたのが関原でもあります。
まだ日本の社会のこともよくわかっていない若者です。ですが若いからこそ恥をかきながら、挑戦したいと思っています。
純粋に自分たちがワクワクできることを仕事としてカタチにしたい。
そして私たちのつくるコーヒーやお店が、誰かのワクワクのきっかけになればとても嬉しいです。
【スタッフ紹介】
私たちふたりは福島県のいわき市という場所に生まれました。
同じ高校の野球部の主将・副将となり甲子園を目指すも、秋、夏共にベスト16という結果に終わり、それぞれ別の大学へ進学しました。
〈代表〉
川島 崇嘉 カワシマ タカヨシ
1994年6月1日生まれ
高校を卒業後、地元である福島大学スポーツ学科へ進学し保健体育の教員を目指していました。登山やキャンプなど自然が好きで、その延長線上で自然教育にも没頭し、県内・外の自然学校を転々とします。
実は父が自家焙煎の珈琲豆屋を営んでいて、コーヒーの世界に入るきっかけは紛れもなく父の影響です。大学近くや街中のシェアスペース、地方のイベントにてカフェを開くこともありましたが、本当にやりたいこと、仕事にしたいこと、そこに1歩踏み出す勇気をなかなか持てずにいました。そんな時、千葉の勝浦で自転車コーヒー屋台を営む方の存在を知り、心が動くままに車を4時間走らせます。ここでSPAiCE COFFEEの紺野さんと出会い、「自分も好きなことを仕事にできるように、本気チャレンジしてみよう。」と決心することができました。
コーヒーの味はもちろん、コーヒーが作り出す空間、人との出会い。そこに私のやりたいことが詰まっています。
〈副代表〉
関原 洋文 セキハラ ヒロフミ
1994年7月5日生まれ
高校を卒業後、沖縄県にある琉球大学保健体育専修に進学しました。保健体育教育について学びつつ、部活動ではアメリカンフットボールに4年間費やしました。卒業後、大学の先生の繋がりから単独タイへ行きました。タイの東北地方で日本語教育に携わり、現在は体育を教えています。今までの日本の中だけで生きてきた私にとってタイでの生活は刺激だらけです。
タイは喫茶店の数がとても多く、大半が大手ではなく個人経営によるものです。そのせいか、店主の趣味が反映された個性溢れる喫茶店が多くあります。自分が好きなものを自由に表現しているからこそ個性が生まれ、個性があるからこそ輝いてみえるのだと思います。そして先にも上述した新しい仕事のあり方、自分がワクワクできるような楽しいことを仕事にという思いから川島と「COFFEE POST」 を始める決心をしました。
なお、私はもう少しの間タイでの仕事を全うしつつタイのコーヒー農園との繋がりを強め、新しい可能性を模索していきます。そして帰国後、本格的に参加させていただきます。
タイのチェンマイ大学のコーヒー農園にて
チェンマイにあるアカアマコーヒーさんの焙煎所にて
みなさん、どうぞよろしくお願い致します。
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