6月24日にプラハに発ち、26日、27日と展示の準備をし、28日19時より個展がスタート致しました。
現地のアートファンやアーティストの方々にお越し頂き、大変充実した時間となりました。私はチェコ語ができないので英語でのコミュニケーションとなりました。拙い英語ではありますが、日本独自の画面構成や、どのように自分のイメージを作品しているのか等、突っ込んだ話もさせて頂きました。特に手をスタンプにして描いた作品は生命感や躍動感があると感想を頂きました。またライブパフォーマスを3回、即興のボディーペインティングを2回開催し、作品が生まれる瞬間にも立ち会って頂き、とても良い交流ができたと思います。
空いた時間にチェコの美術アカデミーの作品展やギャラリーでの展示も多数観ましたが、チェコのアーティストはそれぞれ自分自身の背景を基に、誠実かつ独自の視点で作られた作品が多く、消費社会に呑み込まれない力強い作品が多いように感じました。また現地アーティストのスタジオにも訪れ、多くのエネルギーを頂きました。
今回のプラハでの展示は私にとって大きな一歩となりました。何より多くの方に出会えた事に感謝致します。展覧会は9月1日迄続きますので、プラハに行かれる方は是非ご覧頂ければと思います。
この度は、皆様にご支援頂き、大変貴重な体験を得ることができました。心より厚く御礼申し上げます。
日本画家 木村浩之(号;黙尊)