2024/05/31 21:35

今回は千葉市緑区で4月から出張することになった「森でどんじゃらほい」へ。

社会福祉法人さんがやっておられる、遊び場と居場所が共存する時間(なのだとオレは感じてる)。

もともとずっと活動しているところへ、今年からプレーリーダー出張を行うことになったので、スタッフや遊びに来ている子たちはもう手慣れた様子。こういう既存の活動に後から出張参加させてもらう時は、元々の人の輪や雰囲気を塗り替えすぎないように意識してる。

めがねを呼んでくれた大人の人たちは「新しい風」や「刺激」を与える存在を期待して出張依頼をしてくれている場合が多いけど、だからといって遊具を作りすぎたり自分(めがね)の思う良い遊び場にしようと物の配置を変えたりすると、いつも遊びに来ている子たちの場所じゃなくなっちゃうかもしれないじゃん。

あくまでも こどもたちの遊び場だから、オレがオレが!ってなり過ぎてもいけねーんだということを、ようやく最近できるようになってきた気がする笑 こどもの遊びの世界というか、それに関わりたい大人の世界っておもしろムズイよねー

ロープで遊具を「作ってくれる」ことを期待されている今回の出張。

「ブランコがやりたいんです」と こどもからリクエストがあり、

もちろんやろう!ロープはたくさん持ってきたし、この辺の道具をこう使えば作れるハズ。やってみようぜ。

「え?私がやるの??」「・・・うん!」

と道具を持って走り出す。

こうやったらできるかも?このやり方はどう?

とみんなで試行錯誤するプロセスもまた遊びなんだけど、『ブランコですぐに遊びたい』という結果を求める子にはちょっと待ち切れないかも。

「めがねが代わりに作ってよー。そしたらすぐじゃん。」

なんて声も当然あるよね。

でも、チャレンジする子がいるならできる限りやって欲しいなって思うから、今回は全員が投げ出すまで待つことに。

そしたら できちゃうんだよね!時間はかかったけど、狙い通りのところにロープを引っ掛け、みんなで結んで(もちろん最終確認はオレがしたよ)、自分たち作のブランコがさ。

すぐに結果を出すことが大切とは限らない遊びの世界だから、じっくり取り組めて納得いくまで挑戦できる。自分の時間の流れを大切にする、ステキな遊びでした!