○はじめに○
「お芝居がしたい」その一心で私たちは日々「芝居」と向き合い生活しています。
私たち俳優チームのメンバーのほとんどは20代後半〜30代です。メンバーそれぞれがこれまで数年間俳優活動を行ってきましたが、現在、俳優としても勝負の時期に差し掛かっています。
そんな中、これまで同様に仕事が舞い込んでくるのを待っていてもいいのか。それではこれまでと変わらないのではないか。そういった思いを発端に自分たちで作品を作り上げ、自ら表舞台に出るための道を構築するためにプロジェクトを立ち上げました。
本プロジェクトで撮影された作品は、それぞれ完成次第、国内外問わず多くの映画祭へ出品いたします。
4作品撮り切ることができた場合には4本の短編をまとめたオムニバス作品として劇場公開を目指します。
○本企画の趣旨○
私たちは俳優という仕事をしています。俳優は物語と観客を繋ぐ重要な役割を担っています。それと同時に”役”というその物語に登場する人物の何よりの味方となり、物語に命を吹き込んでいきます。
しかしながら私たち俳優には問題があります。
1つは俳優の仕事は基本的にオファーをいただくか、オーディションで選ばれる必要があるということです。俳優が仕事をするためには「誰かが企画し立ち上げた仕事」が前提としてあるため、その仕事を受けるという受け身な姿勢が多くなります。何かを届けるどころか、そのフィールドに立つことすら難易度の高いことなのです。
もう1つは、映画という作品に対して、他のどの部署よりも関わる時間が短いということです。誰よりも遅れて映画制作に参加し、誰よりも早く離れていきます。そのため映画を作り届けるという映画制作全体を実感として持っている俳優は多くありません。
そこで私たちは俳優6人でチームを結成し「自ら活動と活躍の場を創造する」をコンセプトとして映画制作プロジェクトを立ち上げました。誰かがやってくれる、誰かが呼んでくれる、そんな無責任な姿勢ではなく、自分たちが作品を創り届けるというプロフェッショナルとしての自覚と使命をもつこと。これは俳優としての、表現者としての大きな責任であると思います。
○クラウドファンディングを行うこととなった経緯○
本企画は俳優が主体となり4本の短編映画からなるオムニバス作品を作ることを1つの目標としています。そして俳優主体ということで資金集めも私たち俳優の仕事です。そのため今回クラウドファンデングでみなさまからのご支援を募ることとなりました。
○短編オムニバス映画について○
○あらすじ○
E.P.1_『わたしのいる場所』
自らの命のリミットを知った栞は生まれ育った故郷に帰ってきた。変わっていた街並みと変わらない父からの想い。残された時間を数えるばかりの栞の心に今は亡き母の面影が蘇る。
E.P.2_『光芒』
小説家の体をなさぬまま、小説家を名乗る飯塚と、周りに流されて自制が効かぬまま借金を作った響。この2人を軸に飯塚パート、響パートがそれぞれ交差しながら物語が進行していく。
E.P.3_未定
E.P.4_『ネリヤカナヤ』
ユタ神様である加那のもとには様々な悩みを抱えた人たちがやってくる。村人から慕われながらもどこか朧げな表情を浮かべる加那。そんな加那のもとに禁断の愛を誓い合いながらも5年前に他界したはずの兄・永太が現れる。
○メンバー紹介○
芦沢ゆう(俳優)
福島県会津若松市出身。東京アナウンス学院演技学科卒業。卒業後は劇団に所属し、全国の小中高校にて旅公演を行う。俳優業のほかに音響・照明・制作としても活動を行う。代表作:舞台「友情〜秋桜のバラード〜」生徒役
周大樹(俳優・脚本)
大阪府出身。演劇ユニットアムアネ主宰。同ユニットの公演では脚本演出を担当し、自身も出演している。他団体の公演にも精力的に参加し、映像作品にも意欲的に挑戦している。脚本家としても『愛』『家族』などをテーマに、誰かの心に残る作品を創るために日々奮闘中。
富山健(俳優)
埼玉県出身。
ドラマ『闇金サイハラさん』、NHK大河『鎌倉殿の13人』
舞台『MOTHER 特攻の母鳥濱トメ物語』新国立劇場小劇場、『蛇の亜種』シアターサンモール
など、その他多数出演
中村雄貴(俳優・プロデューサー)
鹿児島県奄美大島出身。元インテリアデザイナーであり、現役ホームレス。W主演として出演した短編映画『サイドミラー』は数々の映画祭に入賞を果たす。プロデューサーとしても活動し、プロデュース兼キャストとして携わった映画『半身』では地元奄美大島にて全編オールロケを敢行した。
松本悠加(俳優・プロデューサー)
福岡県出身。株式会社NECO代表取締役。都内で溺愛中の猫11匹と暮らす。15歳の時に手話演劇での生アテレコを通して芝居の楽しさを知り、その7年後である22歳で上京し本格的に芸能活動を開始。グラビアから始まり、舞台、映像、ラジオパーソナリティーなどで活動中。
水野ふえ(俳優)
京都府出身。最強の地下アイドルと呼ばれる『仮面女子』の活動を経て、2022年より本格的に俳優業をスタートさせる。2022年の舞台『おとし屋~EP4~』(シアターアルファ東京)で準主演、2023年公開映画『オカルト地蔵~愛する彼女を助けたいんだ~』では主演を演じるなど、活動の幅を広げている。
○現在の準備状況○
現在は本プロジェクトにおける1本目の短編映画を撮り終えました。
4月末より編集作業に入り、5月~6月頃の完成を目指しています。
2本目以降の作品については脚本準備中ですが、予算の問題があり、本クラウドファンディングのご支援状況次第となっています。
○資金の使い道○
集めた支援金は本プロジェクト遂行にかかる費用に充てさせていただきます。
・映画制作費・・・40%
(人件費なども含めた映画撮影における費用全般)
・ポストプロダクションにかかるすべての費用・・・30%
(楽曲、整音、カラーグレーディング、等)
・各リターン実行費用、送料・・・13%
・サイトへの手数料・・・17%
※スタート時の目標金額は2作品分の制作費となります。目標金額を超えた場合は3作品目、4作品目の制作費に充てたいと思います。
○スケジュール○
2024年4月 【E.P_01】編集作業
2024年5月 【E.P_02】脚本準備
2024年6月 【E.P_01】完成。【E.P_02】制作準備/撮影・クラウドファンディング終了
2024年7月 【E.P_02】編集・【E.P_03】脚本/制作準備
2024年8月 【E.P_03】撮影・【E.P_02】完成4
2024年9月 【E.P_04】脚本/制作準備
2024年10月 【E.P_03】完成・【E.P_04】撮影/編集
○最後に○
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。3本目、4本目に関してはそれぞれ制作可能な金額に達し次第、計画実行となります。
最新の活動報告
もっと見る打ち合わせをしました!
2024/05/27 02:04こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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