ご挨拶
まず最初に、このページをご覧いただきありがとうございます!
私たちは関西を拠点に活動している劇団、プロトテアトルと申します。
この度、2024年9月14日(土)~15日(日)に京都にある劇場「ロームシアター京都」にて初の京都公演を行うことになりました。
その公演において、こちらも初となるクラウドファンディングに挑戦いたします。
よろしければ、応援していただけますと幸いです。
劇団紹介
私たちは、「プロトテアトル」という名前で演劇活動をしております。
2013年、近畿大学舞台芸術専攻23期生の一部メンバーで旗揚げして、昨年で10周年を迎えました。
作品性を固定せず、これまでは主宰であるF.O.ペレイラ宏一朗の戯曲あるいは演出作品を中心に、人生において普遍的であり、誰もが共感できる出来事を扱ってきました。
静かでリアルな会話を主とし、観客の過去の思い出や経験を呼び起こす。借景に似た作り方をしています。
昨年4月に3名の劇団員が加入し、ペレイラの作品のみならず、新劇団員の作品や既存の戯曲を上演していきたいと考えております。
≪主な活動実績≫
「KAVC FLAG COMPANY2019-2020」選出。
「令和4年度 次世代応援企画 break a leg」選出。
『ノクターン』(作・演出:F.O.ペレイラ宏一朗)が「ウイングカップ5」最優秀賞受賞。
『どこよりも遠く、どこでもあった場所。あるいは、どこよりも近く、何もない。』(作:F.O.ペレイラ宏一朗)が「第26回OMS戯曲賞」最終候補にノミネート。
プロジェクト紹介
今回の公演はロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム「KIPPU」という企画に参加しております。
これは、ロームシアター京都と京都芸術センターが協動で行っている若手アーティスト育成・発掘を目的としたU35創作支援プログラムです。
今までには「安住の地」や「ブルーエゴナク」「劇団不労社」など、現在は関西のみならず全国で活躍している劇団が採択され、既存の枠組みから飛躍した発展的な創作活動をするアーティストへの支援を行っているプログラムです。
そのような企画に私たちも採択され、若手劇団として勝負できる最後の機会であり、このチャンスを生かして、より活動の幅を広げていきたいと考えています。
クラウドファンディングを行う理由
今回クラウドファンディングを行う理由として一番大きいのは、資金が不足しているということです。
稽古場と劇場を無償でKIPPUプログラムから提供していただけるものの、過去最大規模の公演となり、それに合わせかかる費用も大きくなっております。
各種助成金・補助金も申請しましたが、十分な予算を確保できませんでした。
そのため現時点で、出演料・スタッフ費・交通費・制作費等々を賄えるチケット収入に比べて、大幅に不足している状態になっています。
そしてこういったクラウドファンディングを行うことで、これまで公演情報が届くことのなかった方々に興味を持ってもらうことも、狙いのひとつです。
このプロジェクトについて
プロトテアトルの第13回本公演となる当公演は、本公演としては初めて京都で創作、発表を行う公演です。
劇団員の脚本による新作の長編作品は 2020 年に新開地アートひろば(当時は神戸アートビレッジセンター)での KAVC FLAG COMPANY 2020 にて上演した『XX』以来、約4年ぶりとなります。
今回の公演ではプロトテアトルが得意とする静かでリアルな会話を主とし、普段は大阪で活動している私たちが初めて「京都で創作を行う」ということを意識した作品を上演いたします!
リターンについて
※データではないリターンを直接ご住所にお届けする場合、配送は国内のみとなっております。あらかじめご了承ください。
【各個別のリターン】
●劇団員による個別のリターン 各種1,000円~5,000円
●劇団全体のリターン 各種1,000円~5,000円
【おまとめリターン】
●劇作家合同リターン 9,000円
●俳優合同リターン 9,000円
●ザ・パレスサイドコース 10,000円
●全力応援コース 28,000円
●ウルトラ応援コース 500,000円
劇団員よりご挨拶
F.O.ペレイラ宏一朗
京都に生まれて33年。プロトテアトルを立ち上げて11年。
外部団体に出演したり、ショーケースタイプのイベントに参加したことはあるものの、
劇団の本公演として長編作品を京都で上演したことはありませんでした。
生まれ育った地ではじめてフルサイズの作品を発表できることを嬉しく思います。
そしてこのクラウドファンディングもはじめての試みです。
これまではありがたいことに、助成金や、お客様のサポートにより、細々とながら創作活動を行うことができていました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の大流行や物価高など、ここ数年間の創作は、はっきり言って赤字続きでした。頼りにしていた助成金も枠や金額、採択数の変動など、私たちだけでなく多くの舞台芸術作品に多大なる影響が出ている状況です。
規模を少なくし、節約を心がけてもかかる少なくない費用。
一時は上演自体行わないことも考えましたが、最初から諦めるのではなく、弱さをさらけ出し、前を向いて創作を行いたいと考えました。
この馴染みある、初めての地での上演を、どうか応援頂ければ幸いです。
代表 F.O.ペレイラ宏一朗
伊藤芳樹
昨年入団し、劇作家・演出家として活動していた私が、この舞台で11年ぶりに俳優へ挑戦します。
構想をペレイラくんから聞き、これは彼にとって、そして劇団にとっての新たな挑戦でもあると感じました。
奇しくも11周年のプロトテアトル。座組全員で力を合わせて、皆さまの胸になにかを刻むような作品に仕上げたいです。
そのためにどうか、『ザ・パレスサイド』を共に支えてください。多くの方々とまだ見ぬ景色を味わえることを楽しみにしております。
鶴山聖
プロトテアトルは11周年を先日迎えました。
僕は31歳になりました。今年32歳になります。
それでもまだまだ若手と名乗れるみたいです。
若手なので、まだまだチャレンジをします。
ペレイラの書く長編作品は僕にとっても初めて公演になります。
なので、絶対成功させたい。
そのため、ちょっとだけ背伸びしてしまいました。
なので、少し照れくさいのですが、皆様に応援して貰えたら嬉しいです。
必ずいい公演を作ります。
僕のリターンに出す脚本は今まで世に出したことのないものです。
何卒、よろしくお願い致します。
豊島祐貴
「プロトテアトル=試作劇場」と劇団プロフィールには書いてあります。
実験的で挑戦的な作品を上演することは少ないですが、公演を行うということは様々な実験と挑戦の繰り返しです。ひとつとして同じ公演や上演はありません。
今回の大きな挑戦は京都での本公演とこのクラウドファンディングです。
クラウドファンディングをすることで、劇団や公演の座組だけではなく、お客様や興味を持ってもらったみなさまと一緒に公演を創り上げたい。盛り上げていきたい。
公演という企てを一緒に楽しむ共犯者としてぜひお力添え頂ければ嬉しいです。
ヤマナカサヨコ
初めましての方もお久しぶりの方もこんにちは
ヤマナカサヨコです。
プロトテアトルの劇団員になって早くも約1年。
劇団はもう10年をこされたようで、おめでとうございます。(すごい!嬉しい!)
私にできるお返しはなにか沢山悩みました。(需要あるのかなぁ)
お芝居を作るのにはたくさんの人が携わってくださるのだなあと毎回感謝の気持ちでいっぱいになります。丁寧に作品を作らせていただきます。
初めてのペレイラの長編私もとても楽しみです。お客様方にまた今回の座組の皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。
こういうコメントは苦手で短くなってしまうのですが読んでくださってありがとうございました。
小島翔太
一つお約束したいのが、このクラウドファンディングで資金が集まろうが集まらまいが、上演される作品のクオリティに変化はないという事です。
なので、このページを見て支援を検討されている方は本当にご無理をなさらず。お気持ちだけでも我々は本当に嬉しいです。
それでは何のための支援なのか?
それは公演が終わった時。次に向けて我々が走り出そうとした時。その足取りを止める重しをどうか皆様の手でほんの少しだけ軽くして頂きたいのです。
我々の継続的な活動のために、どうかお力をお貸しください。
スケジュール
7月上旬 稽古開始
8月 クラウドファンディング開始
9月 公演本番
9月30日(月) クラウドファンディング終了
資金の使い道
俳優出演料・スタッフ人件費 60万円
宣伝・制作費 30万円
レンタカー費 5万円
大道具費 15万円
機材費 40万円
他、雑費 15万円
公演概要
ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造⽀援プログラム“KIPPU”
プロトテアトル第13回本公演『ザ・パレスサイド』
《あらすじ》
男は生粋のホテルマンだった。生後二日にしてきれいなお辞儀を覚え、嫌味のない笑顔はお手の物、
稼いだチップで小中高の学費を払った…という噂だが本当かどうかわからない。
街には大きなホテルがあった。宮殿と呼ばれたそのホテルは街のシンボルであった。
男はそこで働くことが目標だった。そのために生まれてきたようなものだった。
いよいよそのホテルに勤めようとしたとき、新たな景観法が施行されホテルは以前よりもこぢんまりとしてしまった。
瞬間、未来を見た。このホテルはやがて消えていくのだと。自分よりも早く忘れられていくのだと。
《出演者》
小島翔太 豊島祐貴 ヤマナカサヨコ 伊藤芳樹|以上プロトテアトル
髙安美帆(エイチエムピー・シアターカンパニー) 羽室ミユ(かまとと小町) 真芝尤
《スタッフ》
作・演出 F.O.ペレイラ宏一朗
演出部 植松篤(立ツ鳥会議) 鴨梨(あたらよ) 髙谷誉(D地区)
舞台監督 西野真梨子
舞台美術 佐野泰広(CQ)
音響 廣岡美祐(株式会社Road-K)
照明 幸野英哲(PAC West Inc.)
衣装 清水春香(Thenon works)
当日運営 渡邉裕史(ソノノチ)
制作協力 Booster
宣伝美術 Mock Mops
制作 鶴山聖(プロトテアトル)
《公演日時》
9月14日(土)13:00 / 18:00
9月15日(日)11:00◎ / 15:00
全4ステージ
※受付開始は開演の45分前、開場は30分前です。
※未就学児の入場不可
◎9/15(日)11:00の回は、託児サービスあり。託児サービス対象年齢:3力月~就学前
料金:有料 1,000円/1公演/1人
きこえない・きこえづらいお客様へ ヒアリングループ対応のお席がございます(座席位置・数に限りあり)。
※託児サービス、ヒアリングループの詳細・お申込みはロームシアター京都WEBページをご確認ください。https://rohmtheatrekyoto.jp/event/119792/
※車椅子席をご希望の方、介助者同伴の方は、プロトテアトルまでご連絡ください。
《チケット》
一般 :前売 3,000円
当日 3,500円
U-25:前売 2,500円
当日 2,800円
U-18:前売 1,000円
リピート割 1,500円(前売りのみ)
※各種割引は要証明書(リピート割は半券提示)
※開場時、ご入場は前売→当日精算の順にご案内いたします。
《取扱》劇場先行発売日│2024年6月22日(土) 一般発売日│2024年6月29日(土)
●プロトテアトル こりっちチケット
https://ticket.corich.jp/apply/321944/ (当日精算のみ)
●ロームシアター京都 オンラインチケット 24時間購入可 ※要事前登録(無料)
https://www.s2.e-get.jp/kyoto/pt/
●ロームシアター京都 チケットカウンターTEL.075-746-3201(窓口・電話とも10:00~17:00/年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)
●京都コンサートホール チケットカウンター TEL.075-711-3231(窓口・電話とも10:00~17:00/第1・3月曜日休館 ※休日の場合は翌日)
●京都芸術センター 事務所窓口(10:00~18:00)
《会場》
ロームシアター京都 ノースホール
住所 〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13
アクセス方法
■ 京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車1番出口より徒歩約10分
■ 市バス32・46系統「岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ
■ 市バス5・86系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩約5分
■ 市バス31・201・202・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約5分
《主催》
プロトテアトル
《共催》
ロームシアター京都(公益財団法⼈京都市⾳楽芸術⽂化財団)
京都芸術センター(公益財団法⼈京都市芸術⽂化協会)
京都市
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
劇団として、今後は関西外へのツアー公演や学校への巡回公演など新たな活動の場をつくると共に、幅広い年齢層やジャンルとのコラボレーション、観劇機会の創出など、演劇の裾野を広げる活動を行っていきたいと考えております。
プロトテアトルのはじめてのチャレンジ、ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします!
プロフィール写真撮影:河西沙織(劇団壱劇屋)
最新の活動報告
もっと見る本日クラウドファンディング最終日!公演終了の御礼
2024/09/30 15:08プロトテアトルの豊島です!プロトテアトル第13回本公演「ザ・パレスサイド」クラウドファンディングにおいて、多くのご支援を頂きましてありがとうございます!2週間ほど前となりますが、9月14日~15日にロームシアター京都にて無事に上演を終了することができました。ご来場いただいた皆様やご支援いただいた皆様、関係者の皆様に心より感謝いたします!本当にありがとうございました!今回、急病のため降板となってしまった小島も、劇場に来てくれました!劇団として初めての京都での本公演の上演で、苦戦することもありましたが、無事に最後まで走り切ることができました。今回の上演を糧に今後もより良い作品を作り続けると同時に、将来的には関西圏外へ作品を持っていくツアー公演なども行いたいと考えております!またペレイラ作品だけでなく、新劇団員の伊藤や鶴山の作品や、既存の作品など、プロトテアトルという劇団のイメージ捉われることなく、様々な作品を上演していくことができればいいなぁと思っています!ぜひ今後も応援してください!また本日クラウドファンディング最終日となっております!「ザ・パレスサイド」の上演台本や上演映像などが手に入るのはクラウドファンディングのリターンのみとなっておりますので、「もう一度楽しみたい」「良かったから友人に勧めたい!」などありましたら、ぜひ拡散へのご協力をよろしくお願いいたします!普段から舞台写真を劇団壱劇屋の河西さんに撮影していただいているのですが、今回も素敵な写真を撮影していただきました!Xなどには掲載していない写真もこちらに掲載いたします。ぜひご覧下さい!撮影:河西沙織(劇団壱劇屋) もっと見る
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