『母ちゃんず』の保養キャンプで継続して写真を撮り続けて下さいました、写真家の吉田智彦さんが応援メッセージを下さいました。
吉田智彦さん(左)と共にトークイベント(2018.6.2)
竹下亜紀さんとの出会いは、東日本大震災があった2011年の翌年、『母ちゃんず』が主催する保養キャンプを雑誌の取材で訪れた時のことでした。
第一回目のキャンプでメンバーのみなさんも緊張しながら福島から招いたお母さんと子どもたちを迎えていたのを思い出します。
開催地からそう遠くない場所に住んでいた私は、取材後はキャンプに参加したお母さんと子どもたちのポートレートを個人的に撮影してプレゼントする活動をはじめました。
相模原の山や川に抱かれながら心底寛いでいるみなさんの表情はのびのびとしていてほがらかで、撮影しているこちらが活力をもらうどのあたたかさがありました。
その一方で、福島では不安を抱えて暮らしていることも感じられ、保養キャンプの重要性を感じていました。
そのころから、亜紀さんは「私は一生保養キャンプを続けますからね」と言い切っていました。
そして、数年経ったころから「決まった期間だけ開催する保養キャンプだけでなく、福島のみんなが来たい時に来てくつろげる場所を作る」と言い始めました。
私は私で、私の周りで保養キャンプの存在すら知らない人たちがあまりにも多く、それまでプレゼントするために撮影していた写真を一般に公開して保養キャンプの大切さを知ってもらう展示活動「心はいつも子どもたちといっしょ」を始めた時も全力で協力してくれました。
そんな彼女の情熱的で一本木な性格を理解していたので、福島のみなさんがいつでも宿泊できる場所づくりも「本当にやっちゃうんだろうなー」と思っていました。
そして、第一回保養キャンプから12年が経った今年、GAYAGAYAとしてその目標を実現し、スタートを切ったのだから、私は舌を巻いています。
ですが、本番はこれから。
福島以外の方々にも広く活用してもらいながら憩いの場として運営を続けていかなければなりません。
そのためには、いくばくかの資金が必要です。GAYAGAYAが、いつか、福島もそうでない場所に暮らす人も一緒になってGAYAGAYAが「なんか居心地がいいね〜」「また、来ようね〜」と言い合える場所になるよう、みなさんの応援をいただければ幸いです。
クラウドファンディングもあと6日。
皆様に今一度拡散のご協力を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。
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