プロジェクトの実行者について
私たちは京都工芸繊維大学の学生によってできた有志団体で、滋賀県長浜市にある歴史ある民家を改修したワーケーション拠点山根邸との協力によりこのプロジェクトが始動しました。この度、敷地内の古い蔵を改修し、更に多くの方々に地域の歴史や文化を体感していただける場を提供したいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
来年の夏に向け、敷地内にある蔵を改修し、新たな滞在型施設の一部としての機能を持たせることを目指しています。その際現地のフィールドワークやさまざまなワークショップを通して、学生ならではのアイデアを作り出せるよう動いてまいります。この改修を通じて、訪れるすべての人々にとって忘れられない体験を提供し、地域の活性化にも貢献したいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
私たちの大学生活はコロナ禍によって始まりました。その際に入学した同期同士とやっとお互いの意見を交わすことができるようになり、ここから来た現在の原動力をもとに今回のプロジェクトが始動しました。運営する旅館は、地域の文化や伝統を重視し、それらを宿泊体験を通して共有することを目的としています。しかし、現在の施設だけでは、地域の全ての魅力を十分に伝えきれていないと感じていました。そこで、新たに蔵を改修し、体験できるコンテンツを増やすことで、より深く地域の文化に触れていただける機会を創出したいと考えました。
これまでの活動と準備状況
このプロジェクトのために、現地の調査と実測を進めてきました。また、蔵の改修にあたり、地元で信頼のおける大工さんにも協力を依頼し、現在は計画段階にあります。地域の歴史を大切にするため、改修作業は伝統的な手法を取り入れつつ、様々な人に利用してもらえる施設を運営する予定です。
リターンについて
改修後の蔵に支援者様の名前を記載させていただきます
スケジュール
2024年4月 現地調査、フィールドワーク
2024年5月 環境解析、3Dスキャン、ワークショップ用模型作り
2024年6〜7月 設計ワークショップ
2024年8月 第一設計案完成
2024年9月 現地調査、設計案討論会、大工との打ち合わせ
2024年10月〜2025年1月 現地調査、第二設計案完成
2025年3月 最終設計案完成
2025年4月 解体・施工計画作成、使用材料決定
2025年6月 使用材料・道具・協力者の手配
2025年7〜8月 着工、施工ワークショップ
2025年9月 工事完了
2025年10月〜2026年1月 現状確認、修正
2026年2月 最終調整
2026年3月 施設開放
最後に
このプロジェクトは、ただの改修ではなく、学生が主体となり、地域の文化と歴史を次世代に繋げるための重要な一歩です。私たちの想いに共感し、支援してくださる方々のお力を借りて、このプロジェクトを成功させたいと思います。皆様のご支援、心よりお待ちしております。
最新の活動報告
もっと見る皆様のお力が必要です
2024/07/20 08:00ご支援お待ちしております もっと見る
実測(現地調査その2)
2024/05/13 19:00実際の蔵を実測し、図面に書き起こしました。蔵の細かい特徴も捉えながら、平面、立面、展開図を書きました。これをもとに正式な図面やモデリングを作成します。2024/04/29 もっと見る
敷地模型作り
2024/05/13 07:00現地調査、現状把握、地域でのワークショップに利用するための上丹生の敷地模型の作成に取りかかりました。建築を考える時に大切となる地域との関わり方を探求する材料としていきます。2024/04/17 もっと見る
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