自己紹介
宮崎県日向市の〖お笑い発祥の地 落語が地球を救うかもしれない実行委員会〗(※「こども落語全国大会」実行委員会、の俗称です)と申します。
2009年(平成21)年に当時、全国で初の子ども落語家が競う大会として第一回を開催。これまで全国28都道府県と海外1か国から累計578人の子ども落語家の皆さんが出場。日ごろの練習の成果をお客さんの前で堂々と披露し、大いに笑わせ、また時には人情噺で泣かせたりしてまいりました。
全国津々浦々から出場者が集う今大会では、プロの道に進んだ出場者も今では数おられます。
↑何もかも手探りからスタートした第一回大会時の表彰式
そしてその大会準備を担っておるのが実行委員会です。日向市内外の自営業者や公務員、地域貢献活動に意欲ある高齢者の方など、老若男女バラエティとバイタリティに富んだ、およそ30名のメンバーによる ”お笑い発祥の地”と言われる日向市で開催されるボランティア中心の手作りの大会です。
↑ 手作りの大会ですので受付はもちろん、会場設営も実行委員が行います ↓
一昨年・昨年の2回、存続の危機にあったこの大会がクラウドファンディングに挑戦し、全国各地より多大なるご支援を賜り無事サクセスとなり、大会を開催することができました。心より厚く御礼申し上げます。
そしてまた、今年も子どもたちの熱い夏が日向市にやってきます!
↑美しい海岸線と輝く青い空が日向市の魅力
このプロジェクトで実現したいこと
一昨年より挑戦したクラウドファンディングのサクセスもあって、運営上はそれまでよりかなり好転してきました。しかし大会を継続していくにはまだまだ、資金面で厳しいのが現状です。
実行予算の収入は、日向市からの補助金や地元の商店・商社さまからの協賛金、当日の物販や募金などで、それで補えない分の負担を共催団体である(公財)日向文化振興事業団の自主文化事業費(基金積立)で補ってきましたが、これまでの高額な累計負担により基金が少なくなったことから支援負担が厳しくなっており、今後の開催継続が危ぶまれています。
↑会場となる日向市文化交流センター(左側の建物)と日向市中央公民館(右側の建物)
決して交通手段の良くない日向市に、全国各地からだけでなく今や海外からも出場者が集います
実行委員に大会開催のキーマンと言える存在が二人います。
ひとりが柱大黒(はしら・だいこく)という名で宮崎県内で活動し、子どもたちに落語のアドバイス等もしている甲斐伸也(かい・しんや)さんと、もうひとりが昨年より動きが活発化してきた、これからの運営を担う(大会出場者)OB会を取りまとめている田島大喜(たじま・たいき)さんです。ひむか亭工作さんとして過去大会に出場し、決勝大会にも進出するなど活躍してきました。田島さんは開催地の出場者として、他県からの出場者を積極的におもてなし交流。社会人となった現在も多くのOB/OGと親交があり、「ひむかこども落語会」ではキャプテンも務めた経験からリーダーシップを発揮。OB会を軌道に乗せています。
ふたりのうち甲斐さんは、今回の挑戦への目的と大会の魅力をこう語りました。
『コロナを乗り越え、お陰様で新たなカタチのご支援により、昨年は笑顔が溢れる大盛況の大会と相なりました。改めましてご協力いただきました皆々様、心より厚く御礼を申し上げます。 更なる継続を今後続けていけますよう、今夏もクラウドファンディングにチャレンジさせていただきます。
クラファンの支援を必要としているイベントが数多くある中で、”落語は日本の文化””こども達の夏の思い出、こども落語全国大会を守ろう!”というスローガンのもと、前回も多くの支援を受け、皆さんと一緒に応援出来た事、とても嬉しく思います。
学校で教えてくれない事を教えてくれるのが落語だと思っています。人間生きているだけで可能性の宝庫なんだという事を落語を通して感じてもらえたら。
美談という形でなく、自分達の思いを少しずつ形にしていけたら幸いです。是非ぜひ気軽に気楽に気長に、ご無理の無い範囲での沢山のご支援、どうぞ宜しくお願い致します』
※その熱意と行動力で当大会の立ち上げはもちろん、宮崎県内に落語を普及させた文字通りの立役者で、関係者からの人望も厚い。多忙を極める各地の子どもたちへの落語コーチの傍ら、自身の芸の向上にも余念がない甲斐さん。
伝統文化・落語が生み出す日本の笑いのためにも、子どもたちの未来のためにも、それを楽しみにしている大人たちのためにも、これからも続けていきたい。続けさせてほしい。そう願っております。
プロジェクト立ち上げの背景
大会が行われる日向市は、日向灘に面した海沿いのまちで「リラックス・サーフタウン」と銘打たれてるとおり、サーフィンをテーマにした地域活性化にも取り組んでいます。
のんびりとできて、人のあたたかさに触れ、心も体もリラックスできるのが魅力なまちなので、あの有名な映画監督も、あの有名な音楽家も毎年 日向市に来てくれて、地元の人たちと気さくに交流してくれるのだと思います。
プロの落語家さんも例外でなく、地元・日向市出身で芸歴54年の我らが桂歌春師匠はもちろん、上方落語を代表する実力派・桂文太師匠も毎年、審査員を楽しみに来場され、子どもたちに温かい𠮟咤激励と交流をして、のんびりリラックスして帰られます。
↑審査員としておなじみの 桂文太師匠(写真左)と 桂歌春師匠(写真右)
日向を「お笑い発祥の地」としているのは、神話に基づいています。
『天照大神が天岩戸に隠れて世界が暗闇におおわれたとき、ほかの神様たちが歌や踊りで気を引き、外に出そうと試みました。それに気を引かれた天照大神が岩戸から顔をのぞかせると、その隙間から光が飛び出し世界が再び明るくなり、その時にみんなの顔(面)が白く見えた=「面白い」という説から、エンターテイメント発祥の地はひむか(日向)の国・宮崎であるとしています』
↑予選大会終了後に行われる交流レセプション
出場者たちは毎年、お笑い発祥の地での再会と交流を心待ちにしている
宮崎には東京や大阪など大都市圏と違って「寄席」のような気軽に落語を楽しめる場所はありません。
けれども、お笑い発祥の地であるからこそ、江戸時代から続く日本のお笑い文化・落語に触れる貴重な機会を子どもたちのために作り、これからも続けていきたいのです。
現在の準備状況
出場募集受付は予定より早期に定員に達したため終了しました。今回も全国各地と海外から凄い子ども落語家が集結します。(詳細は後日別途発表します)
これからは大会当日へ向けた運営シュミレーションや必要備品の調達、審査員打合せ、告知PR活動、資金活動等を展開してまいります。
当日は出場者も来場者も楽しんでいただける会場づくりで、本格的寄席の雰囲気を味わっていただいたり、屋外広場には県内の販売店を中心としたキッチンカーなども集結し、食も楽しめる催しも企画中です!
リターンについて
ご支援金額に応じたリターン(お返し)をご用意しております。
スケジュール
6月上旬 クラウドファンディング開始
7月中旬~下旬 リターン品調達
7月下旬 クラウドファンディング終了
8月下旬 順次リターン品発送開始
9月上旬 リターン品発送完了
資金の使い道
・各受賞者への表彰状等及び全出場者への参加賞
・審査員、司会者への謝礼
・会場使用料及び音響機材リースと音響スタッフへの謝礼
・リターンの制作費及び送料
・クラウドファンディングの手数料
・その他、今回のプロジェクトにかかる経費
↑日向市内の画家が描く似顔絵も出場記念品のひとつで喜ばれています
最後に
改めて、今大会の概要をお伝えします。
■大会名
「~お笑い発祥の地・宮崎~ 第十四回 ひむかの国こども落語全国大会」
・日時 〈予選大会〉令和6年7月27日(土) 13時より (※若干早まる可能性もあります)
〈決勝大会〉令和6年7月28日(日) 10時30分より
・場所 日向市中央公民館 及び 日向市文化交流センター
■大会の目的
落語を愛好する子どもたちが日向の地に集い、人前で元気に話すことのできる人材を育て、日本の伝統芸能である落語の文化振興のみならず、こども達相互の文化的・社会的交流を深め、豊かな人間性を育むことを目的とする。
■参加対象
2024年度在学中の小・中・高校生。
■賞金
最優秀賞(各部門1名=2名) 賞金及び副賞 (総額5万円相当)
優秀賞(各部門3名=6名) 賞金及び副賞 (総額1万円相当)
他 各賞
■審査方法
予選大会は2会場に分けて実施。2会場の審査はプロ落語家で、決勝大会は2名のプロ落語家と落語に造詣の深い現地文化人等が加わり審査を行う予定。
■審査員プロ落語会
・落語芸術協会理事 桂歌春
・上方落語家 桂文太
■開催日程(日時等詳細)
予選大会 令和6年7月27日(土) 13時~18時50分(予定)
決勝大会 令和6年7月28日(日) 10時30分~14時(予定)
会場 日向市中央公民館 ホール、第4研修室
日向市文化交流センター 小ホール
※観覧無料
アフターコロナ社会での大会開催の模範となり、日向市らしい、安心安全で心温まる「おもてなし」で皆さまをお迎えします。
笑いの免疫力で健康で明るく元気になる話題を発信して行きます。
子どもたちの落語(笑い)にかける情熱が未来に繋がりますよう☆どうぞよろしく応援の程お願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るまもなくリターン発送が始まります!
2024/09/06 17:15こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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