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生産者と消費者の互いの想いをりんごを通じて共有し交流を深く深くしていきたい。

見た目だけで判断する事なく規格外のりんごの美味しさを対面販売することによって消費者に理解してもらいたい。規格外で作る加工品を通じて、りんごの品種の各特性、個性を伝えたい。イベント、ファーマーズマーケットに第一弾として関東圏を中心に、その後東海圏、関西圏へと出店し、生産者と消費者の和を紡いでいきたい。

現在の支援総額

77,000

1%

目標金額は7,500,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/05/17に募集を開始し、 6人の支援により 77,000円の資金を集め、 2024/07/31に募集を終了しました

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生産者と消費者の互いの想いをりんごを通じて共有し交流を深く深くしていきたい。

現在の支援総額

77,000

1%達成

終了

目標金額7,500,000

支援者数6

このプロジェクトは、2024/05/17に募集を開始し、 6人の支援により 77,000円の資金を集め、 2024/07/31に募集を終了しました

見た目だけで判断する事なく規格外のりんごの美味しさを対面販売することによって消費者に理解してもらいたい。規格外で作る加工品を通じて、りんごの品種の各特性、個性を伝えたい。イベント、ファーマーズマーケットに第一弾として関東圏を中心に、その後東海圏、関西圏へと出店し、生産者と消費者の和を紡いでいきたい。

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自己紹介

オフィスタカハシでは安曇野で姉夫婦と共にりんごの栽培を行っております。
私は長きに渡りアパレル業界にお世話になってまいりました。
ですが、会社の風向きが変わり、長年力を入れていた仕事が会社の廃業という形で一旦終わりを告げました。何の感情も沸かなかった、そんなわけはありません。おざなりではない仕事を行って来た分、尚更、喪失感を覚えました。

これからどうしていこうと考えていた矢先、親交のあった台湾人の方と取引のあった滋賀県の2人から話しがあるとの事でした。内容は「中国深圳でアパレル会社を一緒にやらないか」との事でした。ときはバブルも弾け、日本経済低迷と。でも私の中でまだまだアパレル業界でやり残した事がある、それが何なのか分かりませんでしたが、二つ返事で承諾していた自分。友人の中からは「今更泥舟に乗り込むのか」と言われた方もいましたが、その時の私には迷いはありませんでした。台湾人1名日本人は私も含め3名で中国深圳でアパレル会社を立ち上げ、12期を迎えた時、中国政府から立ち退き命令が下されました。理由はアパレル工場がある付近を含め、学校、ショッピングモール、マンションを建設するとの事。日本、台湾からのオーダーを全て納入したうえで会社は締めました。

私の中では苦しい、辛いことの方が多かったのですが、「楽しかった」気持ちが一番です。その後次はどう生きようかと考えていた頃、久しぶりに実姉の農園を訪れることがあり、お互いの近況報告や、今農家が抱えている問題を話してくれました。そんな姉の話の中で、「私の作ったりんご、誰が食べてくださっているのかしら」「感想はどうなのかな」「もっと生産者と消費者がふれあえればいいのにね」                         私は姉の発した言葉に心が動きました。私の口からでた言葉は「一緒にやろうか?」でした。それから丸2年無収入で年間通してりんごの事を学びました。姉の農園での実習、りんご作り50年の方の農園にも勉強に行きました。2年程度ではまだまだですが、自然の恩恵を受け、営まさせて頂いている仕事ですので、日々自然環境の中での勉強になりました。

このプロジェクトで実現したいこと

2023年時点で16品種のりんごを扱っています。りんごに携わるようになって、私には何点かの疑問が生まれました。

生食で食べても美味しいりんごが見た目(日焼け、色づきが悪い、傷、小さい、割れ等々)でいわゆる規格外で扱われてしまいます。これは地球温暖化の影響と思われる気候(遅霜、豪雨、強風、雹、落雷被害当)が年々増え訳ありりんごが多くなっているのが現状です。その中でも訳あり品として販売できるものは良いのですが、それ以外は各農園で廃棄してしまうことも多々あります。製造業者に買い取って頂く手段もあるのですが、引取価格が安価な上に、買い取って頂くにはその指定の場所まで軽トラックに積んで持ち込まなくてはいけません。各農家も高齢化が進んでいることもあり、規定の1カートン辺り18kg~20kgのコンテナを持ち込むことが難しい農家さんも多いのです。1カートンや2カートンのレベルならまだしも、1品種で10,20,30,それ以上のカートン数になってしまいます。

「食品ロス」世間ではそういった言葉で表されますが、私としては「もったいない」の一言です。私共でそのりんごを使って、各品種ごとのジャムやジュース、飲むりんご酢、シードルを作り販売したいのです。ジャムは低糖度仕上げにし、各品種の魅力、個性が伝えられるよう12種類から16種類は作りたいのです。また、他県の農園さんとコラボしたジャムも最低5種類は作ります。
例:茨城県産さつまいもと安曇野のりんごコラボジャムとか、ブルーベリーとりんご、かぼちゃとりんごとかです。
ジュースにおいても砂糖不使用ストレートジュース、すりおろしストレートジュースを各品種で作りたいです。例として8月収穫夏りんごの品種「夏あかり」「恋空」「しなのリップ」「サンつがる」でジュース、10月には「しなのスイート」「しなのゴールド」のストレートジュース、11月には「名月」「しなのほっぺ」等々。その他にも、シードル辛口「安曇野の風」甘口「あずみ野の香」をと考えております。

各農園の規格外のりんごも、私達自らが農園に取りに伺い、収穫するまでの栽培背景も踏まえ、両者それなりに納得のいく価格で引き取らせて頂ければと考えます。私共が取りに伺うことでその農家さんの労働が少しでも軽減できればと思います。地域の関わりを大切にしたいのです。

「対面販売」
私共も通販事業は行っており、今期(2024年)で5期目になります。おかげさまでリピーターのお客様も増え大変感謝しています。ただ特に訳ありりんごは掲載した写真や文章だけではお伝えできない事があります。やっぱり私共安曇野のりんごを直に味わい、触れ、お話しして知って頂いた方が伝わる事も多いかと思います。そのために様々な地域に出店させて頂き、まず最初の取り組みとしては関東圏でイベント、マーケットへの出店を考えております。その中で正品りんご、訳ありりんご、ジャム、ジュース、シードルを試食試飲して頂き、特に規格外のりんごでもこんなに美味しいという事をご理解して頂きたいと共に、正品りんごも8月から12月まで各品種の収穫があります。ひとくちにりんごといっても色々な品種があります。各品種の個性、特性をもっと皆様方に知って頂ければと思います。
関東圏の次は東海圏、関西圏へと考えています。便利な時代に逆行した取り組みかもしれませんが、今の時代だからこそ対面販売で生産者と消費者のお互いの理解を深められればと存じます。

次にこの事項はとても繊細かつ大切に行っていかなければならない内容です。ゆっくり時間をかけて取り組んでいきたい、そうしたいと思っています。

「自分は一人で、助けてくれる人も、分かってくれる人もいない」「家の外に出て誰かと話すだけの自信がない」「働きたいのに体が動かない」どこにも起きうるそんな事でしょうがこの世にはたくさんあり、自分もそういった人を見て、そういう人が遊びにこられる場所を作りたい。設備を整えたいのです。   

北アルプスの山々とりんごの木しかない、何もない風景だけど、物が溢れ、情報ばかり流れ、どれを信じて良いのかも分からない今、何もない場所それも悪くない物に見えるのではないかと思います。
この場所(安曇野)に今はまだ来られなくても、インターネットを通して一緒にジャム、ジュース、シードルのオリジナルラベルを考えたり、出店販売においてのポップの作成、りんごを使った料理のレシピ等を一緒に考えていければ。私達にない案を頂きたいのです。

私個人の力は小さく、もろいものですが皆で寄り添い支え合って生きていければと思っています。

プロジェクト立ち上げの背景

2023年時点で16品種のりんごを扱っています。
まずお互いの役割分担を決めました。姉夫婦は主に栽培全般、私はイベント、マーケットの出店、通販事業、物流
※ただし花摘み作業、摘果作業、収穫作業は皆で。最優先事項として。

2019年に安曇野のりんごを通じて、もっと生産者と消費者のふれあいをと想い、関東圏中心にイベント計画を練りました。幸いなことにアパレル時代の知り合いの方々がイベント会社を運営していたり、個人で主催されている方もおり、2020年から立ち上げようとし、銀行の融資の話は進んだのですが・・・・・・。
2020年「コロナ禍」
他県でイベントができる状況下ではなくなり、2020年から2022年まで中止せざるを得ず、その間にイベント運営会社、個人でイベント主催されていた方も倒産、廃業、なかには連絡がつかなくなってしまった方もおられました。

2023年より自力で会場を探し、東京のファーマーズマーケットにリサーチも含め、出店させて頂いたのですが・・・・・その月の収穫したりんご達をお持ちした折「りんごの味なんてどれも一緒でしょ」「りんごっていつ採れるの」「こんなに品種あるんだ、イチゴなら知ってるけど」「紅玉」「秋映」の品種の読み方が分からなかった方「東京のスーパーのりんご、パリッと感がないのよ」とか「このくらいの傷?なんてことないじゃない」とか。消費者の生の声をお聞きできた事大変ありがたく思いました。それと同時に生産者、JA、市場、小売業のりんごのPR不足を痛感したのを今でも覚えています。全国的に最終りんごの収穫は12月、年を越して1月から7月まで食されているのは前年12月の収穫りんご、今保存技術は関係者の努力もあり進んでおりますが、私としては収穫したてのりんご達を食べて頂きたい、生食が食べられない期間は各品種のジャム、ジュースで各品種の個性、美味しさを知って頂きたい、もっと「りんご」を知ってほしい、「りんご」の魅力を伝えたい想いです。甘み酸味といってもそれぞれの品種によって個性があり香りの違いがあります。訳ありりんごをジャムにする、例えば甘みの強いりんごジャムがお好きな方にはそれに合った品種のジャムを、りんごの酸味を強く感じたい方にはそれに合った品種のジャムを、りんご好きの方も、改めてりんごの美味しさをお知り頂く方も、ご満足頂ける商品をご提供できればと思っております。その活動によって生産者側は食品ロスを減らすことができ、消費者の方々は様々な品種のジャム、ジュース、コンポート、シードルのご提供ができます。個人の好みに応じた商品の提供、まさにその人だけのオリジナルを作ることができます。

現在の準備状況

2023年収穫りんご達から作った低糖度ジャム7種類(サンふじから作ったアップルシナモンジャム、名月ジャム、しなのスイートジャム、3品種ミックスジャム、サンふじから作った焦がしカラメルりんごバタージャム、りんごとさつまいものコラボジャム、林檎と人参のコラボジャム)完成しております。

またサンふじりんごから作った飲むりんご酢、しなのゴールドコンポートも出来上がっています。

正品りんご、訳ありりんご、加工品等の販売、1年間は関東圏を中心に48日間イベント、ファーマーズマーケットに出店する、関東圏の次は東海圏、関西圏へと考えていますのでそれらへの準備。

対面販売に向け、ポップや試飲試食用マニュアル準備、食品衛生責任者免許取得(令和元年11月19日)、お酒(シードル)の販売に伴い、酒類販売管理免許(令和5年7月7日更新)を取得しています。

また2019年から現在2024年3月に至るまで、各農園様への取材(現況、状況等)、各小売店舗、高速道路サービスエリアにてのマーケティングリサーチを行っています。

安曇野から関東圏までの移動に関しての渋滞状況、渋滞場所等の検討もしております。

最後になりましたが、今年(2024年3月末から)新しく高密植わい化栽培で100本植樹致しました。
(品種は秋映、しなのゴールド)
今後もさらに品種サンつがる、サンふじを植樹してまいります。

リターンについて

5,000円以下の方々には心を込めたお手紙

1万円以下の方々には心を込めたお手紙と2024年収穫したりんごジャムを2点

3万円以下の方々には心を込めたお礼のお手紙と2024年収穫したりんごジャム2点とストレートジュース(砂糖不使用)2点

5万円以上の方々には心を込めたお礼のお手紙とシードル辛口「安曇野の風」と甘口「あずみ野の香」各1本ずつ

10万円以上の方々には心を込めたお礼のお手紙と2024年収穫りんごのジャム3点とジュース2点、シードル辛口「安曇野の風」甘口「あずみ野の香」各1本ずつの詰め合わせ


スケジュール

2024年5月から関東圏での出店場所の選定

2024年8月後半 クラウドファンディング終了

2024年8月収穫りんごから2024年12月収穫りんごを使って、ジャム、ジュース、飲むりんご酢などの加工品の製造開始とシードルの醸造開始

それに向けて2024年8月から収穫される各農園の規格外りんごの買い付け

8月から関東圏への出店、販売開始

2024年12月から2025年5月にかけてリターン発送開始(シードルの醸造終了に合わせて)


最後に

今農業が抱える悩み、それは日本社会が抱えている問題(高齢化、少子化、過疎化、核家族等々)であると思います。小さな小さな私の力では何も出来ないかもしれません。たいして役にたたないのかもしれません。でもやらないよりやったほうが・・・・・の思いです。
インターネットは便利、現代社会ではなくてはならない物、でも直に顔を見てふれあい話す事の大切さ、それは何よりも私が望むことです。
それが一期一会だとしても。
りんごを通じて生産者と消費者の理解とふれあいが深まり広がっていければと考えています。そして安曇野に訪れる方々が増え、居住も考えて下さる方が多くなってゆけば、少しだけ生まれ育った町(安曇野)に貢献できるのではないかと考えております。
心が疲れている方もそうでない方も安曇野の風に吹かれてみませんか?

10万人?1万人?千人?の方々に分かってもらえなかったとしても、どこかの誰かが共感、賛同してくだされば意味意義があるのかと思います。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 2024年8月収穫りんごから2024年12月収穫りんごで作ります。{訳ありりんご(枝傷、日焼け、色付き不足、小さい、変形等々)} 加工品 仕入れりんご約292カートン 1カートン辺り約18kg✕1,500円(目安)=43,800円 (1カートン辺り買い上げ金額につきましては各農家様と相談の上価格決定します) ※約292カートンはあくまで目安です。(自然環境によって収穫数量は左右されますのでご承知おき下さい。) ジャム容量260g入り 仕上り個数約7,753個 加工料金2,713,550円 ストレートジュース容量720ml 仕上り本数約1,680本 加工料金588,000円 (当方のレシピを基に第三者機関加工所にお願いします)※ジャム、ジュース シードル辛口「安曇野の風」甘口「あずみ野の香」両方とも容量750ml 仕上り本数約645本 製品上り金額967,500円(目安)※第三者機関醸造所にお願いします。 関東圏出店に関して 出店料 1日20,000円(各出店先平均値 駐車場料金含む) 年間48回として960,000円 高速料金(安曇野から東京方面) 1日往復7,000円 年間48回として 336,000円 ガソリン代 1日往復 10,000円 年間48回として 480,000円 合計金額6,483,050円

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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