港の利用者数が激減し、コロナ以降赤字続きの売店。そんなお店を4月から請け負い、営業する決断を下しました。
なぜ、このような挑戦をするのか。
これまでと、これからの話をさせてください。
その昔、松山市の玄関として栄えた三津浜。船に乗って松山に訪れた人が最初に足を踏み入れる三津浜港。その三津浜港フェリー乗り場に唯一ある売店の再活性プロジェクトです。
「三津浜」には、ここ数年国内外から移住された方や、新しいことに挑戦するユニークな方がいます。様々なカルチャーが交じり合い、特別な雰囲気を持つ港町。
そんな三津浜港にある「昔ながらの売店」をリニューアルし、地域の方や観光客が集まり、愛媛や三津浜を感じ、大人から子どもまで楽しめる空間をつくりたい。
そんな想いでプロジェクトをスタートしました。
太平洋戦争後、未亡人により設立された三津浜校区母子会売店ですが、2024年2月に閉店するという事を聞き、最初はなぜ閉店するのかということがただただ気になり、母子会の方達と話をさせて頂きました。
理由はコロナの影響で利用者数の減少による売上の低下、そして母子会販売員の高齢化により閉店をするという事でした。
その時はただ残念という気持ちだけだったのですが、それから後に何度か売店に伺う事があり、
世間話などをしてると、売店に訪れるお客さんたちが「売店が無くなると困る」と話されているのを多く耳にしました。
次第に私の中でふつふつとこの売店を引き継ぎ、再活性することができないかと考えだしました。
三津浜はかつて松山の玄関口として栄えた港町。移動手段が船だった時代には、多くの人が街を行き交い賑わいを見せていました。しかし、列車、自動車、飛行機へと交通手段が変化していくにつれて、人の流れも代わり、お店も減少。
ただ、ここ数年で少しずつ変化してきました。Uターンで地元に戻ってきたり、県外から移住されたり。地元の方がお店を始めることもあれば、国内外から人が集まり、カフェやレストラン、アトリエやブルワリーなど多種多様な事業が生まれています。
このように、少しずつ賑わいを見せてきた三津浜を中心に愛媛産の商品・サービスを集め、地域の方も観光する方も三津浜を楽しめる売店をつくりたいと思います。
では具体的にどのような売店を目指すか。どのような方に来て頂きたいのか。私の中でのイメージを膨らませてみました。
三津浜周辺や港を利用する島の方々へ。
お昼休憩に寄ると、地元の食材をつかった弁当がずらり。仕事終わりに寄ると、今夜の夕食用に採れたての野菜も。そして三津浜産のクラフトビールが飲めたり、家族でアイスクリームを食べたり。ふらっと寄ったら楽しめる空間をご用意します。
三津浜って道も狭いし駐車場も少ないから
…と悩む愛媛県内に住まれる方へ。
この売店に来たら、三津浜産の豊富な商品を楽しめる豊富なラインナップをご用意します。港を拠点に三津浜観光も楽しめます。
県外から観光に来られる方へ。
三津浜だけじゃない、愛媛の名産も沢山あります。お土産にぴったりのお菓子や詰め合わせ、雑貨など愛媛を感じる旬なアイテムをご用意。港を拠点に三津浜観光を楽しめるよう、パンフレットやスタッフ案内も。
以上のように、地域の方の日常に必要な存在、観光する方の非日常に必要なお店を目指したいと思います。
これまでの写真のように、「昔ながらの売店」という言葉がぴったりの現状。設備や什器は50年以上も前のものを使用しており、内装もかなり傷んでいます。地域の方や観光客が集まり、楽しめる空間を作るためにはこれらを一新する必要があります。
資金の使い道
什器導入:120万円
店内改装費(内装):150万円
厨房機器:50万円
看板設置:30万円
水道工事:20万円
シンク:5万円
音響:5万円
広告費:5万円
合計:385万円
以上のように、売店をリニューアルするために多額の費用が必要となります。
【県内支援者様向け】
①三津ノ売店で使えるギフトカード
売店に遊びに来た際にご利用いただけるギフトカードをお送りいたします。
②三津港の乗船回数券10枚分
三津港を定期利用される方におすすめの乗船回数券をお送りいたします。
③提灯orフラッグへの名入れ
店内の提灯orフラッグに、支援者様のお名前(会社名・ニックネームも可)を掲載し、店舗に飾り付けます。
【県外支援者様向け】
①愛媛のお菓子詰め合わせセット
売店で取り扱いしている商品からセレクトし、お送りいたします。
②提灯orフラッグへの名入れ
店内の提灯orフラッグに、支援者様のお名前(会社名・ニックネームも可)を掲載し、店舗に飾り付けます。
6月中旬:クウドファンディング開始
8月中旬:クウドファンディング終了
9月上旬:工事開始予定
9月中旬:工事終了
9月中旬以降:営業再開
(完成イメージ写真)
最後までお読み頂きありがとうございます。この売店をただ引き継ぐだけではなく、末長く継続する為には売上げを増加させていかなければなりません。現状の売店は昔ながらの売店です。私は『昔ながら』も大事にしながら『新しい』売店としてフェリー利用客だけでなく地元住人、三津へ来られる人々にも来て頂ける売店を作りたいと思っています。私たちだけではできない港の活性化に、ご協力いただけたら幸いです。
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2024/09/24 10:24こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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